私じゃありません、ちゅっぱです。
娘がパソコン開くと、駆け寄っていくそうです。
いっちょまえ。
私のこと、
「どこのだれ?あやしいひとだな」
なんての態で上目づかいで睨み付けるけれど。
ipadミニで写真開いて、
「これ、ちゅっぱだよ」
と見せると、すり寄ってきて画面にタッチ。
しっかりスライドして次々に開いてご満悦。いっちょまえ。
って、以上孫ばかのばばです。
私じゃありません、ちゅっぱです。
娘がパソコン開くと、駆け寄っていくそうです。
いっちょまえ。
私のこと、
「どこのだれ?あやしいひとだな」
なんての態で上目づかいで睨み付けるけれど。
ipadミニで写真開いて、
「これ、ちゅっぱだよ」
と見せると、すり寄ってきて画面にタッチ。
しっかりスライドして次々に開いてご満悦。いっちょまえ。
って、以上孫ばかのばばです。
もうほとんど病気だね、自覚は充分にある。
あるけれど、どう対処すればいいのか、となると、うーーーんと唸る。
10日、佐渡に帰る日。
いつもと違って駅は上大岡利用。で、上大岡までのバス車中で、
外の水道栓を止めてきたかどうかの確認し忘れたことに気が付いた。
さて、どうしよう。
だから、朝出がけに庭に水やりなんてするんじゃない!前にもそんなことあったでしょ、と自分に突っ込むのがまず第一。
記憶たどって行く。確認し忘れただけのことで出しっぱなしにするわけない、水道の音なんぞしてなかったでしょ。
栓をひねって閉じたでしょ。
と言い聞かせてもいまいち不安。
今月の水道検針員さんに、いつもより多いから調べてもらったらどうか、なぞと言われているし。
なんて、あれこれ考える。もう神経がおかしくなる。
で、駅に着いたから心配しているより早い、とタクシーに乗って家まで戻って水道栓確認。
出しっぱなしな訳ないじゃん、ね。まあ、安心して佐渡帰りができるというもの。
こういう時は、せっかちで予定時刻よりうんと早めに家を出るから、
戻るなんて芸当ができるのね、効果大ねと自分を褒める。なんか変な気がするけれど。
ところが上手がいた。
まだわれらの年代はなんだかんだ言っても実家に帰ることができる余力がある。
で、帰ってきた同級生たちとお茶することができる。
その席でミズエチャンが今回「娘に鍵を掛けに行ってもらったわよ」と話し始めた。曰く。
マンションの玄関ドア鍵は上下二か所に鍵を掛けるシステムだそうだ。
で、上の鍵はかけた、これはきっちり覚えているって。
でも下の鍵はかけ忘れた、これもきっちり覚えている。
2か所の鍵をかけてないことが気がかりで気がかりで。
電車に乗っていたけれど戻ろうと思っていちど電車を降りて反対ホームまで行ったそうな。
でも、彼女の場合は時間がない、マンションまで戻っている時間がない。
そこで取った手段、離れて暮らしている娘さんに電話して、
「2万円あげるから、鍵かけてきて」だったそうよ。
もう病気ね。1か所鍵かけたんだからいいじゃない、と言えるのは我ら。
ご本人は心配で心配でいてもたってもいられなかったんだって。
おまけにメールで「ドアノブをガチャガチャやって確認したか」なんて送って「うざい」の返事もらうなんて。
つくづく、人は、それぞれの「こだわり」という厄介な病を抱えているんだなって思ったわ。
カーフェリー船室、3人女子会話で、テルチャンが、
「うちの母はもう認知で私たちの顔も分からないのよ。その前は私が帰ると言うと、はや帰るのんか、もっと居っていけや、
淋しくなるのうって言って泣かれたのよ。こっちもついね」
と涙拭くしぐさ。
「今はにっこりしてお元気で、って言うの。それだけはいいわ」って。何とも切ない。
なにしろテルチャンとは8年ぶりの再会だから、出張友の「元気?悪いとこないの」の挨拶がいちばん先。
「うん、身体はね。でもね、あちらが、はしりなのよ」と頭を指さすから大笑い。そうよ、おんなじよ。
私だって負けちゃいない。
10日の佐渡帰りの日。サントリー美術館に寄ったから地下鉄六本木~丸ノ内線乗り換えで東京駅まで。
駅員さんに霞が関で乗り換えるのと銀座で乗り換えるのとどちらが歩く距離が少ないか聞いた。
駅員さん親切にも、霞が関で乗り換え、このホームの先端で待っていると乗り換え階段がすぐだから、と教えてくれる。
ああそれなのに。
お教え通り霞が関で降りて、何を血迷ったのか何も確かめず隣のホームにいた電車に飛び乗った。
あちゃあ、当然のごとく電車は六本木に逆戻り。乗ってから行先確かめ愕然としたね。ほんと。
新幹線には間に合ったけれど、頭たたいたわ。
で実家到着が5時半過ぎ。
それから6時半開始のビデオ観賞会に駆けつけねばならぬ。
3か月留守の家中の窓を開け放ち、あちこち確かめて。
汗びっしょりになっていたからシャワー浴びて。
時間が迫っていたのであわてて上着ひっかぶって、やれやれ間に合った。と。
見終わったら店番友が、
「○こちゃん、あんたそれ裏返しに着とらせん?」
あちゃあ!
同級生が次々と
「私も最初から気がついとったけど、そんな洋服かなと思って黙っとったのよ」だと。
私、あのもん変だな、という目線の中でも知らん顔して、感心してビデオ鑑賞していたのね。
ここまでくると「はしり」なんて図々しいかしら。
いつもの朝飯、夫が「口を伸べればいいだけのが始まるな」って。
ほんとよ。ま、たった1週間でもひとり生活楽しんできたからいいとするけれど。
しかしまあ、長い間家を空けるということはほんとうにいろいろな不具合が起きる。
特に梅雨や暑い時期を跨ぐとそれがひどくなる。
佐渡の実家、まず玄関ドアが固くて開けるのに一苦労。
水道の元栓も錆びついているから私の力ではなかなか開かない。
お隣さんに頼もうかとギブアップしかけたけれど、そうだわ、とタオルを噛ませてようよう開く。
もちろん、そこここの蜘蛛の巣、ロシアンセージをはじめの草も道にはみ出してのびのび生活。
ってなことを、道でばったり会ったオヤジ同級生に話したら。
「そのぐらいはまだいい、俺んとこなんか・・・」
以下は、聞くも恐ろしい話になるから駄目な方はここで回れ右してください。
続き。
家に入ったら、鳩のふんが落ちとってこびりついとるんだが。
変だなと思ってあちこち見たら、2階で鳩がぺっちゃんこになって死んどったっちゃ。
羽がいっぱい散らばっとったが。
って。
もうその時点で想像して気持ちが悪くなったけど、いつ実家でそういう類のことが起きるか分からないから
続きを促す。
外からはどっこも穴が開いとらせんけど、親戚のもんが出入りできるからその時入ったのかもわからん。
まだまだ家んなか鳩臭いが。
こびりついた糞ちゃ取れんぞ。
だって。
私は鳩死亡後のもっと具体的な想像したがさすがに聞けず、
「あんた、痒くない?」の程度にとどめておいたけれど・・・
彼の自宅は半年間の留守の間に、「鳩1羽、ねずみ3匹、ごきぶり5匹」が暴れまわって昇天していたそうな。
奥様、なんかいやだ、と言って同行しなかったのは正解です。えらいことになっていましたから。
実家だってどうもダニが暴れていたらしく、私はわが身を餌として提供して。赤い斑点多しの状態よ。
今度からいのいちばんでダニ退治実行。今後に向けての教訓。
以上の話。大丈夫でしたか?