今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

新聞は私の社会の窓 

2024-02-17 07:17:24 | 社会 政治

我が家の新聞は朝日です。

いつか名古屋在住の大学時代の親友に会った時、彼女が言いました。

~ちゃん、まだ朝日を読んでいるの。

我が家は朝日を読む気は全くないわよ。

明らかに左翼系の新聞だから、と言いました。

ご主人は開業医で、彼女もご主人のの右腕となり、日々医療事務のお仕事に専念しています。

 

でも、私の実家も朝日でしたし、結婚後も、朝日と日経の二紙が常に部屋に置いてありました。

日経は、夫が亡くなり、暫く経過後、購読するのを止めました。

私は二紙とも割と丁寧に読んでいたので、とても残念でしたが・・・。

遺族年金の身で、二紙購読はもったいない、と思ったからです。

 

株式投資の苦い思い出をこのブログでよく取り上げてきた私ですが、悪い事ばかりではありません。

このお陰で、社会にとても目が向くようにになりました。

その頃からかな

新聞を熟読するようになったのは。

 

7月の新聞でも読んでいなければ、今頃読んだりする変わり者の私です。

 

新聞は今でも大好き。

専業主婦の私にとっても唯一の社会の窓。

そう思っています。

もともと、私はテレビはあまり見ませんから、尚更です。

新聞のお陰で成長できたと言っても過言ではありません。

 

その私が、一時期、新聞に目を通す気力を失ってしまいました。

家事をするのが精一杯。

そんな日々が数か月にわたって続きました。

 

その理由は、体調があまり良くなかったせいによるものでしたが、

新聞が数十センチ積み上げられ、お部屋の隅に放置されたまま。

でも、どうしても、すべてに目を通さないと気が済まない私です

 

このはさみ、軽くて切れ味も素晴らしく、私はとても重宝しています。
調理に、時には園芸用にも。
まさしく万能バサミです。

 

 

割と最近になってからです。

関心の或る記事は、いつものように、すべてひたすら切り抜き始めたのは。

そしてお昼寝で床に就いた時、枕元で眠くなるまで読み続けました。

その努力のお蔭もあって、もう少し頑張れば、当日の新聞に追いつくところまできました。

 

とてもためになる素晴しい記事もたくさんありましたが、それが正しく咀嚼でき、身に付いたかどうかは疑問。

それでもいいんです。

目を通したという満足感だけで、私はもう十分。

専業主婦の私にとっては、唯一の社会の窓ですから。

多少の社会勉強にはなっているでしょう。

 

亡くなられた小澤征爾氏を悼む村上春樹氏の追悼文が載っていました。
平易な文章で、小沢氏のお人柄が胸に染みる素晴らしい内容でした。

 

興味の湧く記事は切り抜き、後からでも読む。

一昨年でしたか、この読み方を池上彰氏が薦めておられました。

片っ端から切り取りなさい、と。

私は、60台前後から、既にこの事を実行していましたから、

池上氏が同様の読み方を奨めておられるのを知り

自分の新聞への対応は間違っていなかった、と確信。

とてもとても嬉しかったものでした。

 

切り取ると、お出かけ時にもバッグに収められ、どこででも目を通すことができ、とても便利です。

恐らく読んだという満足感だけに過ぎないかもしれません

それでも、私は十分。

これからも新聞は、わが友、わが師であり続ける事でしょう。

 

いつか旦那様に、「朝日新聞はどうしてこんなに政府批判ばかりするの?」と尋ねたことがあります。

未だ、新聞が、左翼系、右翼系に分かれていることを知らなかった頃の事です。

Yさんは、にやにや笑うだけで、何も答えてくれませんでしたが・・・。

たとえ左派の新聞でも、私は大好き。

素直に参考にするようにしています。

 

新聞は、ネットの隆盛で、次第に隅に追いやられそうですが、何時までもこの世の鏡でいてほしい。

そう強く願っています。

 

シニアライフランキング

シニアライフランキング

お立ち寄りくださいましてありがとうございました。
上のバナーにポチッをいただけると書く励みになり嬉しいです。

PVアクセスランキング にほんブログ村

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする