10月17日に郵便受けの下の軒先にポリ袋が置いてあった。
表のラベルでは、アマゾンから私宛に送られたことしかわからない。自分で注文してはいないので、誰かの注文品が誤って送られてきたのか?私の住所氏名が書いてあるのが不思議だ。
私の荷物の送るときの常識では、
送り主または注文主名があって 発送者がアマゾン 配達先:私宛 となるはずと思ってしまうので、送り主名無しで荷物が来たことに不安を感じた。
仕方がないので、中味を開けてみたところ、下の紙と冒頭の商品が入っていた。
まずは上半分
どうやらギフトらしい。
内容は
amazon.co.jp
贈り主 私の名前
ギフトをお楽しみください!
どういう意味? アマゾンが私に贈り物をしてくれたのか? いや、贈り主が私になっているではないか。
下半分には以下のように書いてありました。
記号と日付 私の名前 様 (日付は発送日と同じ)
この用紙は出荷明細です。 贈り主 私の名前 様
贈り主
私の郵便番号
私の住所市町村名町名番地
私の名前 様
ご注文日 ご注文番号 発行日 (注文日は発送日の1日前 発行日は発送日に同じ)
数量商品名 種類
1 一つ目の商品明細 販売:販売者名
2 二つ目の商品明細 販売:販売者名
商品の保証書について・・以下略
結局、私の名前しか書いてありませんでした。
下半分の最初の「記号と日付 私の名前 様」がもしかしたら注文主? だとしたら、私が注文した?
いや、私は注文していないから、誰かが私の名義で注文したのか? だとしたら何か嫌な予感がする。
アマゾンへは2年位前に数回注文したことがあるが、アカウントは作らず、コンビニからの現金払いであるから、私の口座からの引き落としはできないはず。裏サイトみたいなもので勝手にアカウントを作って、口座引き落としなどされては困る。
詐欺だとして、私に商品を送っても何の得にはならないわけである。でもこれを皮切りに大量に注文されて、送り先が詐欺主あてにされたりしたら大問題である。
不安もあるが、素直にギフトであるとして考えてみると、私の事情をよく考えて贈ってくれたように思えます。
大きい自動開閉の折り畳み傘
これは、私が家内の散歩のとき大変重宝するものである。毎日の散歩は少々雨が降っていても、散歩中に降雨予想があるときにも出かけており、降れば相合傘で、それも私は半身が濡れるような状態です。ですから降りそうなときは、雨傘を刀を腰に差すようにバンドに差して出かけます。大きくて、折り畳み、自動開閉とは嬉しい限りです。
電気マット
これはパソコンに向かう時間が多く、隙間風の入ってくる我が家では、寝る前に足が冷えてしまい、布団に入っても数時間は足が冷たかったりするので、これもうれしい限りです。
このように私の事情をよく知っていてくださる方が贈ってくださったと考えると、あの方かな、この方かなと、心優しいたくさんの方を思い浮かべてしまいます。甘えるつもりは毛頭ありませんが。
そこで、ネットでこのような事例があるかと調べてみましたら、やはりありました。でも確かに危ないことを書くほうがかきやすいですから、多くの場合は詐欺などが心配だと書かれていました。
【Amazonから荷物が届きました。普通に配達員から受け取り、ダンボールを開封したのですが、中に入っていたのは身に覚えのない商品でした。慌てて中に入っていた明細書の紙を見てみました。贈り主は自分でした。
贈り主 〒・・・ー・・・・ 私の住所 私の名前
梱包の外側のラベルの送り元はAmazonです。Amazonで購入するいつもの通りです。
発送ミスかともおもいました。Amazonは贈り主を知らせたくないギフトの場合もあるので、問い合わせても教えてくれないらしいです。
後日知人からと分かったので安心しました。】
最初に「私の荷物の送るときの常識では、送り主または注文主名があって 発送者がアマゾン 配達先:私宛 となるはずと思ってしまう」と書きましたが、アマゾンへ注文した時には、発送元アマゾンと、配達先の住所氏名しかないわけです。ギフトのように、注文主あてに送らない場合もです。それでも、ギフトの場合は贈り主名(注文主)を表示することができるようですが、そのような手続きを無しに注文してしまう場合が多いようです。このようなことがあってもわかるようにするには、コメント欄に、単に「ギフトをお楽しみください」などと書くのですが、ここに贈り主の名前やニックネームを書き添えるのがよいそうです。
さて、私はこの贈り主不明の荷物をどうしようか。20日ほど様子を見て問題なければありがたく頂戴しましょうか。
一抹の不安はあります。でも、私のことを思っていてくださる方がいるのですから、その方が吟味して選んでくださったのです。その方のご恩を無にすることはできません。
追記
ネットで類似のことを検索していて、これは似た商品を扱っている業者Aが、新規参入してきた業者Bの参入を諦めさせるためにしている、いやがらせではないかと思われてきました。以下はちょっと不正確ではあるが、内容概略は以下のようであるらしい。
① AはBの商品をギフト扱いで裏サイトで入手した名簿(私の名前など)当てへのギフトとして大量に注文する。
② ギフトとしてアマゾンから発送されるとき、日本の宅配便などでは、送り主はAである。ところが、アマゾンの場合は、送り主は売主アマゾン。受取人は注文主である。
③ ギフトの場合も送り主はアマゾンで、受取人は贈与先となり、注文主Aの名前を受取人はわからない。贈り主には受取人名が記載される。
④ 贈与を受けた受取人は、自分が自分に贈り物をしたことになる伝票を見て、自分は注文していないのに誰が私に成りすましているのかと考えてしまう。
⑤ そこで受取人は気持ち悪いので、返品するケースが多いようです。
⑥ 返品されると、この注文はなかったことになり、業者Bは売り上げは無しで、送料等の負担だけが生じる。
⑦ 返品されない場合は業者Bの売り上げとなり、業者Aは商品代を支払うことになります。
⑧ 上記の⑥が多ければ業者Bは売り上げがないのに、費用ばかり発生するし、あまりにも返品の多さに、参入を諦める。
このような業者間のいやがらせもあるようです。
⑨ もしも、このケースであったとしたら、贈与を受けた私は品物を受け取っても、代金の支払い等はなくて済むわけです。
⑩ とはいうものの、万一にも私のクレジットカードなどを悪用したとすれば、悪用者は同じ手口でもっと値段の張る品物を注文し、受け取ってしまうことも可能なわけです。くれぐれも自分の口座から身に覚えのない引き落としがないか注意する必要があります。
詐欺や誤送なら、困られますものね。