庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

好文亭では梅の花。南崖ではおいしそうな梅の実。

2016年04月12日 | 偕楽園
好文亭料金所前の梅が咲いています。
泰平D4-020 1604110065泰平D4-020 1604110065 posted by (C)雑草
散り始めた花もありますが、
泰平D4-020 1604110036泰平D4-020 1604110036 posted by (C)雑草
まだ蕾もあります。
泰平D4-020 1604110041泰平D4-020 1604110041 posted by (C)雑草
しばらくは楽しめそうです。
料金所前の案内板の隣のこの木です。
泰平D4-020 1604110042泰平D4-020 1604110042 posted by (C)雑草


好文亭内の輪違い(思いのまま)も花が残っていました。
思いのままD2-021 1604110043思いのままD2-021 1604110043 posted by (C)雑草
奥御殿の角の江南所無にも花が残っていました。
江南所無D1-067 1604110050江南所無D1-067 1604110050 posted by (C)雑草

南崖の洞窟近くでも梅の木に花が咲いているかに見えました。
梅花?1604110027梅花?1604110027 posted by (C)雑草
でも、花柄が長いです。疑問に思って望遠で見ると。
梅花1604110026梅花1604110026 posted by (C)雑草
桜の花が梅の木に引っかかっていました。

藤棚の近くの品字梅の実がなっていました。
品字梅1604110032品字梅1604110032 posted by (C)雑草
品字梅はひとつの花に雌しべが複数本あることが多く、一箇所(1本の花柄)に3個の実がなっていることがよく見られます。この3個の実が品の文字に見えることからの名前です。
品字梅1604110028品字梅1604110028 posted by (C)雑草
品字梅は八重咲きの花梅で実はおおきくならないが、座論の場合は同じように実が3個つく場合が多く、実も大きくなります。それで、品字梅のことを花座論、座論を実座論ともいいます。なぜか今年は座論の実つきが悪く実がほとんどついていません。

ひとつの花に雌しべが複数本ある梅はほかの品種でもよくみられます。特に南崖の塒出錦は実がカラフルでおいしそうな実をならせています。
塒出錦C4-101 1604110081塒出錦C4-101 1604110081 posted by (C)雑草
塒出錦C4-101 1604110088塒出錦C4-101 1604110088 posted by (C)雑草
塒出錦は枝も美しく、葉も斑入りです。

俳人正岡子規が偕楽園に来た時の情景を思い出して詠んだ俳句の句碑とその案内板に、句意と同じ影絵を見ることができます。
  崖急に梅ことごとく斜めなり  子規
句碑影絵1604110025句碑影絵1604110025 posted by (C)雑草
影絵ですから時間とともに変化しています。今日見た案内板は細い枝だけでした。
句碑のほうには太い斜めの陰がありました。
句碑影絵1604110094句碑影絵1604110094 posted by (C)雑草
この句碑の後ろにはスイセンの花が咲いています。そして一流という梅の若木が植えられています。

見晴広場の左近桜の雄姿です。
左近桜1604110077左近桜1604110077 posted by (C)雑草
樹齢はおおよそ60年。健康優良樹に選定されています。
好文亭から見晴広場を見下ろします。右側が左近桜です。
左近桜1604110061左近桜1604110061 posted by (C)雑草
花追い橋を見下ろすと、沢渡川の堤に八重紅枝垂が満開です。
花追い橋八重紅枝垂1604110062花追い橋八重紅枝垂1604110062 posted by (C)雑草

南門手前の水路ではミツガシワが咲き始めました。
ミツガシワ1604110023ミツガシワ1604110023 posted by (C)雑草
ミツガシワ1604110021ミツガシワ1604110021 posted by (C)雑草

オニグルミの雄花が間もなく咲きます。
オニグルミ1604110015オニグルミ1604110015 posted by (C)雑草
赤い葉の中のなかからは雌花が出てくると思われます。

ヤドリギのついたエノキの向こうに偕楽園本園の桜が見えます。
ヤドリギ1604110016ヤドリギ1604110016 posted by (C)雑草
この上のヤドリギには実がなっています。
ヤドリギ1604110018ヤドリギ1604110018 posted by (C)雑草
下のヤドリギには花がありました。
ヤドリギ花か1604110019ヤドリギ花か1604110019 posted by (C)雑草

千波湖畔のD51駐車場の奥の広場では好例の市民植木まつりがゴールデンウィークまで開催されています。珍しいヤマツツジの蕊咲き、キンシベが売られていました。
キンシベRhododendron kaempferi 'kinshibe'1604110001キンシベRhododendron kaempferi 'kinshibe'1604110001 posted by (C)雑草
花弁がなくて、萼のなかには雄しべと雌しべだけです。
キンシベRhododendron kaempferi 'kinshibe1604110003キンシベRhododendron kaempferi 'kinshibe1604110003 posted by (C)雑草

コメント (2)
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