まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

味が違う

2007-12-11 13:29:33 | モブログ
当たり前のことだけれど、私だけのことかもしれないけれど、今まであまりにも意識していなかった。

例えば、ジャガイモ。
横浜ではスーパーで買っていたので、前買ったジャガイモと今日買ったジャガイモが味が違うなんていちいち考えていなかった。まるで工業製品を買うみたいに均一で当たり前だと思っていた。
それは、男爵とメークインが違うのは分かっていたけれど。
新じゃがが味が違うことは分かっていたけれど。
インカのジャガイモがえらく濃い味がしておいしかったけれど。

私の実家では、父の実家から1年分のジャガイモをもらっていた。
去年貰ったジャガイモは、それはおいしかった。芽が出始めてもおいしさは変わらなかった。
メークインなんかねっとりして、ポテトサラダにするといくらでも食べられた。肉じゃがもそう、煮崩れしないで出汁が中まで沁みとおる。私は感激していた。
ところが、今年のジャガイモはそうでもない。
どうしたんだろうと思うほどおいしくない。

畑が悪いのかね、とか、肥料が足りなかったのかしら、とか、天気が関係するのかしら、とか農家の人並みに考えてしまう。
そして、作物は作物なんだ、おいしくできる時とそうでもない時があるんだな、いつでも均一にできるわけないんだ、と始めて納得する。

そして、おけさ柿。
夫の親戚から、いつも頼んでいる農園から、同級生から、父の知り合いから、父の実家から、計5か所からいただいた。
これが同じおけさ柿なのに、ものの見事に味が違う。はっきり1位から5位までランクが付けられるくらい違う。
私は今まで夫の実家から送っていただいたそれしか食べていなかった。だからなおのこと、味の違いなど意識したことがなかった。それがね、こうも違うとは・・・
驚きです。ちなみに、1位は夫の親戚。

『たべもの一直線』を見ていると、農家の人たちがおいしい野菜を作る様々な工夫をしている。私自身は鈍感だったけれど、そういう苦労が感じ取れる消費者でありたいなと思った次第で・・・
コメント
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