徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

プレシャス・タイム

2009-09-15 18:27:11 | 音楽芸能
 平原綾香のもうひとつの顔はサックス・プレーヤー。今年2月の熊本のツアーでも、父親譲りの素晴らしいアルトサックスを披露してくれた。今回演奏したのは、ヴォーカルでもやることのある「プレシャス・タイム」。僕は一時期、フュージョン系のジャズにのめり込んだことがあり、渡辺貞夫が増尾好秋らと一緒に熊本にやって来た時、見に行ったりしたものだ。この「プレシャス・タイム」もフュージョン系の曲。彼女の演奏を聴いているうちに、かつての虫が騒ぎ出すのを覚えた。彼女はもちろんヴォーカルが最優先だが、サックスの方もこれから積極的に演奏してもらいたい。目指せ日本のキャンディ・ダルファー!!!

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今日は何の日?

2009-09-15 17:07:04 | その他
 今朝、5時半に目がさめた。薄い掛け布団ではちょっと寒かった。ふとカレンダーを見た。9月15日だ。ひと昔前なら、熊本の秋の風物詩、藤崎宮例大祭の日。かつて、随兵寒合(ずいびょうがんや)と呼ばれていた肌寒さの中を、朝随兵を見に出かけていた時間だ。しかし、今では敬老の日が第3月曜日に変わったあおりを受けて、祭も第3月曜日となり、日にちは不定となった。おかげで最近では、祭りの日が近づいても、今ひとつ気分が乗らなくなってしまった。だいたい国民の祝日や祭などというものは、日にちそのものに意味があったはずである。経済性を優先して日本人の精神的なものがどこかに押しやられている一つの典型である。全くケジメのない国になってしまった。
 ところで今日は「老人の日」であることを知っている日本人が、いったいどれほどいるだろう。「敬老の日」ではなく「老人の日」だ。「敬老の日」を第3月曜日に移す際、高齢者団体からクレームがついて、申しわけに「老人の日」としたらしい。何じゃそりゃ!という感じだ。これからもおそらく、日本の伝統的な風習や慣行を、国が率先して壊していくのだろう。