まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

デジタル遺品

2015-06-22 11:57:09 | くらし


70代を迎えたら本格的にやろうと思っていたけれど。
その前につらつらと、何と何と何をしておけばいいのかなあ、なんて考えていた。

いやいや、身辺整理の話。
衣類や本、DVD、ツヨポン関係は速攻廃棄処理してくれていいし。
アルバムもなんの感傷も躊躇もなくどうぞで。
ま、せめて大事な書類やあれこれがどこにあるかくらいは書き残しておかねばなるまい、程度のことは思いついて。

で、ふとある時、ひょいとパソコン中味はどうするのかね、と頭に浮かんできた。私にしては上出来。
ま、とりあえず写真だけは保存したいものだ、クラウドだけじゃなくHDDに保存しておこう、
これだけは早速やっておかねばと決心、していた。

そんなこんなの時に、先週の「クローズアップ現代」でデジタル遺品について取り上げていた。
まことにグッドタイミング。慌てて録画、いつかのときに。

パソコン歴数十年の70歳男性。
整理に取り掛かったら、写真だけで5000枚
フォルダの中にフォルダで物凄いデーター量になっているとのこと。
「私の命が止めどもなく縮まっていくんじゃないかという気がします」
とおっしゃっていたけれど、他人事ではない。

亡くなったご主人が使っていたパソコンを整理していた奥様が
「想定外のものがいっぱい出てきた、個人のプライバシーに関するものは見たくないからそのまま廃棄した」って。
分かるわ。

解説の方の
「パーソナルコンピューターを使うようになって20数年、ついに遺品として残るような時代になった。
紙や物の時代は整理して並べて、外から何がどこにあるか見える時代だったけれど、パソコンを使う今は外からは何が入っているか見えない時代、とにかく入れておけばいい状態にしている」
の言葉がまことに印象的。ああ、そういうことか、と。

パソコン本体データごと破壊してもらうだけではだめだったんだ。
私も、自分がパソコンをどんなことに使っているか書き出してみよう。
このブログも何も対策しなかったら、有料ブログを使っているから死んだ後どうなるのかしらね。

使っているソフトで他にも自動引き落としがあるからな。
デジブックなんか最近使ってないけれど自動更新にしているからね。パスワードしっかり確認せねば。
更新中止の手続きやっておくれと明記しておかねば、毎年引き落とされるかもしれないものね。

ほかにもキャッシュカード引き落としのものを使っていたかしら。
ガラケイやipadにもあったかしら。
死後のこれらの手続きを長男に頼むとしても、もろもろ見直さなきゃいかんね。
いやはや複雑な世の中になったもんだ。

 

コメント
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