熊本県の「阿蘇」が、世界的に貴重な地形や地質が残る自然公園「世界ジオパーク」に認定された。日本国内での認定は7例目だそうだ。熊本県民にとっては、昨年の「世界農業遺産」登録に続いての嬉しいニュースだ。
約30万年前から大規模な噴火を繰り返し、形成した巨大なカルデラは、南北25km、東西18kmに及び、世界最大級の規模を誇る。今日も噴煙を上げる中岳は、今日現在、「噴火警戒レベル2」の状態で火口周辺は立ち入ることができない。
この喜ばしい日に、大阿蘇の悠久の歴史に思いを致すのも意義深いことかもしれない。