庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

9月上旬に庭で咲いてくれた花たち

2016年09月13日 | 庭の花たち
9月に入ると急に秋らしくなってきました。9月に咲く花の続きです。
先の「9月初旬に咲いた花たち」ではカラタチの返り咲き、早朝のキカラスウリの花、ムラサキオオハンゲの花、アキチョウジとヒキオコシの中間のような花、ウスイロツユクサの花、サルスベリの木肌の剥がれ、シュウカイドウ、センナリホオズキ、タケシマイワラッキョウの花、ミヤマガマズミの実、ヒガンバナの花芽、カラスウリの花をとりあげました。
今回の最初はイワギボウシの開花です。
イワギボウシ1609060025イワギボウシ1609060025 posted by (C)雑草
9月6日にイワギボウシの花芽を発見しました。
イワギボウシ1609090010イワギボウシ1609090010 posted by (C)雑草
9月9日真っ白な花茎が伸びています。
イワギボウシ1609120007イワギボウシ1609120007 posted by (C)雑草
9月12日に一番花が咲きました。8月前半の高温で雨量ほぼ無しの乾燥状態が悪影響して、花茎が極端に短くなりました。

ヒュウガギボウシラシャバ1609080045ヒュウガギボウシラシャバ1609080045 posted by (C)雑草
ヒュウガギボウシとイワギボウシラシャバの交配と思われます。ヒュウガギボウシの特徴のひとつは蕾が鳥のくちばしのようだということです。たしかに蕾は他のギボウシとは違うようです。開花は9月後半になります。

ヒヨドリジョウゴ1609080042ヒヨドリジョウゴ1609080042 posted by (C)雑草
ヒヨドリジョウゴが盛んに咲いています。

ホソバヒイラギナンテン1609070017ホソバヒイラギナンテン1609070017 posted by (C)雑草
ホソバヒイラギナンテン1609070016ホソバヒイラギナンテン1609070016 posted by (C)雑草
ホソバヒイラギナンテンはスズメバチの大好物です。まだスズメバチの飛来がありませんが、間もなくこのホソバヒイラギナンテンの蜜を求めて飛来することでしょう。昨年は電撃蚊取りネットで確認できたものだけでも77匹も撃墜しました。今年は雑草の視力も衰えて撃ち損じも心配です。

マキエハギ1609080080マキエハギ1609080080 posted by (C)雑草
マキエハギは長い間咲いています。

マメアサガオ1609080034マメアサガオ1609080034 posted by (C)雑草
マメアサガオは毎朝咲いています。

ムサシアブミ1609070015ムサシアブミ1609070015 posted by (C)雑草
ムサシアブミの実はオムスビ型です。秋が深まると真っ赤に色づくのが楽しみです。

アカバナ1609090005アカバナ1609090005 posted by (C)雑草
アカバナもこのところ毎年咲きます。

ヒガンバナ1609090008aヒガンバナ1609090008a posted by (C)雑草
9月の花と言えばやっぱりヒガンバナです。庭のヒガンバナはおおよそ10カ所にありますが、一番は例年通り築山の北側の第1群です。
ヒガンバナ第1群1609130005ヒガンバナ第1群1609130005 posted by (C)雑草
第1群は築山の北側で今日現在30本超の花芽がでてきています。
ヒガンバナ第2群1609130007ヒガンバナ第2群1609130007 posted by (C)雑草
ヒガンバナ第2群1609130008ヒガンバナ第2群1609130008 posted by (C)雑草
第2群は築山の南側の草むらの中で先頭の蕾が赤くなりはじめたばかりです。まだ花芽を出さない球根もたすうあります。
ヒガンバナ第3群1609130017ヒガンバナ第3群1609130017 posted by (C)雑草
第3群は家の北側です。木陰で冬の日当たりが不十分になったので、今年は花が少ないようです。
このほか7~8カ所いずれも日当たりよく、乾燥しがちな場所のヒガンバナはまだ花芽が全くみえません。

シロバナマンジュシャゲ1609130003シロバナマンジュシャゲ1609130003 posted by (C)雑草
シロバナマンジュシャゲの開花1号です。
シロバナマンジュシャゲ1609120010シロバナマンジュシャゲ1609120010 posted by (C)雑草
一番花に続けとばかり、花芽が4~5本出てきました。
シロバナマンジュシャゲ1609130004シロバナマンジュシャゲ1609130004 posted by (C)雑草
これもシロバナマンジュシャゲの花芽です。このほかシロバナマンジュシャゲは5カ所にありますが全く花芽がみえません。
今年のヒガンバナ、シロバナマンジュシャゲは同じ庭の中でも花芽の出る時期が大幅に遅れているものがあります。ということは長い間花を楽しむことができるということでしょう。
鍾馗様のお出まし1609130011鍾馗様のお出まし1609130011 posted by (C)雑草
鍾馗様のお出まし1609130012鍾馗様のお出まし1609130012 posted by (C)雑草
次は黄色いヒガンバナこと、ショウキズイセンです。ようやく花芽がでてきました。
ショウキズイセンとヒガンバナ(赤花)の交雑したものがシロバナマンジュシャゲではないかと思われています。
花の時期はヒガンバナ、シロバナマンジュシャゲ、ショウキズイセンの順番です。
葉の大きさもヒガンバナ、シロバナマンジュシャゲ、ショウキズイセンの順で大きくなります。
花の色はヒガンバナの赤、ショウキズイセンの黄色、そしてシロバナマンジュシャゲは花弁が黄色みを帯びていて、少し赤色もみえます。
カントウヨメナ1609100022カントウヨメナ1609100022 posted by (C)雑草
カントウヨメナも咲き始めました。カントウヨメナをはびこらせるとたの草花が弱ってしまいます。セイタカアワダチソウほどではないようですが、毒性がはたらくようです。このため、最近はごく限られた場所にしか咲かせないようにしています。
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偕楽園の萩まつり マヤランがまた咲きそうです。

2016年09月13日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
偕楽園の萩まつり開催中です。
1609100037ハギ1609100037ハギ posted by (C)雑草
まだ満開にはなっていませんが、早いハギはかなり咲いた株もあります。
9月15日(木)中秋の名月
9月18日(日)の月見の会は,萩まつりの中で,一番の盛り上がりを見せるイベントです。
好文亭茶会,日本舞踊やキャンドルアートなどの様々なイベントが開催されます。
詳しくは水戸観光協会の案内をご覧ください。
http://www.mitokoumon.com/festival/hagi.html


土曜日はみとちゃんとの撮影会があったようです。
1609100063みとちゃんa1609100063みとちゃんa posted by (C)雑草

1609100034巧詐不如拙誠1609100034巧詐不如拙誠 posted by (C)雑草
東門のお休み場 見晴亭の座敷に掲げられています。
巧詐は拙誠に如かず こうさは せっせいに しかず
巧みにごまかしたり、言い逃れをしたりするのは、つたなくとも誠意を示すのには及ばない
偕楽園の休憩所に掲げられた難読な文字。
この部屋はご自由にお使いいただけます。しばし、向き合っていると心が洗われます。この文は韓非子によるもので、好文亭の茶室の待合に掲げられています。

1609100038ムクゲ1609100038ムクゲ posted by (C)雑草
好文亭に入ると芽も覚めるかというきれいなムクゲの花が咲いていました。

1609100044マヤラン1609100044マヤラン posted by (C)雑草
マヤランはどうかと植え込みの中をみると、本数がふえているようです。実がなっているのもあるのかな。新しく蕾が出てきたようにもみえます。たしか、マヤランは2度咲くと思いました。
1609100046マヤランa1609100046マヤランa posted by (C)雑草
待合の手前の通路のマヤランです。これは蕾ですね。間もなく2度目の開花を見られることでしょう。


1609100049フヨウ1609100049フヨウ posted by (C)雑草
好文亭東広縁からはフヨウの花を愛でられます。

1609100051ツルボ1609100051ツルボ posted by (C)雑草
西広縁のすぐ下にツルボがあります。もう花が終わって実がなっています。参内傘ともいいます。

1609100060マテバシイa1609100060マテバシイa posted by (C)雑草
奥御殿の東側に立派な木があります。名前を調べたらマテバシイでした。公園などではよく見かけるきですが、好文亭内にあると何か別の木かと思ってしまいました。

1609100035水戸八景1609100035水戸八景 posted by (C)雑草
見晴広場の萩の森を通って再び東門の見晴亭に。
水戸八景のことがかいてあるそうです。
内容は次のようなものだそうです。右側に所在地を追記しました。
雪時嘗(かつ)て賞す仙湖の景            水戸市常磐町 偕楽園内
雨夜更に遊ぶ青柳の頭(ほとり)           水戸市青柳町 那珂川万代橋
山寺の晩鐘幽壑(ゆうがく)に響き          常陸太田市稲木 西山研修所内
大田の落雁芳洲を渡る                常陸太田市栄町 市街地東側崖
霞光爛漫(かこうらんまん)たり岩舟の夕(ゆうべ)  大洗町祝町 那珂川と涸沼川合流
月色玲瓏(れいろう)たり広浦の秋          茨城町下石崎 涸沼湖畔
遥(はる)かに望む村松晴嵐の後           東海村村松 村松虚空蔵尊裏手 
水門(みなと)の帰帆高楼(こうろう)に映ず     ひたちなか市那珂湊支所近く
以上が水戸八景です。このうち最初の「僊湖暮雪」の碑が偕楽園見晴広場の南崖にあります。

水戸八景は時代とともに、開発が進み、景色が変わってきて、今ではここが八景かと思われる場所もあります。そんな中で雑草が一番変わらないと思うのが、八景の番外地とも言われているたしか観涛所という海を見晴らす場所です。 ひたちなか市磯崎

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シロバナマンジュシャゲ - 水戸市自宅

2016年09月13日 | みんなの花図鑑
シロバナマンジュシャゲ

シロバナマンジュシャゲ

シロバナマンジュシャゲ

シロバナマンジュシャゲ

花の名前: シロバナマンジュシャゲ
撮影日: 2016/09/13 16:20:11
撮影場所: 水戸市自宅
キレイ!: 12
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