Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
 6/3夜明け前 月と火星が接近

♪ If I had another chance tonight...

2009-10-29 12:00:00 | エバーグリーン

今回ご紹介するお気に入り曲はTOTOの "I Won't Hold You Back" です。

YouTubeにある映像はこちら↓

1982年発表の大ヒットアルバム "TOTO Ⅳ"(邦題「聖なる剣」)からシングルカット

された曲で、全米チャートでの最高位は10位でした(ACチャートではNo.1を記録)。

このアルバムからは複数のヒット曲が生まれ、最大のセールスを記録したシングル曲

は「アフリカ」という曲になるでしょうか。1983年のグラミー賞では主要2部門を含む

6部門で栄冠に輝いた傑作アルバムとして、今でも語り継がれています。

ちなみに、ウチにはこのLPレコードも未だに残ってたりします(↓)

で、紹介したバラード曲は同アルバムからの第4弾シングルでした。

ピアノ主体のイントロやメインヴォーカルの歌声はもちろん、途中のギター・ソロ

までもが、ゆったりと聞かせる心地よい曲調で、このバンドが出したヒット曲中でも

ベスト3に入る名曲だと個人的には思ってます。

ところで、"TOTO" というと大半の日本人がほとんど毎日のようにお世話になっている

有名衛生陶器メーカーのロゴを思い浮かべてしまいますね。

実は全く関連性がないとは言い切れないような話があるんですよ。

詳細についてはこちら(↓)を参照してみてください。

http://ja.wikipedia.org/wiki/TOTO_(%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89)#.E3.83.90.E3.83.B3.E3.83.89.E5.90.8D.E3.81.AE.E7.94.B1.E6.9D.A5


今朝の富士山(2009/10/27)

2009-10-27 11:45:00 | 富士山

台風が近づいた前日、平野部では雨でしたが、富士山には雪が降ったようです。

一夜で真っ白な姿に変わってました(↓)

やっぱり富士山は白い方が美しいですね。


コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
キラリ [2009年10月29日 23:58]
こんばんは☆
とっても綺麗ですね~雪が乗っていた方がやはり富士山という感じです。
富士山を見るたびに癒されたりするので富士山は流石です!
fornax8 [2009年10月30日 9:09]
キラリさん、コメントありがとうございます。
富士山はホント綺麗ですよねー。
この時は雪化粧した上に笠雲までかかってました。
もっと珍しい姿もとらえてみたいです。

秋刀魚寿司

2009-10-26 19:30:00 | グルメ

先週末は一泊二日の職場旅行で、伊豆の下田に行ってきました。

下田の市街地からは少し離れた白浜海岸近くにあるホテル伊豆急に泊まったのですが、

すぐ傍にドライブインがあって、そこで今が旬という秋刀魚寿司を購入。1つ840円也。

テイクアウト用じゃ、味は期待薄かなと思ったら、これがなかなかの絶品でした。

外見はこういうものです(↓)

中身はこうなってます(↓)

尻尾が2つ入ってましたので、さんま二尾分になるようです。

で、お皿にのせてみました(↓)

関西のバッテラに代表される押し寿司のさんまバージョンという感じでしょうか。

下田の白浜地区では、お祭りの際などに欠かせない郷土料理になっているそうです。

実はホテルの夕食でもオリジナル(?)の秋刀魚寿司が出てきて美味しかったのですが、

たった一切れだけでしたので、量的にはちょっと不満でした(まあ、他の料理もたくさん

あったので、夕食全体としては質・量とも◎ではあります)。ルームサービスのメニュー品

なら十分な量で提供されるようです。ただ、持ち帰るには然るべき保冷対策をしないと

さすがにヤバイかなという感じがします。

しかし、このドライブインの販売品なら常温でも3日持ち、保冷材等も同梱せずに持ち帰り

可能で、お土産にしても全く問題ありませんとのことでした。製造は日曜日でしたので、

消費期限は火曜日ということに。これを肴にした晩酌が2晩ほど楽しめそうです。

「白浜観光ドライブイン」地図


☆彡 デジカメでとらえたオリオン座流星群 ☆彡

2009-10-23 12:30:00 | 天文現象

10月21日深夜から翌22日未明にかけてデジカメでオリオン座流星群を狙ってみました。

あまり見映えの良い写真ではありませんが、ご覧ください。

【オリオン座流星群2009】
 キヤノンEOS Kiss Digital X +17-50mmズームレンズ(17mmに設定)使用
 ISO1600 F3.2 総露出時間8分(30秒×16コマ比較明合成)上下をトリミング
 [10月22日 00:21~ 長野県小海町松原湖高原にて撮影]
 ※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

深夜から明け方まで30秒露出で連写し続けて得られた400コマ以上の画像の中から

流星の写っているコマだけを選んでフォトレタッチソフトにて合成してみました。

写ったのはショボイのばかりだったのが残念ですが、10個以上の流星が写野に収まっており、

オリオン座北東部の一角から放射状に飛んでいる様子がお分かりいただけるかと思います。

(オリオン座流星群のものではない流星が左下方に1個写ってます。)

その内の1個はほぼ輻射点(流星がそこから四方八方に飛び出してくるように見えるポイント)

の位置に出現したらしく、緑色の光点状に写ってます。

そういう流星は見かけ上、動いたように見えないので「停止流星」などと呼ばれており、

その実体は観測(撮影)者に向って真っ直ぐ飛んで来た流星ということになります。

実際に自分の目でも確認できましたが、明るい星が一瞬だけ現れたように見えました。

停止流星を見たのも撮ったのも初めてのことで、貴重な体験ができました。

と喜んだものの、もしもそれが隕石だったりしたら・・・

人体へのディープインパクトで、あの世行きだったかもしれません。


コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
まめ八 [2009年10月25日 11:35]
おはようございます。
オリオン座流星群は結局見ることが出来ませんでした。でもこちらで美しい画像を見せていただくことができました。有難うございます。
15年ほど前に阿蘇で短時間に凄い数の流星を見たことがあります。その時はなんかとても不気味な感じがした事を覚えています。でも、もう一度みてみたい気がします。

fornax8 [2009年10月26日 12:13]
まめ八さん、いつもコメントありがとうございます。
拙い写真をお見せしまして、すみません。
オリオン座流星群はやはり期待外れな感じで残念でした。

ところで、15年前にご覧になった「短時間に凄い数の流星」が気になりますね。
もしそれが真夏の夜の出来事でしたら、ペルセウス座流星群だった可能性があります。
1990年代前半はとても活発な流星群活動があって、一晩で千個見た人もいたようです。

個人的に最も印象に残っているのは、なんと言っても2001年のしし座流星群ですね。
ピーク時の出現数は1時間に3000個以上に上り、物凄い光景を目の当たりにしました。
あれが一生に一度きりの流星嵐体験ということになってしまうのかもしれませんが、
もう一度ぐらい見てみたい気がします。

節目の30000pv到達

2009-10-22 12:00:00 | アクセス記録

今年2月の開設以来、約8ヶ月で3万pvに到達しました。

拙ブログへのたくさんのアクセス、本当にありがとうございます。

【拙ブログ累計pv数の推移】

開設当初は24時間で4pvしかない日もあり、1年で5千pvにも達しないのではないかという

寂しい状況でしたが、最近はコンスタントに1日3桁のpvを記録させていただいてます。

これからも天体と夜景の写真をメインに据えて、時々路線を逸脱するネタも交えながら

勝手気ままに綴っていくことになると思いますが、何卒ご贔屓に宜しくお願いいたします。


コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
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まめ八 [2009年10月22日 20:10]
こんばんわ。
ブログ開設8ヶ月で3万アクセスとはなかなかハイペースですね。
fornax8さんのブログは写真が本当に美しく、心が癒されます。しかも、素人ではなかなか目にする事が出来ない貴重な天体写真も多く楽しみにしております。継続していくことはなかなか大変な事だとは思いますが、頑張って下さい。
fornax8 [2009年10月22日 22:26]
まめ八さん、こちらの記事にもコメントを頂きまして恐れ入ります。
3万アクセスは来年かなぁと予想していたんですが、3ヶ月ぐらい前倒しになりました。
特に今週は流星群ネタで連日300pv以上を記録してまして、嬉しい悲鳴をあげてます。
天文現象への関心は結構大きいようで、ブログを続ける上で大変な励みになってます。
まめ八さんをはじめ、ご訪問くださっている皆様に本当に感謝です。
帽子屋 [2009年10月23日 11:31]
こんにちは。
3万pv、おめでとうございます。
いつも宇宙や星について、
丁寧に書かれているfornax8さんの記事を
楽しみにしております。
fornax8 [2009年10月23日 20:07]
帽子屋さん、こんにちは。
いつもご訪問くださり、今回はお祝いのお言葉まで頂戴しまして恐縮です。
拙ブログの記事を楽しみにしていただいてるとは、たいへん光栄です。
読んでくださる方々のことを考えずに、専門用語がいっぱい飛び出したり
小難しい内容になったりしてるかもしれませんが、そんな時はお気軽に
質問やツッコミを入れていただければと思ってます。

富士山・富士宮口新五合目から見る夜景(1)

2009-10-21 12:00:00 | 夜景

富士宮口新五合目は以前に「マイカーで行ける最も星に近い場所」として星空がキレイな

ことを紹介しましたが、今回は眼下に広がる素晴らしい夜景の方にスポットをあてます。

まずは焦点距離50mmのレンズで南西方向を撮った画像(↓)をご覧ください。

※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

中央やや左寄りの賑やかな所が富士市の市街地で、太平洋に面した海岸線まで市街光が

びっしり写ってます。一方、右端には富士宮市の街明りが樹木越しに見え隠れしてます。

さらに、右奥に写っているのは清水市~静岡市の市街地になり、その中でひと際明るい

半島のような所は、地図で調べたところ清水港~三保松原辺りのようです。

で、上の写真の中心部付近を200mm望遠レンズで狙った画像がこちら(↓)

※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

画面上方で左上から右下方向に黒い帯状に写っている部分は富士川になります。

その河口付近にある大きな橋は国道1号線の新富士川橋です。

画面中央部で左右を貫くように写っている光のスジは東名高速道路のようです。

その2つの大きな道路に挟まれたエリアの左端に大きな建物群が写っていますが、

その辺がJR富士駅から東海道新幹線の新富士駅付近ではないかと思われます。

 

さて、登山シーズンもほぼ終りとなり、駐車場が夜間に大混雑することもなくなりました。

空気も澄んできて、星空はもちろん綺麗な夜景を見るのにも絶好の季節となっています。

冬季閉鎖まであと1ヶ月足らずですので、今年中にココで夜景を見ておきたいという方は

お早めにどうぞ。なお、夜間には氷点近くまで冷え込むと予想されますので、

車外に出て夜景観望するなら真冬に着る服装で臨んだ方がいいでしょう。

「富士宮口五合目」地図


コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
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デコちゃん [2009年10月21日 15:05]
こんにちは!
いつ見てもきれいな写真ですね~☆
ちょうど流星群がピークらしいので、夜景と流星の競演が楽しめそうですね!
fornax8 [2009年10月21日 17:58]
デコちゃんさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
相変わらず光モノの写真を陳列してます(^ω^;)
夜景と流星の競演ですか? それイイかも( ̄ー ̄)ニヤリ
写真で仕留めるにはハードルが高そうですが、挑戦し甲斐はありそうですね。
にーなな [2009年11月30日 20:38]
こんばんは。
ちょっとご無沙汰してしまいました。汗。
さすがに富士山から見渡すと展望エリアがぐっと広がるのですね。感動です~。
こうして見渡すと改めて静岡県は広いですね。笑
それにしても凄い光量を放っているものですね。

fornax8 [2009年11月30日 23:34]
にーななさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
条件が良ければ、五合目からでも大島や御前崎付近まで見えるそうですよ。
夜景はまぁ綺麗ですけど、星撮り屋としてはもうちょっと何とかならないものかと
実は思ったりしてます。

【オリオン座流星群の出現ピークは今夜?】

2009-10-19 17:45:00 | 天文現象

ニュースなどで話題になっているオリオン座流星群が今週見頃を迎えます。

この流星群は、有名なハレー彗星が軌道上に撒き散らした大量のダストが地球の大気中に

高速で突入した際に見られるもので、例年ですと10月21日宵~翌22日未明に活動ピークを

迎えるんですが、今年に限っては地球がダストの流れの中心を通過するのが10月19日頃と

はじき出している研究者がいるようです。ただし、誤差が大きいとの見方もあったりするので、

計算どおりにピークが来るかどうかは不確かで、それがどのくらい長く続くのかさえも

わかりません。言い換えれば、活動ピークはここ数日間でいつ来てもおかしくない状況

であって、数多くの流星が毎晩見られる可能性すらあるということになります。

オリオン座流星群の活動レベルは数年前まで1時間に10~20個程度の出現数だったため、

一般の人が楽しめるとは言い難い中規模クラスの流星群でしたが、2006年に突如1時間に

50~80個もの流星が観測されて以来、毎年注目されるようになりました。

fornax8も2006年10月22日未明にハイレベルな活動を実際に自分の目で確認してまして、

ピーク時は三大流星群であるペルセウス座流星群と同等以上の活動という印象でした。

その時に、たまたまとらえた流星の写真がこちら(↓)

 ニコンD70 + シグマ15mmF2.8EX対角線魚眼 ISO800 F4 露出時間5分
 [2006年10月22日 04:48 新潟県上越市大島区にて撮影]

これは夜明け前の東天に見られる「黄道光」という淡い光をとらえる目的で撮影した写真だった

のですが、右端下部にオリオン座流星群に帰属される小さな流星が一つだけ写ってます。

で、今年の状況ですが、専門家は9月後半から既に流星群活動を確認しているようです。

個人的には18日の22時台に2つほど群流星らしきものを見ました。今週は太平洋側の各地

で晴天が続くと予報されており、月明りの影響もないので絶好の観測条件になりそうです。

残念ながら平日なのが辛いところですが、21時頃から早寝して翌日の3時頃に起きて観望

するなどの工夫をすれば、寝不足の辛さも少しは緩和されるかもしれません。3時台なら

輻射点(流星がそこから四方八方に飛び出してくるように見えるポイント)が十分な高度に

昇ってますので、なるべくたくさんの流星を見たいという人には好都合かと思います。

逆に、数的には少なくてもいいから印象度の高い流星を見たいという方は日付が変る前に

観望することをオススメします。22~23時台の輻射点が低い時間帯ですと、長く尾を引く

ような見応えのある流星に遭遇しやすいからです。特に火球(かきゅう)と呼ばれる極めて

明るい流星が出現すると、発光継続時間が数秒に及ぶこともあり、願い事を唱えるのには

好都合だったりします。

なお、国立天文台では「見えるかな? オリオン座流星群」キャンペーンを実施している

ようなので、そのサイト(↓)のリンクを張っておきます。

http://www.nao.ac.jp/phenomena/20091019/

都会の明るい空の下では期待はずれの見え方に終る可能性もありますが、それも立派な

観測データになります。短時間でも流星観望を行った方は、感想なども添えて報告してみては

いかがでしょうか。


コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
fornax8 [2009年10月20日 17:41]
20日AM3:20頃から30分間ぐらい自宅ベランダにて見ました。
明るめ(0等星ぐらい)の流星を1個だけ目撃。いたって平穏な印象です。
CCD暗視カメラ等で観測されている方々によると、暗い流星が多かったとか。
でも、これが本当のピークとは思えませんねぇ。
例年どおり、21日夜~22日明け方に期待かなぁ?
お花坊 [2009年10月21日 9:08]
おはようございます。
今年はやたらとTVでオリオン座流星群を話題にしてますね~
ピークは今夜ですが、21日に限った事ではないので、ワタクシも
一昨日、昨日と0時前後に空を見上げていました。
しかし・・・東京の空はやはり駄目ですね~
星の量が少ないです。
先日、万座温泉でカシオペア座と横切る天の川を見たばかりなので、
余計に寂しくなりました(まだ流れ星に出会ってません)
今夜も夜空を見上げていよう♪と思っています。
fornax8 [2009年10月21日 12:21]
お花坊さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
仰るとおり、今年はオリオン座流星群の報道が多いですね。
昨年まではこんなことなかったような気がしますが・・・
今日は早起きできなかったため見られませんでした。
電波観測者の速報を見ると、流星数は順調に増加しているようです。
大本命のピークはやはり今夜やってくるということになりそうですが、
東京の明るい空では徹夜しても2桁の数は見られないかもしれませんねぇ。
なので、平日にもかかわらず何処かへ出撃しようかと考えてます。
fornax8 [2009年10月22日 12:21]
昨夜は長野県の八ヶ岳山麓へ出撃。平日なのにアホなことしてます。
天気は快晴で天の川がよく見えてました。で、一晩に数えた流星数は3桁に到達。
でも2006年のピーク時より盛大ではなかったような気がします。
カメラ任せで撮った写真は500コマ以上。流星が写ってるコマを探すのが大変そう。
いいのが撮れていたら公開したいと思いますが、確認にちょっと時間がかかるかも?
まめ八 [2009年10月22日 20:06]
こんばんわ。
少々御無沙汰しておりました。(^O^)
オリオン座流星群を観てみたいと思い、19日の23時過ぎに自宅ベランダから夜空を眺めてみました。この日は空気がとても澄んで星も沢山見えたのですが、残念ながら流星を見ることは出来ませんでした。(T△T)
でも、久し振りに澄んだ星空を眺める事が出来て気持ちよかったですよ。(^O^)
fornax8 [2009年10月22日 22:22]
まめ八さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
オリオン座流星群は報道等で期待されていたほどの活動ではなかったかもしれません。
なんとなくですが、マスコミが騒ぐと期待外れに終る天文現象が多いような気がします。
オリオン座流星群はご覧になれなかったようですが、来月はしし座流星群があります。
今年はNASAの研究者が11月18日の夜明け前に500個/時という予報を出してるようです。
2001年に見られた流星雨のレベルまでは期待できそうにないですが、
今回のオリオン座流星群より楽しめるかもしれません。
報道関係者が目をつけないといいんですけどねぇ。

ノンアルコールビールって・・・

2009-10-18 00:00:00 | きまぐれ日記

はっきり言って、マズイですね。

先月、キリンのフリーってヤツを初めて飲んでみたんですが、

ビールには程遠いテイストで、ガッカリしました。

で、後発メーカーのものはどうなんだろうと思って、試しにアサヒのポイントゼロと

サッポロのスーパークリアの2品(↓)を今週購入してみました。

ポイントゼロはキリンのフリーよりは、のどごしがマシかなぁという感じでしたが、

なんだか甘ったる~い妙な味がして、とてもビールの代りにはなりえないです。

で、やっぱりアルコールが入ってないとダメなのかなぁと思って、

焼酎をポイントゼロで割って飲んでみました。

感想は・・・ 一言「やるんじゃなかった」。残念ながらビールには近づきません。

やっぱり変な甘さです。かと言ってフルーツ系酎ハイのような美味しさもないんです。

スーパークリアに至っては、ただの炭酸水かよ!ってツッコミたくなるような薄味です。

泡も出ないし・・・。これはビールの味を求めて作られた商品ではないのかもしれません。

ビールとの差異を星撮り屋的に極論すれば、10億光年以上の隔たりがあるって感じ。

競合する飲み物を挙げるとすれば、キリンのNUDAあたりがいいところかも?

アルコールを加えても無意味そうなので、焼酎をコイツで割るようなことは試さずじまい。

あと1社残ってますが、もはや買って試す気など消え失せました。

このジャンルの飲料はどれも値段的に高いですしねぇ。

先行したキリンのフリーが売行き好調で、他社も黙殺できずに参入してきたようですが、

このジャンルはどういう客層が好んで買っているのか、個人的には想像できません。

もしかして未成年者が買ってたりして?(コレって未成年でも買えるのかなぁ・・・)

あるいはビール嫌いの若年層だけが美味しいと感じるような仕掛けでもあるんでしょうか?

もし車の運転中に飲むなら、こんなニセ麦酒より麦茶の方がマシだと個人的には思います。

マズイものを飲んだことによるストレスで、酔っ払わなくても事故を起こしそうですから。

以上、1ヶ月足らずでこのジャンルの飲料が苦手になった者からの毒舌レポートでした。


北天に架かる天の川のアーチ(@みずがき山自然公園)

2009-10-15 12:00:00 | 星降るところ

10月も半ばになり、空気がひんやりして空の透明度が上がってきました。

夜空に見える星たちも、ひときわ輝きを増したように感じます。

さて、夏季には南天から立ち昇るように見えていた天の川は、この季節になるとその濃い

部分が西天に沈みかけ、北極星を跨いで東天まで延びる大きな円弧を描くようになります。

その光景を魚眼レンズを使って撮ってみました(↓)

【北天に架かる天の川のアーチ】
 キヤノンEOS kiss digital x + Tokina at-x 107 DX fisheye 10-17mm f3.5-4.5(@10mm)
 ISO1600 F5.0 総露出時間15分(3分×5コマ加算合成)若干トリミング
 [10月11日 22:11 山梨県北杜市みずがき山自然公園にて撮影]
 ※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

西(左)寄りにある夏の大三角から天頂に近いケフェウス座やカシオペヤ座を通って

東(右)端のペルセウス座に至る天の川の流れが魚眼レンズの広大な写野に収まっています。

天の川の中や周辺に点在しているhⅱ領域の赤い星雲が、よいアクセントになりました。

この晩は低空に雲が広がっていたのが残念。機会があれば再挑戦したいところです。

なお、これを撮影した場所のみずがき山自然公園は山梨県北西部の長野県境に近いところに

あります。2001年に開催された全国植樹祭の会場跡地を利用して整備された公園で、

キャンプ用施設などがあるため、アウトドア派の方々が大勢訪れるようです。

撮影した晩は連休中だったこともあり、駐車場には車が50台ぐらい停まってました。

標高は1500m近くあり、10月中旬ともなると夜半前には5度以下まで冷え込みます。

キャンプ等をするにしても、十分な防寒対策が必要ですので、

行かれる方は万全な準備をしてお出掛けください。

「みずがき山自然公園」地図


コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
帽子屋 [2009年10月16日 11:42]
こんにちは。
これから、星が綺麗に見える季節になりますね!
(寒いですが…)
とても有名な星座が
こんなによく見れるポイントがあるのですか~\(^◇^)
冬のキャンプの目的は天体観測がいいですね!
fornax8 [2009年10月16日 17:35]
帽子屋さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
寒くなってくると長時間の星見はやっぱり辛いです。
カメラ任せの撮影中は、氷点下になるとさすがに車中に逃げ込むことになります。
そういう時はムーンルーフ付きの車がいいなぁーって思いますね。
まめ八 [2009年10月25日 11:40]
おはようございます。
ルナ天文台の館長さんが言われていましたが、冬でも天の川って見えるんだそうですね。
“冬の天の川もいいですよ”と言われてました。
これから空気が澄んで星がきれいな季節になりますよね。風邪などを召されませんようにして、また美しいお写真をご紹介下さい。
fornax8 [2009年10月26日 12:23]
まめ八さん、コメントの連投ありがとうございます。
冬の天の川は、銀河系の外縁方向にある低密度の銀河腕がその実体ですので、
夏の天の川と比べると淡く、国内では見られる場所が少ないかもしれません。
天の川としては寂しい感じですが、その流れに沿って興味深い天体が潜んでますので、
これから紹介していきたいと考えてます。

寒くなりつつあるので、まめ八さんご自身はもちろんご家族がインフルエンザなどに
罹らないよう十分お気を付けください。

ゴセシケ

2009-10-14 12:00:00 | きまぐれ日記

小学生の頃に読んだ『合成脳のはんらん』というジュブナイル小説が記憶に残っていて、

それをもう一度読んでみたいなぁなどと思って、復刻版を衝動買いしてしまいました。

現在出版中の本のタイトルは『合成怪物の逆しゅう』と変っていて、

表紙デザインも大きく変更されていました↓

で、この表紙に描かれている一つ目の生命体が「合成神経細胞群塊」

略して「ゴセシケ」という奴でして、言葉の響きもさることながら、

本の中の挿絵がとてもキモイものだったので、子供心に深く刻まれたという訳です。

物語の内容もすごく印象的で、今あらためて読んでも感銘を受けました。

最初の頁で主人公が妻と共に事故死するところから始まる展開には度肝を抜かれます。

密かなファンが結構いるようで、「ゴセシケ」でネット検索するとかなりヒットし、

あらすじを載せてるサイト(下記)もあります。そこにも書かれてますが、ラストが涙モノです。

http://sfclub.web.infoseek.co.jp/kodomomeisaku25.htm

原作者はF.ジョーンズというアメリカ人で、原題は "The Cybernetic Brains"。

となると原文は当然のことながら英語ということになります。

その原文で「ゴセシケ」ってどう表現されているのか興味のあるところですが、

実際に読んだ方によるネット上のレビューによると "frog"(カエル)になっているとか。

どうやら、日本語に翻訳なさった方がかなり秀逸な味付けを施したようです。