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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

第4回「日の丸・君が代」問題等2013全国学習交流会の案内

2013-06-06 11:24:10 | 渡部通信
メール「渡部通信」より、後半の全国学習会の案内を掲載します。
 
全国から集う!全国で闘う!
 
第4回「日の丸・君が代」問題等 2013全国学習交流会 
       
8月25日(日)  学習交流集会( 夜 交流集会)
8月26日(月)  文科省交渉・ 最高裁要請行動
 
<場所> 日比谷図書文化館地下ホール
<内容> 
8/25(日〉・学習際交流集会
10時 開場
10時20分~ 12時30分
Ⅰ 関東からの報告
Ⅱ 全国からの報告
13時 30分~16時 30分
Ⅲ 討論
・「日の丸・君が代」問題等の状況と反対の闘い、等
・交流集会 場所未定
17時00分~19時30分
       
8 /26 (月)
・文科省交渉  10時 衆議院第2議員会館前集合
・最高裁要請行動 予定
 
<資料代> 500円
<主催>「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会実行委員会
 ( 呼びかけ団体)
   「日の丸・君が代J強制反対予防訴訟をひきつぐ会、
   再雇用拒否撤回第二次訴訟団、「君が代」 強制解雇裁判をひきつぐ会、
   東京・教育の自由裁判をすすめる会、「君が代j 不当処分撤回を求める会、
   河原井さん・根津さんらの「君が代」 解雇をさせない合、
   東京都障害児学校労働組合、アイム8 9東京教育労働者組合、
   「日の丸・君が代」強制に反対し子どもと教育を守る会( 都教組八王子支部) 、
   板橋高校卒業式事件から「表現の自由J をめざす会、
   「日の丸・君が代」 法制化と強制に反対する神奈川の会、
   千葉高教組「日の丸・君が代」対策委員会、
                               (以上 12団体、 2013.6.6.現在)
 
第4回「日の丸君が代」問題等 全国学習・交流集会への参加を呼びかけます
 
今年も第4回、全国大会を企画しています。全国からの参加を呼びかけます。
▼「日の丸・君が代」攻撃と闘い続けてきている私たちを取りまく教育と政治の情勢は、
この1年間で新しい段階に入りました。「日の丸・君が代」関連訴訟は、2011年5月~12年2月までに一連の最高裁判決が出されました。「日の丸・君が代」を強制する「10.23通達」と「職務命令」を「個人の思想および良心の自由を直ちに制約するものと、認めることはできない」と、そこに違憲性はないとする不当な判断がなされました。このことは、教育現場への行政権力の不介入を原則とする、戦後教育法体系を否定するものです。
 また、 2012年1月16日の判決では、裁量権の逸脱・濫用による減給以上の加重処分を不適法としました。しかし、この点における最高裁判決も大きな問題を残しています。停職処分の1人の原告に対して、現場の秩序を乱したとして処分適法としたのです。このことはその個人によって処分が恣意的に適用される可能性を残すこととなり、最高裁判決の暖昧性を示すこととなっています。
  その矛盾が本年、 4回処分者に対して都教委が減給の懲戒処分を出したこととなって現れました。
 
▼この一連の最高裁判決はその後に大きな影響を与える結果となっています。その第一は、全国の学校においては「儀式教育」ともいうべき厳粛と秩序の教育が強化されてきていることです。第二は、大阪の橋下・維新の会にみられる「日の丸・君が代」強制を基盤にした教育全般(一般行政をも含む)に対する管理と統制の強化です。このことは、最高裁判決の結果、儀式の教育が強化される方向性が
 全国的に普遍化していることを意味しています。第三は、権力による教育への攻撃は、道徳教育や愛国心教育など新たな攻撃の段階に入っていることです。安倍政権の教育再生実行会議を中心にした教育の内容は、自民党の「憲法改正草案」で示されている「天皇を戴く」国家に従順な国民の育成を強化しようとするものです。
 今や、教育への攻撃は全般にわたっています。しかし、「日の丸・君が代」は教育のあらゆる攻撃の根本です。これへの闘いなくしては教育のいかなる攻撃も乗り越えることはできないと言えるのです。
 
 ▼本年2月11日、大阪で全国集会が開催され、新しい教育運動の全国ネットワークの呼びかけがありました。
  私たちはこの呼びかけに賛同するものです。現在、教育労働運動は大阪の維新や安倍の右翼的教育体制との闘いが不十分になってきています。教育を変質させようとする攻撃に対して闘いを再構築させるためにはこのネットワークは不可欠です。そうした視点の下、私たちは今回の全国集会への参加・賛同を呼びかけます。
 
 <集会賛同の手続き方法>
 ・賛同金は、団体一口 2000円、個人一口 1000円です。
  ア、郵便振替にてお申し込み下さい。
 ・口座番号は  00110-5-449424、加入者名は「全国学習・交流集会Jです。
 ・通信欄に、全国学習・交流集会賛同金および氏名の公表の可否を書き添えて下さい。
  イ、以下にご記入の上、実行委員にお渡し下さい。
          
第4回「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会実行員会
 
 ーーーーーーーーーーーーー切り取り線ーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 ● 2013「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会に賛同します。
 
 賛同金:(  )口(       )円
 
 <個人> 氏名(               ) 氏名公表:可・不可
        TEL(               )
 
 <団体> 団体名(                          ) 団体名公表:可・不可
        代表者(               ) TEL(               )
 
**************************************************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/

「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
htt
p://homepage3.nifty.com/hinokimi
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 橋下徹の今~水に落ちた犬を撃て~渡部通信より

2013-06-06 10:53:21 | 渡部通信

お馴染みの渡部通信を今回は、前編は橋下徹大阪市長に対する問責決議案を巡って等の政治状況に関するコメントを、後編は第4回「日の丸・君が代j問題等 2013全国学習交流会の案内、二つに分けて掲載します。 

        
 
 
5月30日、大阪市議会で、
自民、民主系、共産が提出した橋下大阪市長の問責決議が、
公明が一転して反対に回り否決された。
市民不在、党利党略に基づく公明党の裏切りとしか言い様がない。
 
「水に落ちた犬を撃て」という言葉がある。
撃ち損じれば、助かった犬がまた獰猛になって人々に
襲いかかってくるからである。
その後の橋下のツイッターなどを見ると
まさにその通りである。
 
自己の問題発言を自分勝手に捻じ曲げ、論点をすり替え、
正しく報道したマスコミの方を攻撃している。
また、あたかも自分こそ世界の女性の味方のような論調である。
 
外国特派員協会での会見(5月27日)で見られた、
彼のアメリカへの卑屈な態度は、
6月3日に、
オスプレイの訓練の一部を大阪府八尾市の空港に受け入れる、
と突然表明したことにもよく表れている。
地元になんらの打診もないまま、
地元の市長でもないのに、である。
彼は完全にアメリカの〇になりさがったのであろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
5月3日、野中広務元官房長官は、
中国共産党序列第5位の劉雲山氏と北京で会談し、
尖閣諸島問題について、
 「(1972年の)国交正常化時に、両国の指導者の間で
 棚上げするとの合意があった」、
と述べた。
 
それに対し劉氏は、
 「現在の日中対立の責任は日本にある」、と指摘、
 「両政府間の対話で解決したい」、
とも表明した。
 
しかし、これに対し自民党政権は(民主党政権もだったか)、
「領土問題は存在しない」として、
一貫して問答無用の態度をとり続けようとしている。
 
しかし、劉氏も言うように、
今回の問題は石原前都知事の尖閣購入問題と、
野田内閣による国有化によって、発生してきたのである。
言ってみれば、「棚上げ状態」だったのを、
日本が一方的に踏みにじったのである。
 
したがって、ここに来てなお、
自民党政権が「領土問題は存在しない」という問答無用の態度を取り、
「対話」にも、歩み寄りにも応じないのであれば、
日中関係はさらに悪化し、武力衝突の可能性さえ起きてくる。
 
野中・劉会談は、行き詰った日中関係を打開する
大きな指標となるべきであろう。
 
こうした状況下、6月7~8日にはアメリカで米中首脳会談が開かれる。
果たしてどのような結果が出るか。
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