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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

本日!レイバーネットTVに注目!

2013-06-27 11:45:47 | レイバーネット
本日午後7時~9時まで、2時間スペシャルで「一票で反撃!参院選大ディスカッション」を放送します。ディスカッション型ですので、ぜひ可能な方は、新宿三丁目「バンブースタジオ(竹林閣)」にお越しください。

また出演者も、鴨ももよ(社民)・吉良よしこ(共産)・すぐろ奈緒(緑の党)と勢揃いしました。吉良よしこさんは事務所開きの合間を縫っての参加なので、時間制限がありますが・・。ほかに山城博治さん(社民)には、本日午後ビデオ収録して、参加していただくことになりました。山本太郎さんにも声をかけましたが、福島出張中で不可でした。

今回の参院選は、安倍暴走を許すかどうかのとても重要な選挙です。ぜひみなさん、一緒に考え、行動しましょう。

本日19~21時。放送チャンネル
http://www.labornetjp.org/tv
または
http://www.ustream.tv/channel/labornet01
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明日です! 6.28橋下市長辞めてんか! 大阪市役所包囲行動

2013-06-27 09:31:00 | 集会案内

教育と労働の問題は、ともすれば分けて考えられがちですが、両者は密接な相互関係にあります。どんな教育が行われるかによって労働現場のあり方も変わってきます。教育への政治支配を許すならば、労働者が労働現場の不当性について声をあげる力も、ますます弱められるのではないでしょうか。

いよいよ、明日です、闘う者たちの声を若い方々に伝えたい。そして、今すぐ声をあげることが難しいと思っている人にも、闘うってけっこうおもしろいよと伝えたい。今は声をあげることが難しくてもきっといつかは役に立つよ。そして、ほんの少しでいいから声をあげてみない?橋下市長おかしい!と思っている人、6月28日(金)大阪市役所をみんなで囲んで、声をあげてみようよ。

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橋下市長肝いり 大阪市民間校長 わずか3か月で退職 前代未聞!

2013-06-25 22:44:21 | 教育振興基本計画
橋下氏は、教員・公務員をことごとく攻撃して来ました。そして学校現場への不信を表明するかのように民間からの校長公募を宣言し、大阪市教育委員会もそれに従うかごとく実施しました。それがこのありさまです。
 
記者会見で、この公募校長が語っていることは象徴的です。
 
教育振興基本計画にある英語教育やグローバル人材の育成において「成果」をあげるつもりで赴任したが、実現しそうもない学校だったので辞めさせてもらうと言っているに等しいわけです。
 
教育振興基本計画に基づき、ひとつの価値観で公教育を縛り、その「成果」を求めるならば、これは起こるべくして起こってたことではないでしょうか。
 
最も被害を受けるのは子どもたちですが、高い倍率の中から教育委員会が選び出した、この校長にはその自覚するないようです。
 
大阪市教育委員会と橋下市長は、任命責任のみならず、大阪の公教育をいかに歪め、そして被害を与えているか、わからないのでしょうか。このまま進んでいけば取り返しのつかないことになります。
 
 
 
 

<大阪市>公募校長が着任3カ月で退職

 
 大阪市初の公募校長として民間から4月に着任した市立南港緑小学校(住之江区、152人)の千葉貴樹校長(38)が、「経験やスキルを生かせる学校でなかった」として25日付で退職した。公募校長制は橋下徹市長の肝煎りで導入。市教委は今春、民間から11人を採用し、来春は公募する約70人のうち35人を民間から採用する計画だ。

 千葉校長は同日、記者会見し、「英語教育やグローバル人材の育成をやりたいと伝えたが、赴任したのは違う課題のある学校だった」と話し、配置や給与などへの不満を退職理由に挙げた。さらに、具体的にどういう方向に教育を進めていきたくて、公募校長に何をやってほしいのかというビジョンが全く見えない」と市教委を批判した着任3カ月で退職したことで招いた混乱への認識を問われると、「謝罪するつもりはない。何も不祥事は起こしていないし、地域とももめていない」と述べた。

 千葉校長は、外資系証券会社勤務などを経て、公募校長に採用された。退職願は5月28日付で提出していたという。市教委は、今月26日付で同校に新校長を着任させる。【林由紀子】
 
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都議選―どう見る?

2013-06-24 20:35:22 | 渡部通信

「君が代」不起立処分は、東京と大阪で際立っています。背景に政治があるだけに、都議選の結果も気になるところです。お馴染みの渡部秀清さんのメールを掲載します。

昨日(6月23日)、都議会選挙が行われました。
その結果、
 ①自民党の圧勝(39人⇒59人)
 ②共産党の躍進(8人⇒17人)
 ③民主党の惨敗(43人⇒15人)
 ④維新の惨敗(3人⇒2人)
 ⑤投票率の大幅な低下(43.05%。4年前より10.99ポイント低下)
のような特徴が現れました。
 
これをどう見るかは人それぞれだと思いますが、私は次のように見ました。
 
(1)この間のアベノミックスにより、貧富の差が広がり、日本社会における階級対立が強まってきた。それは①②に現れている。
 
(2)そのため、③にあらわれているように中間的な政党が後退してきた。
 
(3)この間維新のあまりにも酷い実態が明らかになり、彼らは世論から見離されつつある(④)。(水に落ちた〇状態)
 
(4)⑤から分かることは、多くの都民が総与党のような都政に呆れかえっていること。
したがって「①自民の圧勝」といってもそれは内輪だけ表面だけ(議会だけ)の話であるということ。
 
特に、今回は(1)と(3)が重要ではないかと思います。
(1)に関して言えば、日本でも、世界各地の大衆運動の発展同様、新たな大衆運動の条件が生まれつつあると言えます。
 
(3)に関して言えば、「水に落ちた〇」をしっかりと撃つことでしょう。すでに、石原は橋下について「終わったね、 この人」と述べています。維新は参院選でも、石原・橋下のツートップで闘うつもりのようですが、「暴走老人」と「終わった人」をまとめて叩くことが私たちの大きな課題になりそうです。
 
しかし特に、橋下を容赦なく叩くことが重要だと思います。
(叩けば叩くほどボロが出てくる)
その上で、以下のような動きは参考になると思います。
 
<6月3日>(埼玉県・新座市議会)
   橋下発言の撤回・謝罪を求める決議が全会一致で可決
<6月19日>(宮城県内超党派女性議員43名)
  橋下発言の撤回と謝罪を求める抗議声明を発表
<6月21日>(茨城県取手市議会)
  橋下発言の撤回と謝罪を求める決議を賛成多数で可決
  「女性を性の対象としか見ていない考えが透けて見える」とある
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<6月18日>(サンフランシスコ市議会)
  「橋下氏の態度・発言を強く非難する決議案」を全会一致で採択。
    その中では、
   ①日本の国会が戦時中の残虐行為を公式に認める法律を採択するよう
     オバマ大統領と米議会が日本側に働きかける。
   ②サンフランシスコのリー市長が姉妹都市の市長として、この決議を
     橋下氏と大阪市議会に届ける。
   とも述べられています。
 
<6月20日>(ニュージャージー州議会上院)
   州議会下院に続き「日本は従軍慰安婦犯罪の教育をせよ」
   との決議を全会一致で採択。
 
すでに5月31日には、国連の拷問禁止委員会が
「日本の政治家や地方の高官が事実を否定し、被害者を傷つけている」
とする勧告をまとめ、日本政府にこうした発言に明確に反論するように求めています。
 
したがって、橋下を容赦なく叩くことは安倍政権を叩くことにもなります。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 前回(6月12日)のメールで、根津さんからの、「世界」7月号に、「君が代」不起立を続け、今春は卒業式、入学式ともに減給1ヶ月処分を受けた 田中聡史さんへのインタビュー記事が掲載されています。 ・・・というメールを紹介しました。
 
そのインタビュー記事に対して、(すでに田中さんがいくつかのMLに流していますが)、
都教委は校長を通じて田中さんへの「事情聴取」を行いました。
田中さんは、次のように書いています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 先日、岩波書店の「世界」7月号(6月上旬発売)に、
 私の不起立に関するインタビュー記事が載ったことについて、
 6月19日水曜日に、校長から、
 それについて取材報告をするので事情を聞かせてほしい、
 との呼び出しがありました。

 水曜日は簡単に取材の経緯を説明して
 (4月20日土曜日に取材を受けたことなど)、
 おそらく校長はその日のうちに都教委に報告をしたのだと思います。

 そして、昨日、6月21日金曜日、
 校長による私に対する校内での研修の8回目があったのですが、
 その冒頭に、再び取材報告についての質問がありました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その質問内容は以下の通りです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 1取材を受けた経緯/どのようなやりとりがあったのか
 2取材の依頼は/いつ/どこで
 3取材後のやりとりはあったか
  (世界7月号は6月上旬に発行、取材後1ヶ月以上の間隔があった。)
  ・あったとしたら/いつ/内容は
 4取材に対してのお礼等は
 5取材を受けたら報告する義務があるが、
報告がなかった理由は
   (4月14日に東京新聞の取材をうけ、18日に報告をしている)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これに対して田中さんは、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 5つ目の質問の、
 「取材を受けたら報告する義務があるが、報告がなかった理由は」 という項目については、私は「義務があること自体を知らなかったが、根拠となる服務規程などがあるのですか。」 と尋ねたところ、校長は「今はすぐにわからないが、確認しておく。」との返事でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しかし、これまで何度も新聞や雑誌の取材を受けた根津さんや他の被処分者の方にもこのようなことは一切ありませんでした。
 
大阪、全国の方はどうですか?
 
これはメールを見てもわかるように明らかに
 ①都教委が新たな処分理由を見つけるための「事情聴取」
 ②都教委が言論統制をするための「事情聴取」
です。
 
田中さんは校長に対して
「義務があること自体を知らなかったが、根拠となる服務規程などがあるのですか。」
ということを聞いていますが、そのような「義務」や「根拠となる服務規程」があるとしたら、
とんでもない国です。これでどうして、日本の人権状況は先進的だ」などと言えるでしょうか。
 
5月22日、国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会の対日審査が行われた際、日本の上田秀明・人権人道担当大使が英語で「黙れ」を意味する「シャラップ」と大声で発言していたことが問題になっています。
 
そこでは、委員から、
「日本の刑事司法制度は自白に頼りすぎており、中世のようだ」
との指摘が出たので、上田大使は、「日本の人権状況は先進的だ。中世のようではない」と反論したところ、場内から笑いが起きたので、上田大使は「何がおかしい。黙れ(シャラップ)」と大声を張り上げたと言います。
 
まさに日本は、国際的に「笑われる国」に転落しつつあります。
舌禍を繰り返す政治家と、彼らに従順な官僚・役人たちによって。
 
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大阪「君が代」不起立処分撤回・人事委員会闘争の現状

2013-06-23 20:38:01 | 2.11集会

6月16日、2.11全国集会実行委員会「日の丸・君が代」強制反対ホットライン大阪より、支援者の方々に送付した報告とお礼の文書を掲載します。今後ともご支援よろしくお願いします。

「君が代」不起立処分撤回・人事委員会闘争の現状

 昨年の卒・入学式における「君が代」不起立などを理由とした戒告処分や再任用拒否に対しては、7名が大阪府人事委員会に不服申し立てをおこないました。このうち、山田肇さん(高槻・小学校)の人事委員会審理が準備手続きに入っており、まもなく公開審理に入る予定です。しかし、全体としては人事委員会の審理は停滞気味で、府教委側代理人からの答弁書提出も遅れるのが常態化しています。

 今春に新たに処分された教職員のうち、4名が人事委員会に不服申し立てをおこないました。また、昨年入学式での不起立などを理由に再任用を拒否され、今年の不起立で減給処分を受けた辻谷博子さんや2回目の不起立(職員基本条例下では1回目)で減給処分を受けた奥野泰孝さんも、改めて不服申し立てをおこなっています。

 さらに、昨年度から人事権が大阪府から委譲された豊中市教委によって再任用を拒否され、今年の卒業式での抗議行動で減給処分を受けた佐藤訓子さんは、豊中市公平委員会に不服申し立てしましたが、再任用拒否については申し立てそのものを受理しないという不当な決定がなされました。

 再任用拒否については、教育委員会による100%の裁量を主張する答弁書が出されており、年金支給までの雇用保障という本来の趣旨を全く無視した教育行政の姿勢には怒りを禁じえません。現在、府教委からは「人事評価で最低ランクのC評価であった場合、再任用しない」という理不尽な提案がおこなわれており、これとの関連でも再任用拒否の不当性を明らかにしていかなければならないと痛感しています。

 トータルすると、不服申し立ては、戒告処分11件(昨年7件、今年4件)、減給処分3件(今年)、再任用拒否5件(昨年2件、不受理となったものを含めて今年3件)にのぼります。この闘いを不服申し立て者、支援者とともに担っている弁護団には新たに2名の若手弁護士が加わり、さまざまな理論的研究も含めて、弁護活動が進められています。人事委員会審理が停滞する中、一部の事案については裁判への移行も検討されているところです。

 

「君が代」不起立処分撤回闘争への支援カンパのお礼

 5月11日の集会に先立って送らせていただいた「君が代」不起立処分撤回闘争への支援カンパ要請に対して、全国の皆さんから多くのカンパが寄せられました。この場をお借りして、厚くお礼を申し上げます。

 皆さんからのカンパは、郵便での振替だけで6月5日現在、664,664円に達しています。その他、各集会でのカンパ、団体カンパなどを含めると918,355円になります。これらのカンパは、新たに人事委に不服申し立てをおこなった事案や昨年に引き続いて処分を受け、改めて不服申し立てをした事案の弁護団費用として既に支出させていただきました。

 人事委員会闘争や来るべき裁判闘争は長期にわたる闘いになると予想されます。また、来年以降の新たな処分・不服申し立てにも備える必要があります。今後とも、ご支援をよろしくお願いします。

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