デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

やっと音が出せた・・・と思ったら ー カセットテレコの修理に挑戦 - 

2023年05月15日 21時20分06秒 | 工作実習

2023/05/05(金曜日) 晴れ

 組み立てが完了したラジカセの「プレイ」とか「早送り」「巻戻し」のボタンを
押してみた。
 ところがモーターは回転しない。
 どうしてだろう???
 何度やってみてもモーターは回転しない。

 「基板の配線を間違えたのかな?」



 また、ケースを分解して基板を点検してみたが配線の誤りはない。
 基板を外してテレコのメカを点検した。
 テレコのボタン(「プレイ」とか「早送り」など)を操作するとその機能に合わせて
左右に動くレバーがある。
 そのレバーの先端(キャプスタン・プーリーの下に潜り込んでいるので見えないが)
付近に2本の赤色の配線があるのが気になった。

 赤色配線の接続元は何だかスイッチの板バネみたいだ。 
 もしかするとメカのレバーがこのスイッチ・バネ(電極)を押してONにするのでは
ないだろうか?

 赤色配線にテスターを当ててレバーの動きでON、OFFされるか確認したが、OFF
のままだった。
 多分、その接点付近にある「早送り」「巻戻し」プーリーにベルトを掛けるときに
「変形」させてしまったんだろう。

 スイッチはキャプスタン・プーリーの下にあるので全く見えないのでどんな状態に
なっているかはわからない。
 しかたがないのでわずかな隙間から細い針状のピン(コンパス(デバイダー)の針)を
差し込んでかき回してみた。
 そしてテスターでON、OFFになるかを確認しながらいろいろ動かしてみた。

 「おっ、ONになったぞ!」

 「停止」を押してレバーを復旧させるとOFFになる!

 なんとかスイッチの異常は回復してくれた。 

 蓋をはずしたままでテレコを操作してみた。

 

モーターの動きを動画撮影してみました。

基板の配線が完了していないので(磁気ヘッドの配線が残ってる)音は出せない。

 

何だか元気が出てきて、ルンルン気分でハンダ付け・・・(バカまる出し(笑い))

 

 録音済みのテープをマウントして再生してみました。

 

 音(楽)は聞こえるようになりました。
 しかし、テンポが早くて甲高い音です。
 テープ速度が速すぎるのでしょう。
 
 交換したベルトは太さが1.4mmです。
 元のベルトはちょっと細かったから多分、0.7mmだったのではないでしょうか。
 この差がテープ速度に影響しているのかもしれません。
 そこで0.7mmのベルトを注文しました。
 このベルトが届いたら交換して実験してみます。

         (続く)

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