私の大好きなクリスマスシーズン。
街はイルミネーションが輝き、それを目にすると、もう若くない私の心でさえ、華やいできます。
クリスマスと言えば、夫の海外赴任で、ロスアンゼルスに在住していたころの想い出が、何と言っても忘れられません。
沿道のほとんどの家は、イルミネーションを軒下に飾りつけ、聖なるクリスマスを祝っていました。
親友のKさんが、クリスマスの飾り付けがひときわ美しいお宅やストリートに、車でよく案内して下さり目を見張ったものです。
ツリーは本物の大きなもみの木を買い、居間に置きました。
アメリカでは、年明けまで飾ります。
もみの香りがいつまでもお部屋に芳しい香りを放っていました。
次女に薦められて買った新しいツリーです。
クリスマスの当日、子供たちはサンタさんのプレゼントを待ち侘びたのは言うまでもありません。
待つだけでなく、サンタさんへのお土産とお礼状を書くことも忘れませんでした。
もちろん英語で。
その返事を、主人が英語で書き枕元に置いていました。
慣れない異国の地での子育ての日々には、不安も苦労もあったかもしれませんが、夢多き時代。
その不安はいつの間にか消え、アメリカならでの暮らしをを色々と満喫することができた私です。
アメリカ通で、現地人と変わらないほど英語が達者なKさんに、私達はどんなにお世話になったことでしょう。
子供たちも私もそのお陰で、一層アメリカ暮らしを愉しむことができました。
帰国に当たって、6年生になった長女の進路のアドバイスをしてくれたのも彼女。
いくら感謝しても、感謝しきれない思いでいます。
他にも良き友人に恵まれ、友達の薫陶で、この時期、私はとても成長できました。
その思い出を胸に、帰国後数年して、マイホームの設計に取り掛かった私です。
特別意識したつもりではなかったのだけれど、ツリーがとても似合う家が完成。
アメリカ在住の経験があったからこその今の間取りです。
アメリカ暮らしの経験を活かし、私が数年かけて、見取り図をすべて書き上げました。
でも、純洋風にはしたくなくて。
日本人のアイデンティーも大切にしたつもりです。
ですから、我が家は和洋折衷と言ったところでしょうか。
そういえば、私の実家にも、玄関の隣に三角屋根の洋間がありました。
重たい扉を開けると、まさにそこはイギリス。
窓も上下にスライドする縦長の木枠作り。
祖父のイギリス留学の経験が、私と同じように生かされたようです。
ツリーが素晴らしく似合う部屋でしたのに・・・。
母にも私にもその発想はなく、掘りごたつのあるお茶の間の隅に飾られました。
今更ながら、洋間のツリーを見てみたかったなあ~、との気持ちが湧いてきます。
幼い頃から、クリスマスが大好きだった私が、ツリーが似合う家に住めるようになったこと。
今は、クリスマスシーズンが訪れる度に、その幸せを噛みしめています。
クリスマス関連の画像は、今後の記事でもアップさせていただきますね。
写真の選択の悩みからしばらく解放されそうで、嬉しいです。
60代前後までは、クリスマス、孫の誕生日、お正月は、すべて私の手料理で振る舞っていましたが、もうそんな気力がなくなってしまいました。
今年は十数年ぶりに新しいツリーを買ったので、我が家でクリスマスもいいかなとも思いますが・・・。
クリスマス、お正月二つのイベントをこなす自信がもうなくて・・・。
今年も例年通り、長女宅でのクリッスマス会かもしれません。
体調は最近、割と良好ですから、年末年始の準備に、もうひと頑張り致します。
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