徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

熊本城本丸御殿 思い出の宴(1)

2017-06-06 20:09:42 | 音楽芸能
 熊本城観光の目玉だった本丸御殿。熊本地震で甚大な損傷を被り、昨年10月、メディアに内部の被災状況が公開されたものの、まだ修復方法もアナウンスされていない。本丸御殿が復元された2008年当時の姿に戻るのは随分先のことになるだろう。
 本丸御殿大広間すなわち御殿南側の、桐の間、桜の間、梅の間をぶち抜き、若松の間の障壁画を鏡板に見立てた大広間で、イベントが行なわれるようになったのは2009年のこと。これまで伝統芸能を中心に、実に様々な芸能が演じられた。僕が生きているうちに再び見ることは出来ないかもしれない。これまで見た中で、特に思い出深い回をいくつか振り返ってみたい。


手前から梅の間、桜の間、桐の間そして最奥部に見えるのが若松の間の障壁画

 2011年11月25日の夜、行われた「秋夜の宴」。この夜はザ・わらべの最終出演日ということもあって大広間はわらべファンが大勢詰めかけ、前月に続き、大阪のわらべファン志場さんが再び日帰りでやって来られたりで大いに盛り上がった。

振付:中村花誠
立方:ザ・わらべ
地方:藤本喜代則社中/中村花誠と花と誠の会