大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

後生掛温泉から裏岩手縦走

2010年12月11日 | 東北
7月の海の日の3連休に休暇を付けて歩いた。
本当は秋田駒から縦走の予定だったんだが、雨の為に途中下山して逆走にしたんだった。

後生掛温泉は八幡平の近くにある温泉宿だが、温泉オンドルの大部屋で湯治できるのが嬉しい。
常連客から初夏の根曲がり竹の竹の子と秋のキノコの時は超満員になると聞いて、その時に泊れば
両方分けてもらえるなあと思ったが機会がない。
湯治料金はオンドル部屋2,100円、夕食1,890円、朝食735円だから4,725円で
1日過ごせるわけだ。

食事を自炊にすればもっと安く上がるから年金生活をここで過ごすという手もありだ。
水道代や電気代も要らず、食べたい食材は前もって頼めば持って来てくれるから存外便利だし、
いつでも好きな時に温泉を使えるというのがいいじゃないか。
竹の子とキノコの季節にそれぞれ1ヶ月程度泊るのも楽しいよなあ。

風呂は泥湯、蒸し湯もあって色々楽しめるが、露天風呂は小さくてあまり入る気が起きなかった。
最初泊った時は部屋が暑くて一晩中風呂で過ごした。
囲碁友達でもいれば退屈はしないんだが、滅多に読めない大長編小説とか読むのもいいなあ。
完全リタイアしたら最低1ヶ月は逗留してみよう。
退屈したら焼山から玉川温泉に抜けたり、八幡平に上がって陵雲荘で寝て散策したりすればいい。

ここから歩いて八幡平に上がり、裏岩手を縦走して乳頭温泉の鶴の湯で汗を流したんだ。
裏岩手はほとんど人が歩いておらず静かで良かったが熊のテリトリーなので鈴は必携。
霧の中の池塘とニッコウキスゲは文字通り別天地だった。
今度やるとしたら秋田駒から三ツ石山、八幡平と歩くか、犬倉山、岩手山と歩くかなど選択肢は多い。
やっぱり7月のチングルマの季節に歩くよなあ。

鶴の湯は映像や写真どおりの白濁の湯で、露天風呂は人が多くて内湯を使った。
バス停までのんびり歩いていたら宿の車が乗せてくれて大助かりだった。

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屋久島縦走と尾之間温泉

2010年12月10日 | 九州・四国・屋久島
2003年の秋にM氏と遊んだ。
羽田から福岡に飛んで夜行列車で鹿児島、それから高速船で屋久島に上陸した。
今は夜行列車など無いだろうから直接鹿児島へ飛ぶしかないのか。
安く上げるには(ANAやJALの格安キップが手に入らぬ時)スカイマークで
福岡まで飛んで、夜行バスで鹿児島という手があるぞ。
福岡バスセンター23:55発鹿児島高速船乗り場6:18着というのがある。
これならその日のうちに山で寝られる。
(今はスカイマークが直接鹿児島に飛んでいる)

縦走ルートはいろいろとあるが、白谷雲水峡から縄文杉、宮之浦岳を越えて
淀川小屋へ抜けるポピュラーな道を使った。
日帰りで良く使われている大株歩道からのルートが一番多いかも。

もし再訪できるとしたら今度は永田から入山して尾之間温泉に抜けてみたい。
そんなには歩かれてはいないようだが何とか道形はあるだろう。
しかし鹿之沢小屋まで9時間40分もかかるのか、ちと厳しいなあ。
途中で野宿ならヒルが出ない11月位からでないと無理だなあ。
まあ何とか頑張って小屋まで一気に行くしか無さそう。
そのあとは約8時間で淀川小屋だがまあここに寝るだろうなあ。
初日で相当に疲れているだろうから。
この小屋はメチャ混みだからよっぽど寝る日を吟味しないとえらい目に会う。

汗を流した尾之間温泉は素晴らしい日帰り温泉だった。
なにせコインロッカー代金100円、入浴代100円という超安値。
その上に湯船の小石の間から源泉が湧き上がってくるんだから、あの青森の
「蔦温泉旅館」を思い出して感激したんだ。
共同湯であんな気持ちの良いところは今まで入ったことが無いぜ。
他には平内海中温泉という、引き潮の時だけ入浴できるのもあるが珍しいだけかな。

この島を楽しむにはレンタカーが便利だ。
バスは間隔があり過ぎるし、料金も結構高い。時間が縛られるのも厭だしなあ。
軽ならそんなには高くないし、空港に乗り捨てられるのが便利だ。

宿はユースホステルから高級ホテルまでいろいろあるから好みで選べばいい。
格安のライダーハウスもあるぞ。

魚の旨いところは「漁火」という店がある。
オヤジが奥さんに口うるさくて気分を害するかもしれないが味は素晴らしいぞ。
大昔の学生時代に利用した定食屋にアジの唐揚げ定食がメチャ旨い店があったが、
ここも同じ様に仲が良くなかったなあ。
職人気質で言い方がぞんざいなために怒っているように聞こえるのかなあ。

まあこれほど楽しめる島はあまり無いだろう。
なんとか早いうちに再訪したいもんだ。



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別府の高等温泉から九重

2010年12月09日 | 九州・四国・屋久島
なんか一般的な「山と温泉」は面白くないので俺が使ったのを詳しく書いてみよう。
まず、今年ミヤマキリシマを見に行った時の別府「高等温泉」。

以前からこの温泉付きの木賃宿が好きで4度目位の宿泊だった。
名前がちょっと変わっているが、何が”高等”なのかよく分らない。
歩いて7-8分のところに有名な「竹瓦温泉」もあるし、何より駅前にあるというのが便利だ。

バスは駅裏から出ているので朝一番に乗って、その日のうちに「平治岳」に登って避難小屋に
寝るか、金があれば「法華院温泉」にでも寝ればよかろう。
ミヤマキリシマは絶対に一度は見て置いたがいいですぜ。
今年は全山ピンクとは行かなかったが、それでも充分満足だった。

食事は近くの「うれしや」とかいう大衆食堂を利用した。
従業員はアジア系の若者が多いが、地元の人達でいつも大賑わいで結構いい雰囲気だ。
作り置きの料理を自分で選ぶシステムで俺にはピッタリだ。
馬刺しが旨かったなあ。
朝飯がいい所が無いんだがまあ弁当でも食べて充分だろう。

料金は3畳程度の小部屋で2,600円。温泉に好きな時に入ることができるのが◎。
これからの季節はふぐ料理がいいんだよなあ。
東京なんかとは比べようもない安さでフルコースが味わえるぞ。
1万円で大丈夫だろう。おまけに他では喰えないふぐ肝が食える。
何日もかけて血抜きをしているので中毒なんかにはならないから心配無用。

ここに寝て6月のミヤマキリシマを見に「九重」に行くとか、今からの季節なら
霧氷を見に「由布岳」に行くとかいろいろできるだろう。

金さえあればのんびりふぐ料理を楽しみに遊びに行きたいんだがなあ。
あの「関サバ」「関アジ」「城下カレイ」「豊後牛」など選り取り見取りだぜ。
自分の好きな山に好きな味をからめて遊べば良かろう。

蛇足だが「由布岳」ならあの湯布院へ下山できるのも魅力だろう。
まあ俺はまったく関心無いが。

  

左から「別府高等温泉」 「竹瓦温泉・玄関」 「竹瓦温泉・湯船」
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丹沢に初雪だ

2010年12月08日 | 丹沢
職場からふと丹沢を眺めてビックリ。
大山やら丹沢山やらが真っ白に雪化粧していて、蛭ケ岳がひときわ
白く、なにやら岩手山に似ているよなあ。
稜線が重なり合ってよく分らなかったんだが、今日は雪のお陰で良く分かった。
丹沢山の右手に不動の峰と蛭ケ岳が見えていたんだ。
良く考えれば位置的に両方見えてた筈なんだが、不動の峰に気付かなかった。

しかし蛭ケ岳と谷筋を除いて今日一日で融けてしまうだろう。
雨も明け方には止んで青空の気持ちよい日和になった。
雲が湧いて大山やら丹沢山やらの稜線はすっかり隠れてしまった。
昔は長靴を履いて大倉尾根を登ったりしたが、もうそんな元気も無くなった。
身体を冷やすのが耐えられなくなってしまったのだから仕様が無いか。

新雪のふわふわ道だったらロングスパッツに登山靴より長靴の方が便利だ。
中敷を厚めにしてピッタリさせないと歩きづ辛いのが難点だが。
ゴムだから足が冷たくて辛いからすこし大き目のに分厚い靴下を履けばいいかな。
凍ったところを歩く時は相当に気を使わないと危ないぞ。
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来年の登り初めはどうしようか

2010年12月07日 | 近場の山
忘年山行は決定したが、来年の初山行はどうしようかねえ。
大体が寒いから当然低山歩きになるわけで、あまりいい山が
浮かばない。

寒い避難小屋で寝るのもしんどいし、やっぱり日帰りだろう。

なかなか足が向かない山だが「越前岳」があるぞ。
目の前に富士が座っているのがちと興ざめだが、南アルプスが
見えればまあ許せる。
手近に登りたいのが無いからまあ第一候補にしておこうか。

お坊山西峰から南アルプスを見るという手もあるがなあ。
のんびりと大鹿峠からでも登って、お坊山東南稜を降りるか。
これならふわふわの道を気ままに歩けるから楽しい。
おまけにほとんど人に会わずに済むというのがいいよなあ。
正味6時間程度の歩きだし、なかなかいいじゃあないか。
ころりとこれにするかもなあ。

電車とバスを使ってちと金もかかるが、御坂黒岳からどでかい
赤石岳や悪沢岳を見るのもいいよなあ。
8倍の双眼鏡があれば迫力充分で、今まで二度見ているが
意外に近くて素晴らしかった。
峠への登り道も傾斜が緩くて日溜り山行にもってこいなんだが
帰宅が遅くなるのが難点だ。

しかし寒さに強い連中は八ヶ岳辺りに遊びに行くんだろうなあ。
俺ももう少し肉と脂肪が付けば雪山に行けるんだがなあ。
贅沢はいわずに青年小屋の幕営で充分なんだが、とにかくメチャ
寒いのが耐えられない。
開放してくれている冬季小屋に寝る手もあるが似たようなもんだろう。
ここに寝られればあの真っ白な北アルプスにも対面できるのになあ。




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山と温泉 関東編 ②箱根・伊豆

2010年12月06日 | 近場の山
温泉だらけなので俺が入った浴場だけではあまり役に立たないだろうが、
一応参考にはなるだろう。

山としては(原則登った山のみ)

1.箱根 

湯坂路 明星ケ岳 明神ケ岳 金時山 矢倉岳
 
2.伊豆

巣雲山 玄岳 万二郎岳・万三郎岳 

まあ地味な山ばかりだなあ。

「玄岳」が案外と面白いかも。
眺望がなかなか良かったんだ。
相模湾と沼津アルプス、富士山、手前に草原と結構いい構図で広がっていた。
海が間近にあるだけでウキウキするのは何故なのだろうか?
冬場の日溜り山行にもってこいだ。

箱根の山は下山を強羅方面にとって好きな温泉に入ればいいだけだ。
使ったのは宮ノ下の「太閤湯」大平台の「姫之湯」、いつも行く塔の沢の「上湯」。
「太閤湯」は男女共湯船が2つづつある。
ここは掛け流しだが湯温がやたらと高くて閉口する。
常連の高温好きが入っていたらちと困る。
「姫之湯」は共同浴場なのに循環だったが、何でかよく分らん。
湯量が少ないのかなあ。
というわけでもっぱら「上湯」で汗を流している。
ここは湯温が低いので加熱している。
1日入り放題で1,200円なので一度やってみた。
二階の広間で寝たり本を読んだりしてノンビリした。


巣雲山の時は宇佐美の共同浴場をつかったがまあまあだった。
駅から右手方向にあったと思うがちとわかり辛いかも。
残念ながらこの山の記憶が殆ど無い。

玄岳の時は会社の寮を使ったので温泉には入っていない。
しかしバスが熱海駅起終点だからどこでも立ち寄り湯ができるだろう。
共同浴場は駅前の大通りの1つ向こう右手にあったと思う。
ひょっとするとなくなっているかも。

この方面だったら伊東の共同浴場が出色だ。
殆どが200円くらいの破格な安さだが湯も浴場も結構いいのだ。
山とは関係無しに一度風呂だけで日帰りしたことがある。
共同浴場の七福神巡りとかいうのもあるくらいに共同湯が多い。
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弘法山は人だらけだった

2010年12月05日 | 丹沢
驚いたなあ。
弘法山にあんなに人が歩いているとは。
今日あまりの天気のよさに昼飯を食べてからふらっと出てみたんだ。
珍しく鶴巻温泉から歩き出したんだが、あの「弘法の里湯」は相変わらず
大混雑みたいだった。
高速道をくぐって民家の脇の急坂(それでも15度くらいの斜度だ)を
登って桜並木のところまでにもう40人程度とクロスしてしまった。
そのあとも来るわ来るわ、引き返した吾妻山の先までに何と181人と
行き会ったんだから、もう驚いてしまったんだ。

子供連れの家族やら老人の集団やら夫婦連れやらもう何でもありの人の群れ。
あのまま秦野まで歩いていたら一体何人と出くわしたやら、まったくまいりました。

しかし面白い発見があって、ウォークマンを聞きながら歩いたらあの挨拶攻撃に
合わずに済んだ。
今日は黒いイヤホンだったが白いのならもっと目立つだろうから、次回からは
フィリップスのにしよう。

また同じ道を歩くのも芸が無いので初めて畑の先を右に降りずに左に降りてみた。
何だかちょっとハイクラスな大住台とか言う住宅地を抜けて鶴巻温泉駅まで歩いた。
246脇の「谷戸岡公園」という公園のベンチで紅茶とミカンを食べたが、夕陽が
当たって気持ちが良かった。
こんなのんびりした散歩もなかなか楽しいもんだ。
途中笠窪というところに古東海道の「箕輪駅跡」というのがあったが
交通の要衝だったらしい。

駅にはちょうど4時に着いたから正味2時間ちょっとの散策だった。
しかし行き会った連中の半分は「弘法の里湯」に行ったろうからとんでもない
「イモ洗いの湯」だったろうぜ。
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山と温泉 関東編 ① 丹沢 

2010年12月05日 | 丹沢
山の後の温泉ほど楽しいものは無い。

汗だらけの身体をさっぱりさせ、筋肉疲労も癒せるのだから重宝する。
酒飲みではないが、風呂上りのビールだけは旨いよなあ。
この温泉が嫌いなK氏やKa氏が理解できないが、まあ人それぞれだからなあ。

当然ながら車で行く日帰り施設や旅館は除外してある。

さて第1回は近場の丹沢にしよう。

丹沢はやりだした頃には良く行ったんだが最近はまったく行っていない。
ここらではほとんどが循環式というのもマイナスポイント。
それと料金が最低1,000円はするというのがなあ。

鶴巻温泉

山は「弘法山」「蓑毛から鶴巻温泉」など

日帰り: 「弘法の里湯」
旅館: 結構な数があり殆どが日帰り可。

「弘法の里湯」は土日は芋の子を洗うような大混雑だから避けるべし。
旅館の立ち寄り湯ならゆっくりできるだろう。
一度だけ贅沢に「陣屋」を使ったが1,700円でビールの小瓶付だった。

七沢温泉

山は「大山上社から七沢温泉」などで日帰り温泉施設は無い、旅館数軒あり。

元湯玉川館は漆塗りの湯船で雰囲気は良い。
大昔に山本陽子をここの風呂で撮った写真のポスターがあったが何の宣伝だったか
忘れてしまった。
彼女もあの頃は色っぽかったんだが。
それとこの旅館は全体に落ち着いていて従業員も感じが良い。
七沢荘は広いだけでたいしたことなかった。

広沢寺温泉

山は「大山三峰」「鐘ケ岳」など

玉翠楼の1軒のみだが露天風呂がまあまあの雰囲気だった。

飯山温泉は行ったことがない。

グループなら温泉と「猪鍋」をセットにして楽しむ手もある。
今からの季節に持って来いかも。
料金は一人4,000円前後だが、利用時間が昼の短い間なので確認したがよい。
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来年の干支山は兎岳

2010年12月04日 | 南アルプス
毎年その年の干支にちなんだ山に登り、初日の出を見るという連中がいるが
来年はちとしんどそうだ。
そのものずばりの「兎岳」は越後の中の岳近くのと信州の聖岳近くのとしか
無さそうだから。

大体この「兎岳」という名前が変だよなあ。
うさぎなんて可愛い名前を付ける理由が無いだろう。
なんか印象の悪い音の名前だったのを可愛い兎という字で代用した感じがする。

それはさて置いて、両方ともまあ大変な山だなあ。
越後のは今年歩いてバテバテで辿り着いた上に地獄の下山を強いられた。
来年の夏に歩く予定の信州のはこれまたとんでもないんだよなあ。
どの登山口をとろうが仮にこの山の頂を踏むのを目的にしても、聖岳か
赤石岳というどでかい山を越えなきゃ行けないんだから。
ちょっと見方を変えれば南アルプス最深の山ともいえるわけだ。

聖岳登山口からはなんと約10時間、赤石岳登山口からはそれ以上の
約13時間というのだからとんでもない山だ。
縦走途中に頭を踏みつけられる山としてはもっとも手強い奴かもしれない。
夏山でもしんどいんだから冬山なんてとんでもなかろう。

まあ「兎」か「卯」の入った名前の山で妥協するしかなかろう。

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今年の山でも総括してみるか

2010年12月02日 | 山計画
もう12月になってしまった。
1年経つのが早すぎるが、この頃は特に著しくてため息が出る。
残りの人生はあとわずかだから、せいぜいしっかり遊べという事なのかな。

今年は、「九重」「大雪」「白山」「荒沢岳」が遠征の山だった。
案外と充実したラインナップだなあ。
まあ楽しかった順に並べれば、「大雪」「白山」「九重」「荒沢岳」だろう。

「大雪」の残雪の多さとチシマツガザクラとクモマユキノシタの大群落はすごかった。
「白山」は評判どおりの「クロユリ」だったが、「オトギリソウ」が全コースで目立った。
来年は「甚之助避難小屋」が新築になっているから気持ち良く泊れるぞ。
まあしかし再訪する金も暇も無いか。
「九重」のミヤマキリシマは「坊がつる避難小屋」で知り合ったO氏によると
イマイチだったらしいので、全山ピンクに染め上げる時にまた行ってみたい。
「荒沢岳」は期待はずれの縦走だったが、「三国川」の素晴らしさを知ったのが収穫。
それと「中の岳」「越後駒」の巨大さに驚いたが、来年は是が非でも縦走しよう。

近場ではY氏、K氏と歩いた「お坊山南稜から米沢山北稜」が面白かった。
新緑のみずみずしさも素晴らしかったが来年は「タワ尾根」で満喫しよう。
金袋山を過ぎればずっと人の数も減るだろうから。

近場で面白い山を見つけ出さなければ駄目だなあ。

しかしあの「山ガール」「山ボーイ」の多さにはビックリ。
ファッションも派手だがしっかり「山力」を身に付けて長く楽しんでもらいたいもんだ。

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