2022年1月21日現在の蕾。まもなく開花の兆し。
先の2022年元旦の時の開花予想は下記の通りでした。
【今年の大の蕾の成長具合は、昨年(2020年)の12月19日の状態とほぼ同じということは約2週間遅れですから、これからも順調に蕾が成長すれば、1月14・5日には開花するでしょう。
続いて中小が数日後に咲いて、1月20日過ぎると5個の花がそろって咲いているのが見られることでしょう。
数年に一度の寒気は今後1週間は居座り、最低気温が今後1週間は続く予想なので、開花はさらに遅くなるかも。】
ということでした。1月21日現在の蕾の様子は冒頭の写真の通りで、いまだに開花せず、開花予想より大幅に遅れそうです。
水戸気象台の朝の最低気温が12月26日から1月9日まで連続15日間も氷点下でした。
3日間プラスになったものの、
1月13日から本日21日まで、また連続で氷点下継続中です。予報では24日まで12日間連続氷点下です。
そのと2日間プラスで、また氷点下が続く予報です。
数年に一度の寒さが来ると12月に発表されましたが、まさにその通りになってしまいました。
台所に置いたオリーブオイルがグリス状になっている朝が何度かありました。オリーブオイルが固まる温度は品質によって違いがあるのですが、今、我が家にあるのは1度か零度くらいかと思われます。また朝、部屋のファンヒーターをつけると、部屋温度が1度くらいになっていることもありました。
パフィオはこのような環境におかれています。
日中は日向に置いておきますが、日中の最高気温が10度を超えたのは1月では20日まででわずかに4日だけです。その10度を超えた日でも、10度を超えている時間は日中の1~3時間程度です。
あまりにも寒い日とか、陽が傾く3時過ぎには廊下に取り込みます。
1月の前半は特に寒さの影響で蕾の成長が足踏みしていました。咲かずに蕾のまま枯れてしまうかと心配していたのですが、今週になってから動き出しました。
元旦の蕾の様子は昨シーズン2020年の12月19日の蕾の状態とほぼ同じだったのですが、
今日1月21日の蕾の様子は2020年の12月24日の蕾の状態とほぼ同じです。
昨シーズンは6日間を要した蕾の成長が、今シーズンは20日間、3倍以上も要したということになります。
いかに我が家が寒むかったかということの証明ですね。こういう環境で育った子供たちはなぜか皆病気になりにくい体質なのですが、寒さに弱いパフィオにとっては死活問題でした。
昨シーズン開花が始まったのは6日後の2020年12月30日でした。ということから、今度の開花予想としては、早くても6日後の1月27日ころですが、昨シーズンの気温と今週から来週にかけての気温を比較してみるとさらに遅れそうです。
それでもこれまでの3倍以上も期間を要したほどではなくて、ほころび始めたので動きは止まらないと考えると、1月末には開花するのではと考えました。遅くとも立春までにはと期待しています。
あらためて最も早く開花するであろう蕾の横顔です。
2番目、3番目に開花するであろう蕾です。
4番目、5番目に開花するであろう蕾です。
これら5個の蕾をすべて咲かせられるかどうかは薄氷を踏むような気持ちです。
これから最も注意しなければならないのは、昨年の失敗を繰り返さないことです。
それは2021年1月30日の夜のことでした。この日はうっかりして、パフィオを部屋に取り込むのを忘れて、屋外に置いたまま、およそ1時間くらい氷点下の屋外に置いたままであることに気づいたのでした。
その時は見た目には問題なさそうだったのですが、花弁が徐々に枯れ始めて1週間もすると重症、危篤状態でした。幸いなことに葉はごく一部が損傷しただけでした。株のダメージはほとんど受けずに今シーズンは5個も蕾が出てきたのでした。
開花する前でもこのような危険は同じことで、特別にパフィオ用の温室のない我が家では注意が必要です。
近所の蘭愛好家はすでに立派な花を咲かせていました。この時期は水を切らせないことも大切ですと教えていただきました。葉の色は緑色でした。我が家のように黄色味を帯びるのは日に当てているためで特に問題はなさそうとのことでした。