庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

クリスマスローズの霜焼

2010年01月13日 | 野草を訪ねて

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真っ白い花のクリスマスローズにひと目惚れして入手した。花が老けるにしたがって黄緑色に変化するし、花は上向きで微笑みかけているよう。ということで衝動買いしたもの。

このところの寒さで霜焼になったのか、白い花が赤味をおびて、しかも花弁が傷だらけ。若くて白い花ほど痛みがあって、赤味も多くなっている。(右)

少し黄緑色がかっていたが、まだ白が残っていたのも少し赤味がついてきた。(左) 老けてすでに黄緑色になったのはそれほどではない。(上)

明日の朝の予想最低気温は-6℃。明後日も同じく-6℃で、その後も-4℃くらいと4日ほど寒い朝が連続する。果たしてどんな色に仕上がることでしょう。

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メジロ

2010年01月12日 | まち歩き

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秋の実りの時期が終わって、野鳥たちは餌が乏しくなったのでしょう。メジロたちが群れを成して庭に来ています。餌を探すのに夢中で、若干警戒心を解いたのか、ミツマタなどの背の低い木にも来ています。そして、また今日はバケツの水を飲んでいました。先日は植木鉢の受け皿の水を飲んでいました。更に、キジバトですが、木の葉にたまっているわずかな水を飲んでいました。

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紅難波

2010年01月11日 | 偕楽園公園

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やや遅咲きであるが、なぜか猩猩梅林と窈窕梅林で咲きはじめている。外側の花弁は丸型で、内側は凹んだり波打ったりしています。ふくよかな感じのよい花。香りは弱いほうだとのこと。

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月の桂

2010年01月11日 | 偕楽園公園

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偕楽園の拡張部の猩猩梅林と窈窕梅林では、白難波、水心鏡、紅難波、御所紅などが咲き始めて、穏やかな日には梅の香も楽しむことができるようになりました。春が一足早くきたようです。窈窕橋のすぐ南側には緑色の蕾の月の桂がもう少しで咲きそうです。

普通の梅は蕾のときは赤味をおびているものです。これは蕾のときに花弁を覆っている萼の色が赤茶色をしているために、白梅でも蕾のときは赤っぽく見えるためです。

ところが六名木の月影やこの月の桂は萼の色が緑色です。新しい枝も緑色をしていて、これらを青軸性といいます。花色は緑色の萼が花弁の隙間をふさぐので、まったく赤味のない青白い白で、さらに5弁の花びらがきちんと整って咲きます。

「月影」と「月の桂」は非常によく似ているので私は区別できません。萼片の外側についている苞が開花後も花梗に残っているのが月影とされるということです。

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虎の尾

2010年01月08日 | 偕楽園公園

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偕楽園の「虎の尾」が咲き始めました。今年は寅年で偕楽園でもいつもより注目されるのではないでしょうか。六名木のひとつで、本園には竹垣で囲った大きい木があります。古木というほどではないが凛とたっています。咲き出したのは御成門の左手(杉林側)の若木です。樹高1-2mの若木のほうが早く咲く傾向があって、数年前まではもう1本早咲きであったが、今年は大人の仲間入りをしたのかまだ咲く様子はありません。それでも大きな木よりは先に咲くと思われます。下の画像は同じ梅の木ですが昨年のものです。

虎の尾の名の由来についてはよくわかりません。しべの曲がり具合が虎の尾に似ているのかもしれませんし、旗弁を虎の尾に見立てたのかも、あるいは蕾のときの萼の模様か、枝ぶりを虎の尾に見立てたのかもしれません。

桜にも同じ虎の尾という名の桜があって、やはり名前の由来はいろいろあります。会津美里町の虎の尾桜の名前については「樹幹を虎が横たわる姿にたとえる説」と、「花は淡紅色の八重で、オシベの先端だけ花弁化したものから細長い花弁が突き出ている。そのさまを虎の尾に見立てて名づけられたのであるとする説」があります。また「大輪八重咲きの虎の尾は長く伸びた枝に花が密集して咲く様はまるで虎の尾のようだ」ということです。「花は白色で花梗短く枝に咲き縞模様が虎の尾の如く珍しい桜。」というのもあります。そして私がある農学博士からお聞きしたのは、「枝に小枝だ並んで出ている様子を虎の尾に見立てている」とのことでして、梅の木も同じ枝ぶりのものを虎の尾と言うとのことでした。

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上向きのクリスマスローズ

2010年01月07日 | 庭の花たち

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花屋さんで真っ白い花を上向きに咲かせていたので思わず買ってしまいました。わたしを見つめて微笑みかけているようでしたから。

でも後から出てきた蕾は下向き加減です。なぜ?これが本当に上向きに咲くのかちょっと疑問に思えてきました。なぜって、上向きに咲く品種は少ないので人気があるようですから。

そこで下向きに咲く花を上向きに咲かせるにはどうすればよいかと考えました。もともと下を向く性質があるのですから、蕾が上がってくるころに鉢をさかさまにしておいたらどうだろうか。
または鉢の下側から光線を当てたらどうだろうか。

たぶんそういうようなことをしたのではないかと考えたのは、一部の葉がやけに下向きになっていたからです。クリスマスローズは天地がひっくり返ったと思い葉を下むきに、花を上向きにしたのではないでしょうか。でも遅れてあがってきた一個の蕾は下向きだったので花弁(正確には萼)をちぎられてしまいました。店に並んだときに下向きがバレないために。?

そのちぎり方が中途半端だったために虫に食われたような咲き方をし始めました。そして、その後、さらに遅れて出てきた蕾は下向きです。やっぱりお前は下向きだったんだ。いや、クリスマスローズを責めているのではありません。やっぱり下向きのほうがクリスマスローズらしい。無理して背伸びすることはないよ。

201903追記 やっぱりこのクリスマスローズは下向きに咲き続けています。 このクリスマスローズはこのブログの株で、今年(2019年)も下向きに花をつけています。 花屋さんの店頭にいたときだけ上向きに咲くように仕向けられていたのでした。 やはり受け咲きクリスマスローズは幻の花なのでしょうか。 カタログの花を見ると、上向きの花がけっこう多く見かけます。もし、本当に上向きに咲くのだったら、「受け咲き」とカタログに書いているはず。書いてないということはやはり店頭にある時だけの上向きなのでしょう。
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フキタンポポ

2010年01月05日 | 庭の花たち

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この時期に黄色い花といえば福寿草ですが、実際はまだ咲いてはいません。ちょっと見で似ている黄色い花でよく見かけるのがフキタンポポです。これもこのシーズンには咲かないと思います。昨年も買って庭に植えておきましが、花は次々と咲いても葉は出てきませんで、根が少ないためかそのうち枯れてしまいました。

 なんとか根づかせたいと思い今シーズンも買いました。まず気づいたことは、鉢の土がカチカチに凍っていることでした。たぶんまだ店に並べて間がないのでしょう。これは、この時期に咲かせるために、蕾がある程度大きくなって咲くばかりとなったものを、冷凍して蕾の成長をストップさせたのだと思います。そして、店に並べてある間に解凍されて、蕾が開き始めるということでしょう。

 さて、このフキタンポポを根づかせるにはどうしたらよいでしょうか。正解はわかりません。株を見たところ、タンポポのような太い根が途中で切られています。そしてヒゲネも少ししかなく、それも先が切られています。フキタンポポは寒さにも強そうだし、性質も強く、普通に根があれば簡単に根づきそうであるが、ここまで根を切られてしまっては、花を咲かせるだけで精一杯であろう。

植木屋さんにフキタンポポは栽培は比較的簡単だと思うが、昨年も根づかなかった。どうしたらよいでしょうと聞いたところ、乾燥気味に管理して発根を促せばよいだろうとのことでした。そこで、水はけのよい土に植えて、水遣りも控え目にすることにしました。果たして発根して根づくでしょうか。

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偕楽園記の碑

2010年01月05日 | 偕楽園公園

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偕楽園の由来や造園の趣旨などについて記された石碑が東門からまっすぐ進んだ突き当りにあります。説明文は次のとおりです。

碑文は、自然の仕組みを重んじて人は仁義礼智の道をひろげ、常に礼法、音楽、書道などを学ぶことが大切であること、また、このすぐれた景勝地を選び梅を植え、好文亭、一遊亭を建てたが、この公園は自分ひとりのものではなく領内の人々が学問や武芸を学んだあとで余暇を利用して休息し、心身を養うところであることを明らかにしています。

偕楽園を作ったのは九代藩主斉昭公で、最後の将軍慶喜のお父さんです。

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キチジョウソウ

2010年01月01日 | 庭の花たち

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キチジョウソウの花が咲くとよいことがあるということです。昨年も花が咲きました。そして、一昨年咲いた花に見事な実がなりました。こうして昨年は花と実とを同時に見ることができました。この実は一昨年の花が稔ったものです。フォトノマでは十両、百両、千両、万両の実をアップしました。さらに、ヒメリュウ・キンカ・の芽をアップして、新年早々お金のことばかりです。でも、本当のよいことはお金では買えないですね。今年もお金では手に入れられない幸せを感じられる一年としていただきたいです。

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