映画、『紳士は金髪がお好き』の中で、
『Diamonds Are a Girls Best Friend』(ダイヤは女の最良の友)
と歌ったのは、女神・マリリン・モンローだが。
体調の悪い時や、気分が塞ぎこんで仕方のないとき。
確かにダイヤや、それに優るとも劣らない美しいアクセサリーが、
女の味方となってくれる。
ミリアム・ハスケルが造り上げたバロックビーズは美の極致。
細部に至るまで美しい。
それらは、別に身につけずとも、眺めているだけで不思議なパワーを放ち、
小さくともそのきらめきが、わけもわからず、気分を高めてくれる。
そういえば世の中には『パワーストーン』なんてものもあふれているし、
まあ、だからといって、石自体に何かの力があるのかどうかはわからないけれど、
それがどういった形であれ、人に力を与えてくれるには違いない。
おそらくこの部分は、プラチナ&イエローダイヤ&ダイヤという、
最高に互いを引き立てあう組み合わせを模して造ったに違いない。
もちろんこれはガラス玉だが、それにしたって美しい。
キラキラキラと輝いて、光を集め、再び放つ石。
人の手で徹底的に造り上げられ、光を映すガラス玉。
誰かに見られたいとか、見せたいとか、そんなんじゃない。
ダイヤは女の最良の友。
私はブランド物にも興味はないし、もうこれ以上何かを欲しいとは思わないけど。
ただ、手元にあるこれらのものが、ときどき少し、元気をくれるのは確かだ。
キラキラ、キラキラ。