徒然なか話

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マルメラーダ!

2017-10-02 22:22:32 | 歴史
 ローカルニュースで、宇土市走潟町のマルメロの収穫が始まったことを伝えていた。
 江戸時代から戦前まで、走潟村(現宇土市走潟町)の緑川(現浜戸川)河岸段丘地に多く栽培され、徳川幕府への献上品となっていた細川藩の銘菓「加勢以多(かせいた)」の原材料として使われていたのが走潟産のマルメロ。バラ科の植物で10月中頃、黄色い果実が成熟する。久しく途絶えていたマルメロの栽培を、平成25年、町興しの一環として復活させ、走潟町の宝にしようと「走潟マルメロ会」を立ち上げて頑張っているそうだ。
 マルメロというのはポルトガル語のマルメレイロの樹の果実の意味で、銘菓「加勢以多」の語源も「Caixa da Marmelada(カイシャ・ダ・マルメラーダ):マルメロジャムの箱」の意からきているそうだ。
※「加勢以多」については「お菓子の香梅」さんのサイトをご覧ください。


Lady Marmalade