グループZAZA

「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

「子どもの声を社会へ………子どもオンブズの挑戦」

2012-10-24 17:07:22 | 集会案内

※グループZAZAの心強い応援団の一人笠松さんからの呼びかけです。

 

大阪市ネット「わくわくセミナー」第2回
  

   「子どもの声を社会へ------子どもオンブズの挑戦」

○ 2012年11月4日(日) 午後1:30~4:30

○ 会場 大阪市立浪速(なにわ)区民センター・第1会議室(地下鉄千日前線「桜川」駅南へ徒歩10分)
(06-6568-2171)

○ 講演  桜井 智恵子 さん
(大阪大谷大学教授)
(川西市子どもの人権オンブズパーソン前代表)
(岩波新書「子どもの声を社会へ」[2012年2月刊] 著者)

○ 参加費 無料

□ 桜井さんは、岩波新書の「あとがき」をこう始めている。
「『今の大阪は「できる人」にばかりスポットが当てられている。「できない人」は根こそぎつぶされてしまう。いったい、この強力な流れをどうしたものだろう。途方に暮れてしまう・・・・・。』 学外の会議で、ある参加者がつぶやいていた。」

□ 「兵庫県川西市の『子どもの人権オンブズパーソン』は、子どもの小さな声に耳
を傾け、関係者をつなぎ、問題解決を図り、時には制度改善にまでつなげる。この希
有な公的制度の中で、子どもたちの息詰まる状況をつぶさに目にしてきた著者」(表
紙裏の紹介より)に、問題解決の可能性を語っていただきます。
どなたでも、ご参加ください。

よびかけ・主催 子どもたちの人権と教育を考える大阪市ネットワーク
(事務局 090-1914-0158[笠松])

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第3回「山田先生を支える会」の案内

2012-10-24 15:57:49 | 集会案内

 ※第3回「山田先生を支える会」の案内を掲載します。多くの方々にお越しいただければ幸いです。

 

グループZAZAの一員山田肇さんは、今春の卒業式「君が代」]斉唱時不起立のため処分され、それだけにとどまらず、再任用が内定していたにもかかわらず、大阪府教育委員会は4月からのその職を奪いました。

2012年7月24日、教育現場の内外を問わず、自分の思い、自分の立場、山田さんへの共感、連帯から25名もの応援歌をもらって、「山田先生を支える会」はここに力強く発足しました。この「支える会」が、処分撤回を勝ち取る、あの経産省前のテント村として、処分者への匕首として、私たちの元気の元としてスタートしたのだと確信しました。(「山田先生を支える会ニュース第1号より)

 

第3回 「山田先生を支える会」の案内

  日時  10月26日(金)PM6:00~8:30

  場所  高槻市民会館 205号室(椅子(いす)の部屋です)

      ※市民会館の入り口の案内は『山本の会』となっています

  

内容  ①弁護士 奥山 泰行氏の講演

        「『日の丸』『君が代』の強制はおかしい~大阪の現状と憲法上の問題点~」

     ②人事委員会での闘いと今後のとりくみなどについて

  

☆奥山 泰行弁護士は、なんと南平台小の第3回卒業生です。

7名の不服申立者の思いを聞くということで設定して頂いた6月の弁護士さんの学習会で初めてお会いした時、南平台小出身だと聞きました。これは仏のお導き、心強い『縁』だと思い、第3回支える会に講演をお願いしました。人事委員会での闘いを支える理論構成・研究チームで現在お世話になっています。2002年から始まった東豊中高校・豊中養護学校『日の丸』『君が代』処分撤回闘争で弁護士として活躍されました。乞うご期待。(山田)

 

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Tネット結成集会(前半の報告)

2012-10-22 21:06:57 | 当該から

※2012.10.21「教育基本条例下の辻谷処分を撤回させるネットワーク」(Tネット)結成集会の報告です。

 本当に多くの方々に参加していただき感謝です。辻谷博子

 

(1)「“君が代条例”の波紋」の一部上映

なぜ、「君が代」不起立なのか、少しでも伝わったならば幸いです。

(2)基調報告

君が代強制条例のもと、37名の不起立大量処分、そのうち、8名が人事委員会に申立を行っています。

いよいよ、これから、人事委員会における処分撤回、そして君が代強制条例違憲の闘いが始まります。

この運動をネットワークと名付けた意味は、異なる立場や考えの多くの人が、共に関わりながら創っていきたいとの思いからです。

憲法と人権が守られる教育を共に考え議論しながら今後の方向性を探っていきましょう。

(3)規約提案(Tネット通信次号に記載)

(4)講演  「教育基本条例」の思想と、私たちに問われていること    伊田広行さん

1.基礎情報

教育基本条例をはじめとする橋下・維新の教育改革の問題点の数々、一言でいえば、人権侵害を引き起こす改革と言えます。 

2.橋下市長派のやり方

MBS女性記者に対する口調から感じるのは、DV的口調で悪質な印象操作を行っていると言うことです。

NHKかんさい特集「“君が代条例”の波紋」を観ると、府教委の職員が不起立教員を調査している仕事ぶりは、

アウシュビッツ強制収容所の囚人監視の仕事を思わせます。この条例自体が正しいものなのかどうかを考えない。

(口元チェックの)中原校長に至っては、教育委員会の職務命令に忠実に従っただけで批判にとまどっている。

DV加害者が人を殴っておいて怒られたら戸惑っていると言うのと同じです。

3.対応する考え方、私たちに問われていること

教育基本条例・橋下の思想――自分で考える自立した公務員の否定です。

今の社会の見方  「主流秩序」の観点からとらえる

それに適応し、その上位にいくことを良しとする(=それを幸せとする)社会である。それは秩序の真ん中を50とする

偏差値的な秩序であり、自分より下位のものを見下したり差別し、優越感を持ち、他方で自分より上位のものにあこがれ、

うらやみ、妬み、劣等感を抱くものである。

多様な「サブ秩序」から形成されている。

「金持ちであるかどうか、安定した収入があるかどうかで位置づけられた秩序」(拝金主義)、

「利潤追求、経済成長がよいとする秩序」(成長信奉)、市場競争、グローバリゼーションを良しとする秩序」(市場信奉)、

「ファッションや部屋作り、文化消費など、消費スタイルや生き方をかっこよくすべき、

流行に乗っていることが良いとする秩序」(流行秩序)、「異性愛で男女二分法、男/女らしくあるべしというジェンダー秩序」、

「見た目秩序(美の秩序、美人、かっこいいかどうかの秩序)」、「コミュニケーションがうまいかどうかの秩序」、

「正社員で働き結婚し、子供がいるという、理想の家族像に近いかどうかの秩序」、

「モテるかどうか、恋愛しているかどうかの秩序」、

「若くて元気であるのが当然という秩序」、「性的欲望に無批判的で、性的欲望を利用して成功しよう、

性的快楽の追求が大切という秩序」(性的欲望秩序)「社会的地位が高いかどうかの秩序」、

「学歴が高いかどうかの秩序」(学歴秩序)、「流行的な生活をしているかどうかの秩序」(流行秩序)、

「働いているか、頑張ったか、結果を出したかを重視する、能力主義的価値観の秩序」(能力主義秩序)、

「連帯や助けあいなど嘘で、人など信じられないし皆が競争関係だ、自分さえよければいいというエゴイズムの秩序」

(自己中心主義秩序)、「建前とか適法とか道徳的とか伝統的なことをよいとする秩序」などである。

今の社会は、これらの価値が社会全体を覆っている。そしてその偏差値の上に行くことが社会編成の原理となっている。

社会の仕組みはそれに沿って作られ、政治や行政や企業は、それに沿って運営されている。

 

私たちに問われていること

「態度価値」  V・フランクル『夜と霧』

(「創造価値」「体験価値」)      どんな態度を取るかということです。

こんな時代に 量で上から考えるのではなく、「一つを数えろ」(園子温)

       

●どんな、教師、公務員、大人であるか

何を教育するのか、伝えるのか、権利とか自立とは何か、民主主義とは何か

生き方を見せる 〈たましい〉生きる中心軸・原則信念を見せる

生徒に国旗国歌には多様な考えがあると教え、座るのも立つのも自由だと教える

汚い社会、主流秩序の支配する社会で、いかに、ちゃんと生きるかを考えさせる教育を

        

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白鳥訪れ始めた東北・宮城県から、エールを送ります。

2012-10-21 10:04:30 | 
※ 私たちにとって、いつも東北・宮城の地からあったかな声を風に乗せて送ってくれる「宮城の土屋さん」から
   Tネット結成集会にエールが届きました。
 
   誰でも「宮城の土屋さん」に会えば、その魅力のとりこになります。なんなんだろう?土屋さんの魅力って?
    
 
白鳥訪れ始めた東北・宮城県から、10/21大阪に集まったみなさんにエールを送ります。
 
私は小学校教員として、出会った子どもたちに話します。
 
人の話を聞くこと。自分で感じ考え、思いをことばにすること。人に届くことばにすること。ときに厳しく、ときに温かく。
自分一人ではできないことがたくさんあることを知ること。だから人と力を合わせたり、知恵を働かせたり、そして感動を共にしたり。
世の中にはいろんな人がいること。一人ひとり顔も名前も声も違うこと。みんなかけがえのない一人であること。誰一人、粗末な扱いを受けてよい人はいないこと。
世の中、困ったことも大変なことも山のようにあるけれど、それと同じくらいワクワクもヤッホーもやったーも、温かな心のつながりや努力報われる青空もあること。
正しい行いをすること。正しいことほど強いものはないこと。必ず理解してくれる人がいること。
 
私は、民主主義の世界で子どもたちを育む仕事をしています。だから、「日の丸・君が代」に忠誠を誓うことはありません。
 
「教育基本条例下の辻谷処分を撤回させるネットワーク」(Tネット)に集うみなさん。共に、楽器奏でたり歌ったり踊ったりしながら、しなやかにしたたかに、ほがらかににぎやかに、歩んでいきましょう。
 
宮城県公立小学校教員 土屋聡
 
10/20-21と、県外からの来訪者を福島県南相馬市小高区・宮城県津波被災地(石巻市立大川小学校など)に案内するため、大阪には行けません。ごめんなさい。
冬には大阪に行きたいと思っています。今日が、充実した一日となりますように。
 


土屋聡(つちやさとし)

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Tネット結成集会のご案内

2012-10-20 22:21:22 | 集会案内

※人事委員会不服申立当該辻谷博子よりみなさまへ

 
2012年入学式「君が代」不起立処分からすでに半年が経ちました。
現場では、早くも教育諸条例による「上」からの改革に翻弄されつつあります。
 
このまま、嵐のなかで教育が崩壊していく様子を黙って見過ごすことはできません。
 
支援者と共にネットワークを立ち上げます。
 
処分撤回を旗印にしておりますが、「君が代」不起立処分から、
橋下教育改革による複合汚染分布地図を検証し、
そもそも、学校ってなんだという原点から考え直していきいたいと
思っています。
生徒・保護者・地域・教員、それぞれの異なる立場から
対話を重ねるな かで方向性を見出していくことができればと考えています。
 
どうか、みなさん、明日のネットワーク結成集会に参加をお願いします。
力をかしてください。よろしくお願いします。
 
 
「教育基本条例下の辻谷条例を撤回させるネットワーク」(Tネット)結成集会のご案内
 
◆10月21日(日)午後6時から8時30分
 
◆エルおおさか南館10F南101号室(京阪・地下鉄谷町線「天満橋」西へ5分)
 
◆講演「教育基本条例」の思想と、私たちに問われていること:伊田広行さん
 
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