2019/09/27(金曜日) 晴れ
気圧の変化で変形するベローズの状態を検出するセンサーにCdS光センサーを使ってみた。
このCdS光センサーは高感度で外部の明るさの変化にも敏感に反応してしまう。
そこでCdS光センサーを箱で囲って小穴を開けてLEDの光線だけに反応するようにした。
この結果、ベローズの変動に追従する絞りの動きが前より安定に検出できるようになった。
しかし、センサー出力が微小に振れる状況は改善されなかった。
もしかするとこれはCdSセンサーが発するノイズかもしれない。
CdSセンサーを他のセンサーに変えて確認してみることにした。
もう何十年も前のこと、マイコン(My Conputer 当時流行っていた。)の
プログラム読み込み装置を作ろうとしたが完成させられなかった。
その残骸の光センサーがあるはずだ。
ジャンク箱をかきか回して探した。
これがそのセンサーだ。
テープに穿孔された穴の直径ぐらいの細長いセンサーだ。
形状からフォトダイオードかフォトトランジスタかと思って極性を調べてみた。
テスターで導通を測ってみたが導通無しだった。 + - を入れ替えても導通無しだ。 ???
もしかするとこれもCdSかも知れない。
光を当てると導通する。
消灯すると高抵抗になる。
なぁーんだ、これもCdS光センサーだった。
でも、これを使えばうまくいくかも知れない。
ボール紙で小箱を作って中に収めた。
小箱には小さな孔を開けてLEDからの光線だけが入るようにした。
段ボール製テスト台に乗せてテストしてみた。
これも前にテストしたものと大差なかった。
絞りを調節してCdS出力を1気圧相当の電圧にして様子をみてみた。
やっぱり出力は一気圧出力(1013hPa)を中心にして上下に細かく振れている。
そんなテストの結果を動画でご覧ください。
考えてみればこの振れている出力はmVのオーダーだ。
このくらいはしょうがないのかもしれない。
さて、次はベローズの動作確認をしてみようか・・・・・