2013/10/04(金曜日) 曇り
今、分離型(カセットボンベ部とバーナー部が分離している形式)の
小型ガスバーナーを使ったボイラーを工作している。
だけどやっぱりこの小型ガスバーナーの火力がわからないと工作の
しようがない。
ネットでこのバーナーを見つけたときの仕様では“3500Kcal”と
書いてあったが、これは大体の卓上カセットコンロの火力と同じだ。
バーナーの直径が3cmばかりと小さいけど、火力はあるんだな?
でも本当に“3500Kcal”も出るんだろうか?
第一、普通は“3500Kcal/h”と時間当たりの表示なのにこのコンロの
それには“h”が書いてなかったんだから・・・・・
まぁ、そんなことはどうでもいいから試しにこれを使ってエンジンを回してみよう。
↓ バーナーのすぐ近くにあったOリング気密接続部分をバーナーから離した。
↓ Oリング気密部を炉の外に出したので狭い燃焼室で燃やしても大丈夫だろう。
↓ 狭い囲い。燃焼熱が外に逃げないようにしたつもり。アルコールランプの燃焼では問題なかったが・・
こんな狭いところでガスを燃やすんだからちょと不安だ。
↓ 外側は釜覆いになる。
↓ これがボイラーのお釜。 カマボコ型で煙管が10本付いている。 容積は850ccもある。
↓ さぁ、テストを始めてみよう。 燃焼室の下部がどんな温度か心配なので測ってみる。
ついでにボンベの温度低下も測ってみた。
↓ 使用前のカセットボンベの温度は21℃ぐらい。 今日はちょっと寒いぐらいだった。
バーナーに点火してエンジンが回りだすのを待った。
やっぱり火力は弱い。
ボイラーの圧力がなかなか上がらない。
やっと動き出したエンジンはなんだか頼りない。
圧力は0.3気圧ばかりで発電電力は0.5Wばかりだった。
そのテストの様子を動画でご覧ください。
テスト中カセットボンベを触ってみると、冷たく冷えている。
(“冷える”のは“冷たい”に決まってる。 「馬から落ちて落馬して・・・」と同じだ)
今日は気温も低いし、余計に冷えてしまったのだろう。
これでは火力が弱くなるのは当然だ。
↓ 運転後のボンベの温度は10℃に下がっていた。
そこで排出される蒸気でボンベを暖めてみることにした。
↓ ボンベにシリコンチューブを巻きつけて排出蒸気を流した。
これでボンベは温度低下せず、徐々に温度上昇するようになった。
テスト中には35℃ぐらいに加温することができた。
これで火力も強くなり、エンジンも少しは力強く回るようになった。
圧力も0.5気圧に近づき、発電電力も1Wが出せるようになってくれた。
そのテストの様子を動画でご覧ください。
ボンベの加温でパワーアップすればこの小型ガスコンロのバーナーでも1Wを出せることがわかった。
お釜の構造や、熱漏れ対策をすればもう少しパワーが出るかもしれない。
だけど、卓上カセットコンロのバーナーに比べたら非力だ。
やっぱりこのバーナーでは大きなボートのボイラーには使えない。
もっと小型のボートを作ったときの、小型エンジンと組み合わせるボイラーに使おう。
今、分離型(カセットボンベ部とバーナー部が分離している形式)の
小型ガスバーナーを使ったボイラーを工作している。
だけどやっぱりこの小型ガスバーナーの火力がわからないと工作の
しようがない。
ネットでこのバーナーを見つけたときの仕様では“3500Kcal”と
書いてあったが、これは大体の卓上カセットコンロの火力と同じだ。
バーナーの直径が3cmばかりと小さいけど、火力はあるんだな?
でも本当に“3500Kcal”も出るんだろうか?
第一、普通は“3500Kcal/h”と時間当たりの表示なのにこのコンロの
それには“h”が書いてなかったんだから・・・・・
まぁ、そんなことはどうでもいいから試しにこれを使ってエンジンを回してみよう。
↓ バーナーのすぐ近くにあったOリング気密接続部分をバーナーから離した。
↓ Oリング気密部を炉の外に出したので狭い燃焼室で燃やしても大丈夫だろう。
↓ 狭い囲い。燃焼熱が外に逃げないようにしたつもり。アルコールランプの燃焼では問題なかったが・・
こんな狭いところでガスを燃やすんだからちょと不安だ。
↓ 外側は釜覆いになる。
↓ これがボイラーのお釜。 カマボコ型で煙管が10本付いている。 容積は850ccもある。
↓ さぁ、テストを始めてみよう。 燃焼室の下部がどんな温度か心配なので測ってみる。
ついでにボンベの温度低下も測ってみた。
↓ 使用前のカセットボンベの温度は21℃ぐらい。 今日はちょっと寒いぐらいだった。
バーナーに点火してエンジンが回りだすのを待った。
やっぱり火力は弱い。
ボイラーの圧力がなかなか上がらない。
やっと動き出したエンジンはなんだか頼りない。
圧力は0.3気圧ばかりで発電電力は0.5Wばかりだった。
そのテストの様子を動画でご覧ください。
テスト中カセットボンベを触ってみると、冷たく冷えている。
(“冷える”のは“冷たい”に決まってる。 「馬から落ちて落馬して・・・」と同じだ)
今日は気温も低いし、余計に冷えてしまったのだろう。
これでは火力が弱くなるのは当然だ。
↓ 運転後のボンベの温度は10℃に下がっていた。
そこで排出される蒸気でボンベを暖めてみることにした。
↓ ボンベにシリコンチューブを巻きつけて排出蒸気を流した。
これでボンベは温度低下せず、徐々に温度上昇するようになった。
テスト中には35℃ぐらいに加温することができた。
これで火力も強くなり、エンジンも少しは力強く回るようになった。
圧力も0.5気圧に近づき、発電電力も1Wが出せるようになってくれた。
そのテストの様子を動画でご覧ください。
ボンベの加温でパワーアップすればこの小型ガスコンロのバーナーでも1Wを出せることがわかった。
お釜の構造や、熱漏れ対策をすればもう少しパワーが出るかもしれない。
だけど、卓上カセットコンロのバーナーに比べたら非力だ。
やっぱりこのバーナーでは大きなボートのボイラーには使えない。
もっと小型のボートを作ったときの、小型エンジンと組み合わせるボイラーに使おう。
私の船外機を搭載するボートですが、製作レポートの一部ですが、本日中にWebにアップする予定です。アクセスしてみてください。
はい、使用したのはバーナーの直径が30mmの分離型コンロでした。
私のエンジンは漏れが多くて圧力が上がりませんが、精密な工作のエンジンなら
もっと圧力は上がると思います。
昨日のような気温の低い日はボンベの加温が必要だと思いました。
分離型コンロはこの工作が面倒ですね。
ボートの工作レポートを拝見するのが楽しみです。 よろしくお願いします。
またバーナーは接続部の形状(ねじ込み式)から見て本来LPG混入ガスを使用する仕様だと思います。
恐らくこれが原因で十分な火力が得られていないと思います。
一度、蝋付け用のガスでお試しください。
団塊工房さん楽しみにしていますよ〜
あっ、そうなんですか・・・ねじ込み式の接続部はLP混入ガスボンベ用でしたか。
知りませんでした。 それで仕様(ネット上でみた)では“3500Kcal”って書いてあったのかな?
小さなコンロなのにパワーがあるんだな、と思いました。
今度ロウ付け用ボンベで実験してみます。
私はボイラー工作の方向転換をしました。
この小型ガスコンロの使用はちょっとお休みして、先日の鏡板を使って
大き目のお釜をつくり、今までのボイラー(燃焼部)に載せて大型ボートでの連続運転10分を
目指します。 大型ボートにはV型エンジンも搭載できますので・・・・・
2W出力のエンジンなら少しはまともな動きをしてくれるのでは・・・と思っています。