グループZAZA

「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

ガレキ処理反対の声をあげた下地さんらの逮捕勾留状況

2012-12-28 21:32:09 | 

※ガレキ処理反対運動のさなか、不当にも逮捕された下地さん、Nさんのお二方は釈放されましたが、Hさんは起訴されたとのこと。知人からのメールで此の間のようすをお知らせします。辻谷博子

 

【2012.12.28メール】
 
逮捕拘留状況に本日28日夜に変化がありました。
下地さんとNさんは拘留期限が切れる20日目の今日
処分保留で釈放されました。ただし、同容疑での再逮捕された
Hさんについては、先の「威力業務妨害」についで再度この嫌疑
にたいして「威力業務妨害」にて追起訴されました。釈放への
喜びと同時に闘うHさんへの弾圧に私たちはギリギリと怒りを胸にして、
さらなる支援の輪を広げていかなければならないと考えます。
 
※詳細は未定ですが、2月3日(日)に反弾圧集会をできるだけ
大きな規模で開催することが決定いたしました。その際はよろしく
ご参集願います。

【2012.12.27メール】

6.30の大飯再稼働現地行動以後、その2ヶ月後に1名が逮捕されたことを皮切りに、関西では延11人が逮捕・起訴されています。
内2人は釈放。一人は再逮捕となって、現時点8名(内1人は福井刑務所)が獄につながれている。
この事態を大弾圧と言わずにどう表現することが可能であろうか。
すべてが不当である。
先頭で身を晒してきた人物であればこそ、この弾圧の対象になっていることを思えばなおさらである。
この弾圧を闘う市民運動総体への権力側の回答であると認識すべきだ。
長期にわたる不当・劣悪の拘禁環境の問題、未だ接見禁止とする人権侵害も甚だしい。

弁護士による接見と差し入れは仲間によって日々献身的に行われている。さらなる財政的カンパと今後の支援の動きに注目されたい。

安倍自民党政権は、早速にも原発再稼働はおろか新規建設にまで言及した。また、大阪市はがれき受け入れを正式に決定した。
まずは仲間を1日でも早く奪還し、反撃の陣形を整えよう。
国家権力を背景に推進側はいかなる不当性も顧みないことを示した。
対する私たちは今こそ培ってきた運動の多様性と発想の柔軟性と可視化不可能な連合の粋を示そう。
その実が試されている。

拘留中の7人の逮捕経緯の概要と現時点の接見の様子を報告する。

■逮捕後経<var id="yiv2047831102yui-ie-cursor"></var>緯(Hまとめ)・・・12月27日現在
 
83日目○Aさん (大阪拘置所  /接見OK)・・・関電前10.5「公務執行妨害」「傷害」で不当逮捕~起訴
44日目○Hさん (警察留置所   /接見NG)・・・がれき説明会11.13「建造物侵入」で不当逮捕~「威力業務妨害」で起訴/10.17情宣を理由に再逮捕
44日目●Pさん (大阪拘置所  /接見NG)・・・がれき説明会11.13「建造物侵入」で不当逮捕~「威力業務妨害」で起訴
44日目○Uさん (大阪拘置所  /接見NG)・・・がれき説明会11.13「建造物侵入」で不当逮捕~「威力業務妨害」で起訴
41日目○Mさん (大阪拘置所  /接見OK)・・・10.5関電前弾圧関連11・16「公務執行妨害」「器物破損」で不当逮捕~起訴
18日目○下地さん(大阪府警本部/接見OK)・・・10.17大阪駅前情宣を理由に12.9「威力業務妨害」「不退去」で不当逮捕
18日目○Nさん  (北堺署     /接見OK)・・・10.17大阪駅前情宣を理由に12.9「威力業務妨害」「不退去」で不当逮捕


■Aさん 面会記
本日12月25日、Aさん、Pさん、Uさんの差し入れとAさんの面会に行ってきました。
Aさんが言うには、大阪拘置所の中は暖房がなく、めちゃくちゃ寒い。
今も上5枚くらい下3枚の重ね着している。
朝窓を開けたら外の方が温かく感じるほど室内は寒いと言ってました。
室内で体操とか少し出来たら温められるが、じっとしていないと怒られるのでと言ってました。
これは酷い虐待ではないか!と腹が立ちましたが改善の方法が分かりません。
ただ面会の時は動けるので、
面会に来てくださるのがうれしいと言ってました。
皆さん面会にどんどん行きましょう。
 

■Mさん 面会記
①12月25日に彼の保釈請求却下への準抗告棄却の決定がでました。当面かれは大阪拘置所での拘留となりました。
  以下がその理由です。黙秘しているからというのです!なんというデタラメか、法律家の文書ではない。これがいまの反動司法
  「被告人は、捜査段階から一貫して黙秘し、供述調書への署名指印を拒否しており、公判において予想される具体的な主張内容は
  明らかでない。そして、本件犯行がデモ行為に参加していたAの現行犯逮捕を契機としていることや、被告人やAの周囲には多
  数のでも参加者等がいたという事件の性質及び現場の状況も考慮すると、被告人が、前記Aや現場に居合わせた者を含む関係
  者と通謀し、自己に有利な供述を作出するなどして、犯人性や実行行為の有無に関し、罪証を隠滅すると疑うに足りる相当な理由が
  あり、被告人の主張が明かでない現時点においては、そのおそれの程度は相当に高い」
②25日に阪神地区の友人のNさんが面会―元気すぎる、本人は「面会はそんなにいいですが、ドンドン情報は欲しい」とのこと。
③26日に阪神間の友人のKGさんともう一人が面会予定


■(女性)Pさん ※接見禁止
12月21日・・・弁護士接見より
◎拘置所来て 最初の1週間はきつかったが、慣れようとしている。
◎アトピーは布施署にいたときよりましになっている
◎眠れない、催眠剤をもらっていないせいだと思う
◎日中は少し眠くなるが、眠ってはいけないことになっている
◎食欲はない、食事は臭いが独特で食べられない
(Uさんが麦飯がおいしいといっている)→ 信じられない
◎布団も独特の臭いがしていたので、布団の差入れが入って助かっている
◎下地さん、Nさんはどうなっているのか?年内の釈放を勝ち取りましょう!
Pさんの年内釈放を勝ち取りましょう!
 
■Nさん 面会記
25日(火)、北堺署のNさんに面会・差し入
 Nさん「23日の日曜日に、弁護士さんが接見にきてくれて、ゆっくり話せました。
   手紙は、中からは1日1通なので、頂きながら返信できていないのが心苦しい
   です。きえさんに『たしかに、お便り届いているよ。ありがとう。』と伝え
   て下さい。
    27日の『勾留理由開示公判』では、10分程度の意見陳述ができるらしいの
   で、法廷外にも聞こえるように、大音声を発揮する。」と、おっしゃってい
   ました。
 面会室では、昨日(12/24)のデモのことを話し、
   横断幕『 も~も~うしさん
        も~も~もじもじ
        8人みんな はよ返せ
        おかんの愛をおっとどけ~ 』の写真を見せました。
 差し入れは、Nさんご自身要望のメガネ・タオル3枚
   『カムイ伝⑪⑫⑬』
 そして、宅下げとして『カムイ伝①②③④⑤⑥⑦⑧⑨』を、持ち帰る
 

■Hさん ※接見禁止                             
基本、必要なものはHさんの依頼を受けてお姉さんが面会差し入れに行かれてます。
お母さんも週一くらいにいかれてますので差し入れで必要なものは特にないようです。
また、靴下はいっぱいあるのでこれ以上は必要ないということでした。

■下地さん 面会記
25日、要塞のような大阪府警本部、下地さん面会に、
下地さん元気そうでした。髪が少し伸びた感じ・・・
ショウさん、いっぱいしゃべってました・・・・・
なおこさん、”ガレキ”申し入れ書、の相談。真剣。
私、例に寄って、笑ってるだけ・・ハハ・(汗)
下地さんずっとニコニコしてました。
ああ、理不尽、納得いかん!
なんで、4人、こんなところで大急ぎで話してるんやろ!
アクリル板に隔てられて!
休み明けで、手紙がいっぱい届いたそうです。
指印を押すので忙しかったとうれしそうにしてました。
みなさん!下地さんに、手紙、いっぱい出して下さい(願)
ガレキの資料も・・・
 
関西大弾圧救援会blog http://blog.goo.ne.jp/kansai-dan / 関西大弾圧救援会twitter @kansaidan
 



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文部科学大臣が差別をしてどうする?!

2012-12-28 19:33:54 | 

※本日、下村博文文部科学大臣は、朝鮮学校には高校授業料の実質無償化を適用しないと明言しました。現場の一教員として、下村文科相が述べた方針は到底受け入れがたいと考えます。それは明らかな差別であり、そして文科相の言葉であるだけに、子どもたちや社会にますます差別感情を煽ることになると思われるからです。辻谷博子

授業料無償化 朝鮮学校は対象にせず 下村文科相明言

                       →それを民族差別と言うのです

<下村文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で、高校の授業料の実質無償化について、「現時点で朝鮮学校を対象に加えることは、国民の理解が得られない」と述べ、朝鮮学校は無償化の対象に加えない方針を明らかにしました。>

 →どうして都合のいい時だけ「国民の理解」持ち出すのでしょう。そんな詭弁は止めてください。朝鮮学校への高校授業料実質無償化適用は、多数の支持が得られるから実施するという類の問題ではありません。授業料無償化の精神は、ひとしく日本社会に生きる子どもたちに高等教育を保障することにあるはずです。

<高校の授業料の実質無償化は、平成22年度から実施されていますが、朝鮮学校は、日本と北朝鮮に国交がないことなどを理由に対象から外れ、その後、文部科学省は、一定の審査基準を満たせば対象とする方針を示し、審査の手続きが行われていました。
これについて、下村文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で、「朝鮮学校については、拉致問題の進展がないことや、朝鮮総連と密接な関係にあり、教育内容などに影響が及んでいることから、現時点で無償化の対象に加えることは、国民の理解が得られない」と述べ、朝鮮学校は無償化の対象に加えない方針を明らかにしました。>

→子どもへの教育の権利を保障する一環として行われている「無償化」であるならば、政治や外交の問題を持ち出すのは論外、筋違いも甚だしいと言わざるを得ません。国交がないのは国家間の外交上の問題であり、いわば両国家の責任です。それを理由として、無償化適用から外せば、その被害は朝鮮学校の高校生におよびます。拉致問題の進展がないのは、朝鮮学校の子どもたちの責任ですか。国家の責任、政治の責任をなぜ子どもたちが被らなけらばならないのか理解に苦しみます。子どもに責任を転嫁するがごとき政策は止めるべきです。国家の責任を棚上げし、それを理由に朝鮮学校すなわち民族教育を否定するかのごとき政策は許されるものではありません。

<そのうえで下村大臣は、「安倍総理大臣からは、『その方向でしっかりと進めてほしい』という指示があった。子どもに罪はなく、民族差別をするわけではないので、今後、拉致問題の進展や国交の回復など、一定の問題がクリアされれば、無償化の対象に加えるかどうか検討することになる」と述べました>

→「子どもに罪はなく」はあたり前のことではありませんか。そしてそう思うなら、当然、朝鮮学校に無償化を適用をするべきです。そして、なにより問題だと思ったのは、「民族差別をするわけではない」というくだりです。朝鮮学校だけを排除する、しかも、その理由は国交がないこと、拉致問題の進展がないこと。これはれっきとした差別です。いじめたわけではない、差別をするわけではない、それで通るなら、この世に差別などないことになってしまいます。現場の一教員として文部科学大臣という公的な立場が行う民族差別を見過ごすことはできません。

 菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、「閣僚懇談会で、下村文部科学大臣から、朝鮮学校は朝鮮総連と密接な関係にあり、拉致問題の解決に向けた進展が見られないなかで、高校授業料の実質無償化の対象にすることは、現時点で国民の理解が得られないという提案があった。これを受けて、安倍総理大臣が、対象にしない方向でしっかりと対応するよう指示したもので、これは政府全体の方針だ」と述べました。

→繰り返し言います。下村文科相や安倍総理の方針は「民族差別」です。その方針のもとで人権教育などできるわけがありません。再考を促します。

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あまりに危険な安倍内閣の教育政策

2012-12-28 16:54:44 | 
※日の丸君が代反対ホットライン大阪の伊賀さんからのメールを転載します。

教育基本条例NO!のブログをぜひご覧ください。


安倍内閣の教育政策について、今出てきているものをブログにアップしました。


■第2次安倍政権も日本会議内閣!
http://blog.goo.ne.jp/osaka-edu/e/2f0145c9d6803cb329142dc6447f8ab5

■安倍政権、朝鮮学校の高校無償化見送りへ 
http://blog.goo.ne.jp/osaka-edu/e/2f9d34a428bef249972627bfb76eef45

■安倍首相:「河野談話」見直しのための有識者会議を検討
http://blog.goo.ne.jp/osaka-edu/e/7793e761557eb1977e18648a988b3d2f

■いじめ対策を前に出した安倍内閣の基本方針
http://blog.goo.ne.jp/osaka-edu/e/3f112372dca35db3b75fbe2a1ff644b7

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12/27「大阪反原発で不当逮捕された仲間を取り戻そう!関西大弾圧救援会・東京の会」

2012-12-28 09:33:07 | 

※昨日の「大阪反原発で不当逮捕された仲間を取り戻そう!関西大弾圧救援会・東京に会」のもようをHPレイバーネット日本より転載します。

憲法上保障されている市民としてのまっとうな表現活動が、なにゆえこのような形で弾圧されるのか、そのことを多くの方々と考えていくとともに、

下地さんらの一刻も早い釈放を求めます。辻谷博子

http://www.labornetjp.org/news/2012/1356639937472JohnnyH

12月27日参議院会館で「大阪反原発で不当逮捕された仲間を取り戻そう!

 関西大弾圧救援会・東京の会」による緊急記者会見と院内集会が開かれた。

 

 

記者会見では 鵜飼哲(一橋大学)さんが「3.11の原発事故と放射線被害問題に対して生命を守るための反原発を訴える模範的な市民活動をしてきた阪南大学准教授の下地さんとその友人たちが理不尽で政治的な弾圧にあったことに対する抗議と、私たちの社会運動を狭めさせないために不起訴にする」という趣旨を述べ、事件の概要を次のように語った。「下地さんとUさんとNさんは逮捕の2ヶ月前の10月17日大阪駅頭で震災瓦礫の広域焼却処理に反対する宣伝活動を行い、その後大阪市役所に向けて移動する際に東側のコンコースを北から南に通り抜けたことをもって、鉄道営業法違反・威力業務妨害・不退去という3つの罪に問われ逮捕されるという基本的人権に関わる弾圧を受けた。そしてこれは明らかに政治的意図的な弾圧であると私たちは確信した」

大口昭彦弁護士(救援連絡センター運営委員)は「大阪での反原発運動に対する不当弾圧を見過ごしてはならない。また経産省前テントや他の場所にも不当な圧力がかかる可能性があるので全国的な団結で取り組まなければならない」と語った。

憲法学者の石崎学(龍谷大学)さんは「駅の大きさからみて御堂筋コンコースを鉄道地とするのには無理があり、憲法21条を優先させる場所である」と鉄道営業法違反・威力営業妨害・不退去は適用されないと主張した。

中川律(宮崎大学)さんは「公道上の歩道である敷地を通る人にビラを配ったことが罪に問われることはおかしい。駅員がコンコースを『通らないでください』とは言えないはず。個別に分析すると全く問題ない行動を一体化していかにも罪を犯しているかのように見せている」と語った。

成沢孝人(信州大学)さんは「憲法で保障されている『表現の自由』を潰そうとする動きは食い止めなければならない」と語った。

趙博(ミュージシャン)さんは福島支援をしていたFさんが逮捕されたときに自分が家宅捜査された衝撃体験と、瓦礫焼却説明会での指差し逮捕の様子を語り「裁判所が悪辣で簡単に逮捕状を出すことを許可する。司法が堕落している」と述べた。

質疑応答の中では 逮捕される3日前に本人の承諾なしに、公安が阪南大学に来て下地さんの研究室に入りパソコンの中や書類や書物を見ていった。そのときに逮捕することを予告していったこと。研究室に公安が勝手に入り込んだことと逮捕予告していたことを阪南大学が隠していたこと。下地さんが労働組合委員長だったことが報告された。 また今回の弾圧が国連人権規約19条と25条に違反しているという指摘があった。

次に行われた集会では くま(関西大弾圧救援会)さんがホワイトボードに地図を描いて当時の活動の様子を詳細に語り、

江田(経産省前テント)さんが「経産省前テントは自主的退去は絶対にしない」と決意を述べた。

菊池(救援連絡センター)さんは「仲間を取り戻すこと」と「救援ノート」について語った。

石崎(龍谷大学)さんは「市民の人権を守る仕事の法律家を身近につけてほしい」と語った。

成沢(信州大学)は「同じコンコースでミニスカートのサンタクロースが突然現れてパフォーマンスをした騒動については警察もJRも全く問題にしていない。明らかに瓦礫焼却についての意見表明を問題にしている」と語った。

前田朗(東京造形大学)さんは「道路が自動車優先になってしまったことに異議あり。非暴力の平和的集会のすすめ。取り調べ拒否のすすめ」について述べた。

園亮太さんは「子どもたちを原発被害から守る。除染作業や瓦礫処理作に新たな利権が発生している。長期拘留を平気でやることは問題だ。」と語った。

最後に趙博(パギやん)が「核かく死か慈か」という歌で締めた。 集会後、最高検察所に出向き公安事務課(熊谷)と企画調査課(本田)に、次に法務省に出向き大臣部秘書課(治村)に対して、有志約30名が見守る中、鵜飼さんが要請書を読み上げて渡した。   (ジョニーH)

動画(IWJ) http://www.ustream.tv/recorded/28069685

 

                       要 請 書    

法務大臣谷垣禎一殿  検察庁検事総長小津博司殿  大阪地方検察庁検事正田内正宏殿

 12月9日、下地真樹さん(阪南大学准教授)と他1名が、大阪府警によって逮捕されました。この逮捕は、その約2ヶ月前の10月17日、午後5時から予定されていた大阪市役所包囲行動に先立ち、午後3時から大阪駅・東北角の歩道上で街頭宣伝が行われ、そののち参加者が大阪市役所にむけて移動した際、大阪駅構内の東コンコースを北から南へ通り抜けたことをもって、「鉄道営業法違反」「威力業務妨害」「不退去」に問われたものです。このような行為が公権力から嫌疑を受けること自体きわめて異例であり、すでに憲法学者や弁護士など、多くの専門家や法曹関係者から、日本国憲法21条1項に規定される「表現の自由」に対する侵害であるとして抗議声明が発せられています。また、この逮捕に対する救援会の抗議声明には、8000名を超える人々の署名が寄せられています。

 この日の下地さんたちの行動は、大阪市が進めようとしている震災がれきの広域処理に反対する街頭言論活動であり、2011年3月の福島原発事故による放射能被害をさらに人為的に拡散しようとする国・地方自治体の政策に対し合法的な形で異議を表明したものです。市民的権利のきわめて正当なこのような行使に対する逮捕・勾留は、明らかな政治的意図をもった警察権力の、自由な言論活動への不当な介入です。そのことは、今回の逮捕以前に、震災がれきの広域処理に反対する市民5名がすでに逮捕されていること、なかには起訴された人もいることからも疑う余地がありません。下地さんたちは今秋連続して起きたこれらの弾圧事件に対する抗議・救援活動も行ってきました。従って今回の逮捕には、救援活動の広がりを抑止するための弾圧という性格があることも明白です。10月17日の行動に関してはすでに逮捕されているもう1名も12月11日に勾留中に再逮捕され、計3名が「被疑者」とされています。

 下地さんに対しては逮捕翌日の勾留請求がいったん大阪地裁によって却下されたのち、検察の準抗告が認められて勾留が延長されました。その後12月18日の勾留理由開示裁判を経て、19日に再度勾留延長が認められ現在に至っています。28日に勾留期限が切れるにあたり、私たちは検察の判断に注目しています。この件で起訴を認めることはそれ自体、警察権力の不当な政治弾圧に加担することであり、民主主義社会においてけっして許されることではありません。

 上記の専門家や法曹関係者の声明でも指摘されている通り、今回の逮捕は、昨年来全国的に展開されてきた、原発に反対する広汎な市民運動に対し、威嚇、萎縮の効果を狙ったものです。このような目的のために権力を行使することは絶対にあってはならないことであり、ファシズムの前兆と言っても過言ではありません。この間の経緯に、私たちは深い恐れと強い怒りを覚えています。

 以上の理由により私たちは、下地真樹さんと他の「被疑者」を、明日の下地さんの勾留期限切れをもって不起訴とすること、3名全員を即時釈放することを要請します。

 12月27日 関西大弾圧救援会・東京の会

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2.11全国集会第4回実行委員会議事次第

2012-12-28 06:00:24 | 2.11集会

※12月26日、2.11全国集会第4回実行委員会会議がありました。その議事次第を掲載します。

 

2・11全国集会第4回実行委員会議事次第

1.211全国集会準備について

(1)タスクチーム、(略)

(2)集会準備の具体化

 ①集会内容(案)と確認状況

・10:00    実行委集合

・12:00    開場

・12:45~13:00(開会前) 若者を中心としたパフォーマンス 15分

・13:00~13:20 開会宣言と基調提案(「建国記念の日」反対の主張を含む) 20分

・13:20~14:05 講演 田中伸尚さん 45分

2・11の講演タイトルを次のようにします。時間が45分と短いので、大局的かつ少し文学的な話をさせて下さい。

ステレオタイプのタイトルのカラを破りたい意図もあります。そこで、サブを含めて以下のようにします。

「絶望するには素敵な人が多すぎる ―戦後史最大の曲がり角に立って―」

 とします。当然、レジメは用意しませんが、非常に大事な集会であり、できれば初めて原稿を用意したいと思っています。

2012.12.25 田中伸尚 Nobumasa Tanaka

・14:05~14:15 休憩 10分

・14:15~15:40 全国各地、被処分者・弁護団、橋下「教育改革」等に反対する各団体・個人等からのアピール  85分

(内訳案)

東京・北海道(各10分)、

大阪被処分者+弁護団を代表して(10分)

「入れ墨」アンケ拒否処分

WTC提訴

「日本軍慰安婦」問題

学校選択制導入問題

授業評価アンケート導入問題

障がい者ネット

ピースおおさかと歴史教育攻撃、

朝鮮学校無償化と補助金交付問題

「子どもの家」廃止問題、

大阪市ゴミ収集民営化

がれき受け入れ問題等

(以上の10者+東京・北海道以外にも全国3者くらいとして、4分×14名で56

・15:40~15:50 行動提起と新たなネットワークについての提案  10分(実行委)

・15:50~15:55 集会決議 提案と承認  5分(実行委)

・15:55~16:00 閉会宣言とデモについての連絡  5分(実行委)

・16:15~17:30 デモ行進(天王寺区民センター→なんば)

②「保育」の体制について

← 部屋(和室)は、確保済み。

③集会チラシ 3万枚印刷 12月22日 2枚×4000通を発送

発送物: お願い文、2・11集会本チラシ(各2枚)、仮チラシ(マスプリ用1枚)、

1・19集会チラシ、2・11集会賛同の呼びかけ、振込用紙、

・集会チラシの今後の配布・拡大の方法

④集会チラシ、チケットの配布とチケット集約の方法等

・集会参加協力券 1枚1000円 裏面に通し番号、すべて金券として扱っている。

・配布と集約の具体案

チケット配布窓口

◆チケットの持ち出しは、通し番号を窓口に申告し、金券としての配布と集約に責任をもつ。

2.新たなネットワークの具体化に向けて~タスクチームによる検討を早急に

(1)検討協議のための会議の呼びかけと運営

①1月19日(土)午前10時~12時(国労大阪会館) ネットワークの具体案協議

※ネットワークへの参加の可否を各団体・個人に2月10日までに意志表示していただけるよう提案。→ 要請文案(2月10日のよびかけ)

②2月10日(日) 午後1時~5時  エルおおさか708号室

※よびかけ文案(別紙)

(2) 新たなネットワークの具体化に向けて

・2月11日集会後の運動団体としての「会」(全国○○ネット)の立ち上げ

――― そのための合意形成

・具体的な取り組み内容の提起

――― 最初の取り組みとしての「共同パンフレット」

■2・11全国集会の基調報告、田中伸尚さんの講演と各地、各団体の報告を基にして共同でパンフレットを作成する。これを最初の取り組みとする。

・学校、職場、地域、労働組合、市民団体、個人の連携の動きをつくること

――― 職場の取り組みを起こすこと、多様な労働組合の連携、市民との連携

・連携のための全国ニュース発行と拡大

・財政基盤

3.諸行動の企画、呼びかけ、実施

(1)府、市教委への年内の申し入れ、交渉、行動(2012年処分を撤回せよ!教育長通知出すな!職務命令出すな!)

・対大阪府教委、対大阪市教委  申し入れ書 提出済み

・直接の申し入れ行動の具体(グループZAZA、ホットライン大阪主催)

※1月15日(火)午後に不服申立者による記者会見(日程は現段階では仮確定)

※1月18日(金)府教委行動の中で、撤回署名も手交する。17:00を予定。

(2)府、市議会(教育振興基本計画、授業アンケート、学校選択制等の動き)

■大阪府議会9月定例会

12/26総務常任委員会、12/27本会議(閉会)

■大阪府教委 教育委員会議他

・12月19日「12月教育委員定例会」で、2014年度大阪府公立高等学校学区撤廃を決定、

・「評価・育成システム」改悪の方向性を12月21日組合提示、12月26日校長会提示、組合との協議期間を1月15日までとした。

・1月16日の1月定例会で「報告事項」として決定する予定という情報

・1月定例会は、「教育振興基本計画」案の決定、卒業式への通知・職務命令も出す?

■大阪市教委

11月27日「大阪市教育振興基本計画」改訂素案決定

1月  4日まで、「大阪市教育振興基本計画」(改訂素案)へのパブコメ

大阪市教育委員会事務局総務部総務課企画グループ

4.その他

 

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