高齢になると、次第に耳が遠くなるのは仕方ない事のようです。
私も例外にあらずです。
とても元気な妹でさえ、ネット上の検査を試みたところ、補聴器が必要なレベル、と結果が出たとのこと。
私の耳の程度は。
日常の暮らしでは、支障はほとんどありません。
テレビの音声も、電話の声も、インターホンの声も、すべて問題なし。
妹と外で会い、向かい合ってレストランでお喋りする時も、聞き取れないことはまずありません。
ところがです。
同窓会やママ友達の食事会などでは、少し離れた席にいる人の話し声は、聞き取り難くなります。
周りの雑音が影響するのでしょう。
目の前の席の人でさえ、声が低く、物静かな口調の方の話は、ぼそぼそと耳に響くだけ。
一方、大きな高めな口調の方ですと聞き取れます。
ケースバイケースの私の聴力。
この陶器のお人形、耳を澄ましているようにも見えますね
但し一度、私の聴力の衰えはただ事ではもうない、と実感したことがありました。
両親の菩提寺で、お盆の法要に参列した時のことです。
広い本堂の末席に私と妹は腰かけ、お坊様の法話に耳を傾けました。
その時、妹は話の内容がすべて解ったようでした。
けれど、私の耳には声は届くものの、話す内容は全く聞き取れませんでした。
常日頃、「私も耳が悪いわよ。聞き取れなくても聞こえた振りをしていることがよくある」と話していた妹でしたが、
この時は、さすがに驚いたようでした。
長女宅に泊りがけで出かけた時も、Mちゃんや孫の話すことが、時々聞き取れませんでした。
長女の家は、居間につながるオープンキッチンがとても広くて、我が家と同様に天井も高いです。
そして、Mちゃんも孫も、どちらかというと、落ち着いた柔らかな低音。
そのためではないかと思うのですが・・・。
手前の椅子に腰かけているときに、シンクの前からMちゃんに声をかけられると、聞き取りにくい時がたまにあります。
その場で、長女と大学生の孫に、補聴器を付けることを強く勧められました。
孫がネット上で、補聴器関連の情報を集め、教えてくれました。
私は、補聴器を身に付けるほど、自分が不自由はしていないと思っていたのです。
でも二人の熱心な奨めに、補聴器購入を真剣に検討するようになりました。
長女に、まず耳鼻科で検査を受けないとだめよ、と強く言われました。
さてその後、私がとった行動は。
次回から詳しく説明させていただきますね。
自分も聴力が衰えてきたと感じておられる方々には、多少は参考にしていただけるかもしれません。
でも私は一生懸命のようでいて、とてもいい加減なところがあります。
妹のような緻密性もなく、研究熱心とは言えません。
ですから期待しすぎないように、お願いします。
ライフスタイルとシニア日記ランキングに参加しています。
下のピンクのバナーに応援のポチッをいただけますと、励みになり大変嬉しいです。
にほんブログ村
ありがとうございました。