デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

SDRで短波放送を聞いてみる(8) -ブレッドボードで100MHzは無謀だった ー

2025年02月14日 13時40分54秒 | 工作実習

2025年2月13日(木曜日) 晴れ 嵐のような風が吹いた

 SDRドングルで短波放送を受信するためのコンバーターを作ろうと
工作をしています。
 だいぶ前に同じような工作をして一応は受信することができました。
 そのコンバーターを久しぶりに動作させて短波放送を聞こうとしたの
ですが、何だか具合が悪くなってしまって聞こえませんでした。
 そこでまた工作を始めました。
 今度はいろいろ実験しながら工作をしているのでブレッドボード上に
回路を組んでいます。
 悪戦苦闘しながらも50MHzの水晶発振回路は組みあがりました。
 これを2逓倍して100MHzにすれば局発はOKなのですが、
この2逓倍がどうしてもできません。

 100MHzもの高周波回路をブレッドボードに組むなんて言うことが
無謀なんでしょうか?
 もし低周波発振で2逓倍ができたならば、ブレッドボードでは低周波の
実験はOKだが高周波実験はNG(無謀なこと)ということでしょう。

   ジャンク箱に小さなトランスがありました。
 このトランスを発振回路の「コイル」の代わりにして低周波で実験して
みることにしました。

 

 回路はこんなものです。
 CR発振回路から1KHzぐらいの低周波を出力して
それをトランスに入れて二次側に発生した低周波出力を
両波整流回路で脈流にしてその周波数が2倍になることを
確認してみようというわけです。


 
 この回路をブレッドボードに組み立てました。


 CR発振回路は簡単に発振してくれました。
 しかし、波形は歪んでいてバイアス調整を繰り返してやっと
サイン波らしくしました。
 それをトランスに入力して二次側出力をブリッジ・ダイオードで
両波整流(検波?)しました。

 結果はOKでした。
 脈流(波形は対称ではないけど・・・)は入力の2倍の周波数に
なっていました。

 
 CR発振器出力は≒1.1KHz 両波整流後の脈流は≒2.2KHzです。

 

 これで「ブレッドボードで100MHz」は無謀な挑戦・・・ということが
わかりました。

 (影の声)
  「こんなことは常識でしょう、 わざわざ実験しなくたって
   分かり切っているのに・・・・・」

 はーい、おっしゃるとおりです。 これからはもうちょっとマシな工作をします。

                          (続く)

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