今年はアオノイワレンゲがとても元気です。
アオノイワレンゲ花期待170702002 posted by (C)雑草
右側の緑色の濃いほうは茎が伸び始めたようです。塔が立って花が見られそうです。
太いランナーを出して子株を増やそうとしています。左側のランナーは赤味を帯びています。葉の色も右に比べて明るい緑色をしています。また葉の形状としては葉先が右側のようには尖っていません。
両者にどんな違いがあるのか続けて観察してみます。
アオノイワレンゲ花期待170702001 posted by (C)雑草
ランナーを鉢の中に収めようとしたので、鉢の中が混み合っています。1本だけ自由に伸ばしたのが右側にはみ出しています。
ネットには「良く似た植物にコモチレンゲがあり、アオノイワレンゲが地下から枝を出して幼苗を付けるのに対して、コモチレンゲは、葉の基部から多数のほふく枝を出して幼苗が付きます。」と説明されているのがあります。 このネットの説明通りだとすると、これはコモチレンゲということになるのかなと思います。
ところが、ネットでコモチレンゲを検索してみますと、多くのものが葉の色がこのように濃い緑色ではなく灰色っぽいものです。その色は上の写真で同じ鉢に植えてあるヒダカミセバヤや、左奥の鉢のイワレンゲの葉の灰色がかった色に似ています。
それでこの緑色の葉をしたものをコモチレンゲとするには躊躇しています。
また北海道の同じ場所のイワレンゲをある方はアオノイワレンゲとし、他の方はコモチレンゲとしていることがありますので、恐らく同じものを別品種名で呼ぶという混乱があるようにも思われます。
この混乱を整理するような以下の論文がありました。
北海道大学 大学院農学院 修士論文発表会(2016年2月10日)の「北海道産イワレンゲ属 Orostachysの分類学的再検討」によると「コモチレンゲをアオノイワレンゲの異名とし,レブンイワレンゲを独立種とする見解が新たに示唆された。」とありました。
ということで、これはアオノイワレンゲとしておきます。
アオノイワレンゲ花期待170702002 posted by (C)雑草
右側の緑色の濃いほうは茎が伸び始めたようです。塔が立って花が見られそうです。
太いランナーを出して子株を増やそうとしています。左側のランナーは赤味を帯びています。葉の色も右に比べて明るい緑色をしています。また葉の形状としては葉先が右側のようには尖っていません。
両者にどんな違いがあるのか続けて観察してみます。
アオノイワレンゲ花期待170702001 posted by (C)雑草
ランナーを鉢の中に収めようとしたので、鉢の中が混み合っています。1本だけ自由に伸ばしたのが右側にはみ出しています。
ネットには「良く似た植物にコモチレンゲがあり、アオノイワレンゲが地下から枝を出して幼苗を付けるのに対して、コモチレンゲは、葉の基部から多数のほふく枝を出して幼苗が付きます。」と説明されているのがあります。 このネットの説明通りだとすると、これはコモチレンゲということになるのかなと思います。
ところが、ネットでコモチレンゲを検索してみますと、多くのものが葉の色がこのように濃い緑色ではなく灰色っぽいものです。その色は上の写真で同じ鉢に植えてあるヒダカミセバヤや、左奥の鉢のイワレンゲの葉の灰色がかった色に似ています。
それでこの緑色の葉をしたものをコモチレンゲとするには躊躇しています。
また北海道の同じ場所のイワレンゲをある方はアオノイワレンゲとし、他の方はコモチレンゲとしていることがありますので、恐らく同じものを別品種名で呼ぶという混乱があるようにも思われます。
この混乱を整理するような以下の論文がありました。
北海道大学 大学院農学院 修士論文発表会(2016年2月10日)の「北海道産イワレンゲ属 Orostachysの分類学的再検討」によると「コモチレンゲをアオノイワレンゲの異名とし,レブンイワレンゲを独立種とする見解が新たに示唆された。」とありました。
ということで、これはアオノイワレンゲとしておきます。
雑草さんの研究熱心なところは、いつもいつも驚きます。こちらまで、楽しくて、ワクワクして期待して、読ませて頂いております。
今日、相変わらず、水撒きをしていたら、雑草さんのブログ愛読者に、声をかけて頂きました。「正面から見るのは、初めてですか?」そんな会話がありました。
常に前向きの吉田様の後ろ姿を追うのが精いっぱいの雑草です。今度は正面からのお姿を撮らせてください。