まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

飯山 ちょこっとぶらり

2016-07-30 08:41:54 | 旅行

律儀ゆえにすぐに後悔する私。
今から思うともうひと電車遅らせればよかった、宴会には十分間に合うのに、なんて。
北陸新幹線は飯山に止まる本数が少ない、おまけにホテル送迎バスが変な時刻指定なの。
4時集合に間に合わせるためにすでに12時半には上越妙高駅に。2時間近くのロス、あああ。
そういうわけで飯山滞在時間は2時間もない、大急ぎで飯山城址、人形館見学となったわけ。

行きはタクシー利用、運転手さんが先に城址に行った方がよいとアドバイスしてくれて。
後に上杉謙信属城となった飯山城址へ。城好きには外せないからね、千曲川も見たかったし。

 
 

城址から下って行くとものの5分くらいで高橋まゆみ人形館。
人形に添えられている文が秀逸で、いっそう情感を高めるの。メモメモ。
(人形は撮影禁止なのでwebからお借りしました)

<頑固ばあさんの家出>

大好きよ。
右手に位牌、左手に枕持って。背中には風呂敷包みと鍋、こうもり傘。
つりあがった眉、への字に結んだ口。

『お世話さん 気合一つで家を出る あんな鬼嫁 話すもしゃくだ』
そうだ!その意気、ガンバレ!なんて。家出した後どうするのかなあ、ちと心配して。

 <お迎え> ほろっとしてしばし足が止まります。

『しとしとと 降る雨道をたどる足 下校のチャイム 待つ門の袖』

写真はないけれど。
<しゃべらない月>
今日も わしゃたんたんと語ってる しゃべらない月に向かって 長い時間たんたんと

<赤い万華鏡>
楽しみの一つすらない母の手に 持たせて帰る赤い万華鏡

泣けてくる。

小さな人形館ですから2回見て回って。電車の時刻。
駅まで20分近く歩くも飯山って暑い。

時間があったらなあ、寺巡りも雁木通りもゆっくり散策できたのに。って後悔しているわけ。

 飯山線が到着

学生時代冬のど真ん中、雪壁の中走る飯山線に乗って十日町の友人宅に泊めてもらったことを思い出した。

コメント (4)
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