大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

夏山は大雪だけで満足

2014年07月05日 | 北海道
今回で再認識した。

大雪で遊べば他に行く必要は無いと。

取り敢えず残っている「鳥海山」「聖岳」は行くが他はこだわらない。

先日必死で考えた「会津駒ヶ岳」など時間と金が勿体無い。

あの高根が原からのトムラウシや十勝連峰、石狩岳・ウペペサンケ・ニペソツなどの
ドデカい山岳風景と超弩級の花畑を見たら、とても他の山に金と時間を注ぎ込む気にはなれない。

今回も長期滞在してる建設業界人や、大雪やニペソツなどを廻る為に
55歳で早期退職した愛知人などが白雲のテント場にいた。

層雲峡ユースに居候しながら、夏の間中大雪を歩き廻れば最高なんだが。
一度やれば花に関してはほぼ完璧だろう。

数年前のクモマユキノシタにも度肝を抜かれたが、今回はそれどころじゃなかった。

黒岳の九合目辺りからのウコンウツギやチシマノキンバイソウなどはいつも通り。

黒岳からのイワウメとキバナシャクナゲは初めてで、特に後者の瑞々しいのが新鮮だった。

北海岳への登りでいつも目にしていたイワブクロとチシマクモマグサは殆ど見なかった。
北海沢先のチングルマ・エゾコザクラの他に山側のキバナシャクナゲが新顔。

しかし、イワウメは本当に至る所にあるのだから凄まじいの一言。

北海から白雲の間はイワウメとオヤマノエンドウで、
白雲分岐前後にエゾノツガザクラやエゾコザクラやチングルマなど。

板垣新道の登りからエゾタカネスミレやチョウノスケソウ・ホソバウルップソウ・
エゾノハクサンイチゲが出てきて期待が高まる。

稜線は文字通りの百花繚乱!

イワウメの間にエゾタカネスミレ・チョウノスケソウ・ホソバウルップソウ・
オヤマノエンドウ・ミヤマキンバイ・キバナシオガマ・コマクサの蕾・メアカンキンバイ。

これだけでも腹一杯なのに、北海岳から先にエゾタカネスミレの大群落があり、
裏旭には一面のキバナシャクナゲが旬の瑞々しさで待っていた。
こんな広さで咲くのを見たのは初めて。

あの砂山の旭岳も頂上付近にキバナシャクナゲがあったのに笑った。

この時期が一番楽しいみたいだが、大体が中旬以降だったので今頃やっと花のベストを知るお粗末さ。

毎年ここで楽しむ事にしよう。

カミさんのデジカメのSDカードがフォーマット必要とかで、
USBコードを注文しなければならないので記事のみアップする。
写真は後日単独でアップする予定。

過去の花の記録
コメント
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