HOTなおちゃタイム

保護猫八匹、21歳のリンをはじめとした楽しい日記をお読みくださいね。

ビュッフェとデビュッフェと影響された私の絵

2008-07-31 17:11:51 | 絵画

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ゴッホの色彩から黄色(プルシャン)のシクラメン


私の作品1



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私の絵2



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卓上のチューリップ1978ベルナール。ビュッフェ



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展望物体計画をのせたテーブル1968 デビュッフ



先日ゴッホの名を借りて美味しいワインが飲めたら思い出しました。

ここら辺りがいくら飲兵衛でないと本人がいっても
周りが笑う理由だと思うのですが

10年以上前に黄色プルシャンブルーで描いた絵があることを!


大抵の古い絵は、処分してしまうのですがこれはなんとなく残していました。

油絵は古いキャンバスの上に絵を描くことが可能で、


新しいキャンバスでは出ない重厚さが短時間で仕上がる事と


キャンバスの処理が大変なことから、


古いキャンバスを使う人が多いのですが、私は古キャンは使いません!

ですから、処分してしまうのです。

私の絵1と2はビュッフェのまねをして線を多用していました。

線を多用することは絵の欠点を隠してくれて

簡単に個性的な強さが出るのです

しばらくして、丁寧にデッサンすることの必要性に気がつきました


そういう時代の絵です。


<デビュッフェとビュッフェ>


それから、私の誤解!

フランスでは名前と名前の間に DEがつくのは貴族の印で、


ジスカール.エスタンが大統領になってから DEをつけました。デスタンになりましたし、


シャルルゴールも然りです。


私の好きなロートレックは正式には

アンリ=マリ=レイモン.ド(DE)。トゥールーズ=ロートレック=モンファ、

ですがツールーズ地方の伯爵だったので

簡単にツールーズのロートレックとか、フランソワロートレック
と署名などにみられます。


ですからビュッフェにDEがついたとおもっていたのです!


今回作品をアップするのに画集を持ち出したら

あらまあ!びっくり


二人ともフランス人1900年代生まれで、


近代絵画の巨匠という点では同じですが、、、作風も全然違いますよね

デビュッフェの作品も一杯見ていたのに!

しっかり勉強しなおさなくてはと反省しきりです!


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スペインのお土産、ハモンとドイツのアウスレーゼワイン

2008-07-30 16:47:34 | 


スペインのお土産1、マドリッド。マヨール広場の夕景色


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スペインのお土産2ハモンとドイツワイン


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ヨーロッパにいくといったのでドイツのアウスレーゼワイン生ハムを頼みました。

先日帰国してのおみやげです。


それと若干の薀蓄


生ハムを買おうとしていたら、古くからの友人(スペイン人)がこれがいいとすすめてくれたとか、
jamon de Jabgo de bellotaです。


詳しくはこちらをご覧ください!


http://www.namaham.com/jamon_iberico.html

要は最高級のハモンであり、


材料のイベリコ豚(黒豚)の餌も、育ち段階におうじて美味しくなるように、くふうされ、
最後はどんぐりをたっぷり食べさせ放牧をして丁寧に育てるとか、


3000万本以上生産される物のうち22%しかできない、

塩漬け、洗浄、乾燥、乾燥地下室での熟成の4段階も熟連の職人でなければできない貴重品
イベリコべジョータは40ヶ月も熟成されたハモン

目の前できってくれて真空パックにしてくれるのだそうです。


お値段も松阪牛より高い!

食べてびっくりこれって豚?味わっていくと独特のうまみが広がっていく
           おいしい!




イタリアの生ハムが私たちは好きなのですが、イタリアもめじゃないねと話をしました。

そしてスペインに敬意を表して、マイヨール広場の夕暮れもお土産にもらいました。


後ろは今少なくなって生産中止のアウスレーゼとこれからのアイスワイン(貴腐ワインとも言われる)素敵な甘口のワインです。

これで昨日、ゴッホの命日を弔いました!


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”崖の上のポニョ”みました!

2008-07-29 23:31:29 | 映画


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FONT style="BACKGROUND-COLOR: #0080ff">1  海辺の小さな町


誰もが意識下に深く持つ内なる海と、


波立つ外なる海洋が通じ合う。


海を背景としてではなく主要な登場人物としてアニメートする。


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人間の宗助のとこに行く!と妹たちの力を借りて海の上を走るポニョ


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ポニョのお父さんのフジモトが人間になりたいというポニョを泡状の物に閉じ込める。


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物語は、海に住む魚の子ポニョが人間の子宗介といしょに生きたいと願い、5歳の宗助が守ってあげるという約束を果たすお話。


   <宮崎 駿監督の企画意図抜粋>


☆   魚姫」のお話しを今日の日本に


☆   海辺の小さな町と崖の上の一軒家。


☆   生き物のような海


☆   魔法が平然と姿を現す世界


☆   少年と少女、愛と責任、海と命


私の感想


ジブリの作品は,たいていみているのですが、


これはトトロ系かな。

やはり海を主要な登場人物としてアニメートするといわれた狙いどうりに


があり、


ポニョのお父さんのフジモトが精製した命うの泉が海に流れ出てからの海はすごい。


自然界のサイクルを狂わしてしまったので、台風と高潮と大津波がいっぺんに来たように荒れ狂う、


みんな海のそこになり水中都市になってしまう。

日本のような自然が変化に富んだ国の人は自然に畏敬を持っている。

ヨーロッパのように、あまり自然に変化がない国はコントロールできる物としてみていると「ユダヤ人と日本人」の中書いてあった気がするが

そういう意味では日本的な発想だなと思った。


海を主要な登場人物として描くという発想が日本的とこうなるわけだ。

ポニョを造ったお父さんのフジモトは、「海底2万リーグ」に登場するノーチラス号のアジア系乗組員でグランマーレと出会い恋に落ちた。


100年後半分人間半分海の男で彼の理想を実現するべく、

(彼の娘のお魚を立派な海の女にする責務)

命の泉を精製して、

海の平和が世界を満たし、グランマーレと穏やかに向かい合える日を夢見ている。

姿がなんとなく手塚作品のブラックジャックに似ている気がして、私的にはいまいちである。

海のお魚が世界を制覇した時代ーー「魚の時代」といわれている。

それはデボン紀(4億1600万年前から3億6700万年前)の時代のことでこのときの両生類が出現したといわれている。

グランマーレは登場シーンで


デボン紀時代のことを言っているがこの時代を夢見ているのかな。


登場人物も数を絞り込み、絵もほのぼのとした手作りの感じが出るように工夫されている。

しかしそれは物語を古めかしく見せたり、ストーリーを単調に見せてはいない!
それがかえってスリリングに、緊迫感を高めていると思う。

宮崎監督の言う


   神経症と不安の時代に立ち向かおうとする物である。>


のが制作の意図としたら、この作品に限ったことでなく、彼の作品にはいつもあったかい人間に対する慈しみが感じられる


この作品からは、海を主要人物化する事により、


むしろ自然をコントロールできるという人間のおごりに警鐘を鳴らしてる気がするのである

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ゴッホとオーヴェル・シュル・オワーズ7月29日

2008-07-28 16:42:49 | 絵画


         ☆1夜のカフェテラス1888年




        1890年7月22日ごろ最後の作品


         ” カラスのいる麦畑”


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☆3上は今のオーヴェールシュルオワーズの麦畑 下はタオと並ぶ墓



☆3上の写真は看板があるようにゴッホがモデルとした風景オーヴェールシュルオワーズの麦畑

(写真ではあまり分からないが、私が行ったのは、麦の黄色になった6月の下旬、ほとんど絵の世界画そのまま残されていて
感動した。)


彼の最後の作品です。彼がかいたのはちょうど今頃です。


そして7月27日に自殺をはかり29日になくなりました。(明日ですね。命日は)


VAN GOGH


わずか10年の制作活動で2000点もの作品を残し、激動の人生を終わったゴッホ!
オランダで生まれ、父のあとを継いで牧師のなろうとしたが、あまりの入れ込み様にそれも挫折,
生涯、彼の理解者の弟のタオに経済援助をたのみとした。タオの結婚に精神的に追い詰められ自殺したかもという話もある。

しかし、死後も一緒にと言う計らいで今は二人並んで葬られている写真が下の写真です




☆1の写真”夜のカフェテラス”1888年制作


黄色紺色コントラストがとても個性的です。色の効果を確かめる為に彼は其の色の毛糸をつかったそうで其の実物の毛糸が展示されていました。

私の一番好きな作品です。

モウ100年彼が遅くうまれていたら病気も治せたかも、、とふと思ってしまいました。

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石膏デッサン大顔面とメディチをかきました。

2008-07-27 22:51:28 | 絵画


     大画面の石膏像


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     FONT style="BACKGROUND-COLOR: #ffff80">メディチの像








今日は、デッサン画のお稽古にいきました。


石膏像”大顔面”をかきました。


先生から随分ほめていただきました。


少しは進歩してきてるのかな。まあこんなところかな。


2時間ですのでまだまだかきこみが足りません。


今日は37度もあり、炎天下でかけていくのは、大変です。

途中で集中力が切れてしまいました。

熟年の男らしい男の顔ですよね。


ビィーナス系の顔よりもごっつい顔のほうが私はかきやすいです。




下のデッサン画はメディチの像


ルネッサンス期 イタリアで隆盛を極めた当主ジュリアーノ.デ.メディチを


天才彫刻家ミケランジェロが刻んだ物です。


ダビデの像に通じる美しい若者の顔は女性に大人気です。


勿論私も、大好きで、惚れ惚れします。


メディチの像を描く時は人が違ったようだといわれます。


若くて美人の子が"やっぱいい男はいいな"とぶつぶつ言うのを聞いて笑ってしまいました。


モデルは男女を問わず綺麗なほうがいいですよ!


こういう楽しみ方もあるのですよ


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まー君(楽天)の右肩痛と東愛知大会決勝戦成章高校惜敗

2008-07-26 17:16:45 | 新聞から


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暑い日が続いています。

都会ではセミが夜中も鳴き続けています。

このせみ時雨高校野球は切っても切れないイメージなのは私だけではないと思います。

第90回全国高校野球選手権記念の東愛知大会で決勝戦があり

春夏連覇を目指していた成章高校が敗れました。


成章高校は  愛知県の東渥美地方にある、江戸時代の田原藩の藩校成章館を前身とし、旧制県立中学の流れを汲む伝統県立高校です。


渥美半島というのは黒潮が流れ、
其の先端近くにある伊良湖岬は、島崎藤村の詩でも知られる、”遠き島より流れ着いたと言う椰子の実”伝説の地です。

田原藩というのは1200石の小藩ですが、譜代大名、城持ちである、

近くは、渡辺崋山と言う画家兼蘭学者であり、有能な政治家、家老であった人物がでている。彼は天保の大飢饉の時、一人の餓死者も出さなかったことなどで、今でも地元の人から慕われているそうだ

春に,「NHKの家族に乾杯」と言う番組で3世代同居の家族などのところを訪れていたのだがそこの人々が申し合わせたように"幸せです"と言っていたのが印象的でした。



こういう地理的歴史的背景からも分かるように


穏やかで辛抱強く思いやりのある人が多い

その代わりと言っては難だけど、大向こうをうならせる様な派手なこともあまり知らない


そんなところから今年の春、成章高校が甲子園に出ると言うので地元の人々は大喜び!
野球部のホームページものぞいたけれど皆自分が出れる以上に喜んでいた。
成章高校は県立の田舎の学校です。
スーパースターがいるわけでもなく、都会の有名私学のような特に恵まれた環境でもありません。
指導の先生も生徒も、いわゆる高校生らしいチームです。


甲子園では一回は勝ったけど、2回目は負けました。
それでも地元の人々はおらがチームと盛り上がったのです。

そして、彼らの菜の花応援団応援団最優秀賞を獲得したのです。
勿論この応援団とて即席に近かったのです。


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夏の大会はどうなるのかと注目しておりました。
甲子園には出れなかったけれど、頑張ってすがすがしい物を残してくれました。


今甲子園大会に出てくる選手は、野球環境に恵まれ、体格もすばらしい子が多いです。
そいてよい子をスカウトしようとプロ養成所のような雰囲気すらあります。


しかし、高校を卒業してすぐプロデビューした田中将大選手ですが、


「楽天と」いう弱小チームにいって、あんなに登板して、肩を壊すのではないかと心配していました。


過去にも、中日の近藤という選手がデビュウ戦でノーヒットノーランをやり遂げたのですが、やはりまもなく肩を壊して選手生命を終わった記憶があります。
体を壊すという原因は簡単なことではないでしょうが、そこにまだ大人になり切れていない高校生の将来に対して、プロ球団のエゴがあるのではないでしょうか
そういう意味からも、甲子園がプロの下請けのような状態でなく
成章のような高校生らしいチームの活躍を快く思う人は多いと思います。


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インドの花、クロサンドラの花

2008-07-25 17:14:34 | 独り言


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私の住んでいる名古屋市は毎日35度越え、


夜がきついのですが27度より下がらず蒸し暑いのです

シルクロードの国からの留学生も,

国は40度になるけれど、夜は涼しくなるし


湿度が全然違うから木陰は涼しいんだけど

名古屋はじっとりとどこでも暑いと驚いていました。


其の中で綺麗に花を咲かしているのが、

クロサンドラと言う写真の植物です。

原産地はインド南部のスリランカです・


別名サマーキャンドルとも言われ、

ろうそくのような麦の穂のようなところからオレンジ色の花びらが一杯咲きます。
和名は狐の日傘


なんかおかしいですね!


実はこの植物は常緑の低木だったんです。

私は,てっ
きり草だと思ってました。

買って4年めですが、花を咲かす宿根草かしらと思ってました。
11月以降も花が咲いていて驚きました。
冬はあまり水をあげずに家の中の10度くらいからさがららない乾燥したとこにおいていました。
今年は連休明けから咲き出し今ではこんなに咲いています


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ハリー。ポッターと死の秘宝の感想2

2008-07-24 16:51:20 | 


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「ハリ.ポッター」最終章発売間近な22日に朝日新聞に載った記事です。


☆1、児童書、大人もはまった魔法の世界

☆2、時代の緊張感と連動 


 児童書なのに、容赦なく主要人物が闇の魔法で次々と死んでしまう。


「戦争のアンチテーゼや現実を変えようとする力が必要とされる時、


ファンタジーが求められる。


ファンタジーは甘くて優しい物でなく、


残酷さや生きづらさと結びつくことが多い。」と


SF評論家の小谷真理さんはいっている。とか


☆ 3「ハリ。ポッター」の道具立ても設定も今までのファンタジーの借り物に過ぎない、
とマニアックなファンタジーフアンから厳しい声が出る。


歴史や地図を思い描けるくらいに架空世界を精密に作り上げた指輪物語」「ナルニア物語」「ゲド戦記」と比べるとものたりない。


翻訳家で、法政大学の金原瑞人教授は、
「指輪物語」や「ナルニヤ物語」は文学的価値の高い物として、子供から取り上げてしまった一面がある
汽車に乗って魔法学校に行き現実の中に魔法使いがいる「ハリー。ポッター」は圧倒的に分かりやすい。


といろいろな人の意見を載せている

こういう意見は今までにもよく見聞きしたことである。良くある「ポッター」記事です。

どうしてこんな楽しいお話を むつかしく いわなくてはいけないのかなと
いうのが感想ですし、

今江祥智さんは
「何を言ってもひがみになるけれど」
3巻まで読んでモウいいかなと思った。」
の話に至っては、
物語は「起承転結」とあり、其の承の部分くらいで「モウいいかな」
といってるとおもいます。何にも楽しんでない。分かってない。


ファンタジーは大人の話とか子供の話でなくて、どれくらい楽しめるかだと思う。
大人は頭が固い人が多くて、ありもしない空想の世界のことは子供の世界と決め付けてません?

「ハリー。ポッター」以前に「妖精国の騎士」の少女マンガで暗いファンタジーが書かれているのですが、、、
時代の緊張?フーント思ってしまう


第7章は今までに書かれていたことの集大成です。

例えば、ハリーはお父さんに似て、目だけが母に似たであると何度も出てきます。このことがある男の最後の場面をより一段と感動を深くするのです


ハーマイオニーが目指していた屋敷僕開放の話にも、


ダンブルドアの生い立ちや其の死、

ネビルロングボトムの勇気


まだまだいろいろ盛りだくさんのことの集大成です!


<<誰も本に書いてなかったこと。>>私の感想
それは今まで過去の偉大なファンタジー作家がのりこえるコトができなかった。当たり前のように受け入れていた節が在るコト,


J.Kローリングスはさらりとこえて書き表しているのを感じます。


それは既成の権威、偏見からの自由です。


既成の権威、偏見とは物語の中で、純血主義、貴族、屋敷僕、ダーヅリー家の行き方、ハーマイオニーの変貌と実力、 一杯ありますよね。


私はイギリス人は保守的で価値観をなかなか変えようとしない国民だと思います。
そういう体制を穏健に勝つ痛烈に批判していると思えてならないのです。

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ハリー.ポッターと死の秘宝読みました!

2008-07-23 23:36:41 | 




今日10時に本屋へ行き

3年前から予約していた”ハリー.ポッターと死の秘宝”最終章を受け取りました。

家事を済ませて読みにかかったのは3時夕食などの時間もあって、
先ほど11時過ぎに読み終えました。

正味7時間くらいかな?


感想は  
最後の松岡さんの不死鳥の歌と言う解説を読んで納得した。

私は、英語版ですでにこのストリーを読んでいます。
ここをごらんください。

http://blog.goo.ne.jp/0720micchan/e/600f56be8899490d402bef894cf0eb04


其の時は,ハリーが可哀想で可哀想で仕方がなかった。

ハリーの大事な物は次々と奪われていく、
そして最後は一緒ぬ旅に出た友までも、
魔法界を牛耳ろうとする闇の帝王ヴォルデモート卿をたおす分霊箱の魔力でハリーと元から去ってしまう。

そういう打ちのめされたハリーを救ったのも、友情であり
  
ハリーが自らの命を犠牲にする決心をしたのも彼の
友情です。


松岡さんが最後に解説している通りに、この物語に流れる友情と勇気 をかんじたのです。

松岡さんが言う宝のもうひとつ、
については

原作からはハリーの母親のリリーの
愛、
トンクスとルーピンとその子供への愛。などなど
は読み取れました。

が、モウひとつの原作からはそれほど感動的ではなく
本版を読んでいて、涙が出てきてしまいました。

感動してしまいました。

其れは松岡さんの後書きの
不死鳥の歌をよんで理由がわかりました

彼女はその
33章が彼女にとっての圧巻だったとかいている。


私が原作では読み取れなかった、切なさに胸が締め付けられ、

32章の其の男の最後の言葉の重みを伝えたくて、
訳語に数日費やしたと言う。

ここなんですよね。松岡さんの訳のすばらしさは

そういう思い入れで訳されているから

原作を超えた何が伝わって来るのですよね。

まだまだ書きたいことがあります。其れは次回!

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赤毛のアン100周年記念展

2008-07-22 18:30:45 | 






薔薇の大家からチケットいただきいってきました。

大家は薔薇のすごいベテラン栽培家なのですが、韓流ドラマが大好き、古典アニメがすき、なのです。


アニメの毛のアンも全部録画してあり貸していただきました。

それで岩波文庫で”アンの娘リラ”までお貸ししたらお読みになられました。

学生時代に親友がはまっていたので、私もずっと愛読書の一つです。

今回の展示会は出版100周年を記念して


カナダ観光局、プリンスエドワード島州観光局などなどの後援を得て開かれました。

ですからアンが世界で一番美しいと言った

プリンス.エドワード島の様子もいろいろ再現されたりしています。

中でも、モルガン自身がさしたクレイジーキルトは見ものです。


日本のアニメのグッズも売られてました~



一番興味を引かれたのは

作者の直筆原稿が、日本初公開されたことです。

思ったほど悪筆ではなく、外国人にしては綺麗な字だと思いました。

ほかにも彼女の愛用品

(アンの中に登場する物。ゴグは割れてしまったけれどマゴグがありましたあ!)
すごく嬉しかったです!


それと彼女は大変な愛猫家で可愛がっていた子たちの写真もありました。

猫の中でも黒猫好きで、手紙などに、黒猫のイラストがかかれたものがありました。

小説を描く為のメモ帳的なものも展示されていて、

美しいものが集められており、そういうものが大好きなアンシャーリーとダブります。


翻訳をなさった村岡花子さんについても

かなりのスペースをとって、彼女の直筆の原稿など貴重な物が展示されています。

中でも”赤毛のアン誕生の秘話”は興味深いです。

村岡さんは10歳から20歳まで東洋英和学院と言うカナダ系のミションスクールに寄宿しました。

この学校はカナダ.エンタリオ州立学校と同じ教科書を使って教えれられており、
アンの中のレイチェル婦人やリンド婦人のような宣教師から教えられていたのです。

世界情勢が不穏になった昭和14年、帰国なさるL.L.ショウ先生より

"Anne of Green Gables"を渡されて翻訳することを言われるのです


其の頃彼女はすでに英詩の訳等手がけており、実物も展示されています。


翻訳は、20年に完成していたけれど、

昭和27年に三笠書房から出版されるのにいたるわけです。

モンゴメリーの文章は難解で有名ですが、
村岡さんの手を経て
皆々に支持されて、日本では世界で一番の出版部数を誇っているのです。


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明日はいよいよ待ちに待ったハリーポッター最終章日本語版発売日!


3年前から予約してあるんだよ!


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