Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
 6/3夜明け前 月と火星が接近

伊豆スカイラインから見る夜景(6)

2017-09-24 22:30:00 | 夜景

9月18日の熱海海上花火大会は、街を見下ろせるような場所から動画撮影しましたが、
その撮影地として選んだ伊豆スカイライン・滝知山園地駐車場には早めに到着していたため、
花火の打上げ開始前に時間潰しで西に見える夜景をコンデジで狙っていました。
まずは広角端で撮影したのがこちら↓

滝知山園地P_夜景-広角.jpg

右側の大きな山は富士山なんですが、雲のせいで綺麗なシルエットが見えなくて残念でした。
で、左寄りのエリアをズームアップして狙ったのがこちら↓

滝知山園地P_夜景-望遠.jpg

いわゆるマジックアワーに撮影したこともあり、駿河湾沿いに広がる街明りが綺麗に描出できました。
個人的に伊豆スカイラインから狙ってきた夜景写真中のベストショットと言えそうです。


9月最初の☆撮り@群馬県片品村

2017-09-04 23:10:00 | 遠征日誌

台風15号が本州の東海上を北上するにつれて天候が回復し、土曜日の夜は好天が期待されました。
もうすぐ満月ということで、翌日未明のAM2時ぐらいまで月明りの影響を受けるため、
☆撮りには不向きな状況でしたが、次はいつ晴れるか分からないので急遽出撃しました。
行先は2013年5月以来となる群馬県片品村をチョイス。
昨年営業を終了したらしい某スキー場&ゴルフ場リゾートのメイン駐車場に行ってみたんですが、
既に管理状態が悪くなっており、舗装面の隙間から雑草が生えて荒れ放題って感じ。
夜間照明等はもちろん点灯してないので、☆撮りにはとっても嬉しいロケーションではありますが、
月明りが無くなると周囲が暗過ぎて、少し恐怖感を覚える場所と化してました。
いずれは全面立入禁止になると予想されるので、こっそり利用できるのも今のうちでしょう。
天候の方は明け方までほぼ快晴で、月が沈んでからは冬の天の川と黄道光が綺麗に見えてました。
で、最初に撮ったのがこちら↓

2017o1_02.jpg

【ASASSN彗星 C/2017 O1】
 口径18cm写真撮影用反射望遠鏡+冷却CMOSカメラ(ZWO ASI1600MC-cool,センサー温度マイナス0.3℃),
 2分露光×20コマ加算

7月19日に南半球で発見された新彗星です。チリにある超新星サーベイ用望遠鏡で発見されたので、
そのシステムの略称ASASSNが彗星名になりました。日本ではアサシン彗星と呼んでるようです。
明るさは8等台に入っていて、10月には7等台に達し、小型双眼鏡で見えるレベルになる見込みです。
日本からは長期間に渡って好条件で観測できますが、予想最大光度は少し物足りない感じもします。

次に狙ったのは超有名なこの天体↓
m045_asi1600mc_1709.jpg

【プレアデス星団】
 撮影機材は上と同じ,5分露光×4コマ加算

お馴染みの「すばる」です。台風の影響で途中から風が強まり、ブレブレ状態になってしまい、
撮影した10コマ中、マシな画像は4コマだけとなってしまいました。
コンポジット枚数が少ないのでS/Nが悪く、かなり残念な出来映えです。
また、露光時間が1種類だけでの加算コンポジットだと、恒星像が白飛び状態となってしまい、
あんまり美しくないんで、いずれ段階露光で再チャレンジしたいところです。
冷やし中華カメラには徐々に慣れてきたんで、もう少し難しい対象を狙ってみたい気もします。