徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

熊本と福井の関係

2023-11-10 18:55:25 | 歴史
 このところNHK「ブラタモリ」は福井づいている。すなわち
  • セレクション 「福井 〜福井のルーツは“消えた都市”にあり!?〜」(11/2)
  • 「敦賀〜すべての道は敦賀に通ず?〜」(11/4)
  • 「鯖街道・京都へ〜鯖街道は何を運んだ?〜」(11/11)
 福井市は熊本市の国内唯一の姉妹都市である。姉妹都市となったのは、経済や産業面での共通点もさることながら、1840年に肥後熊本藩10代藩主・細川斉護公の三女である勇(いさ)姫が、越前福井藩主・松平春嶽公へ輿入れし、姻戚関係になったことや、熊本藩士で儒学者の横井小楠が福井藩に招聘されて藩政改革にあたるなど深い歴史的関係があったことが大きな要因になったようだ。
 2014年10月には熊本城二の丸広場で開催された「秋のくまもとお城まつり」で「熊本市・福井市姉妹都市締結20周年記念イベント」が行われた。
 そんなわけで福井には個人的にも親近感があり、彦根在勤時には小浜・若狭・美浜・敦賀あたりを旅したり、仕事では若狭から京都に至る「鯖街道」も通った。熊本の鶴屋百貨店で過去何度か行なわれた「福井県の物産と観光展」では絶品の鯖の一夜干しを購入したこともある。
 そして何よりも好ましい印象となっているのが、わが母校済々黌水球部がこれまで二度、福井市の大会で全国制覇をしていることである。


2014年10月10日 熊本市・福井市姉妹都市締結20周年記念イベント


高橋公園(熊本市千葉城町)の維新群像。左から坂本龍馬、勝海舟、横井小楠、松平春嶽、細川護久


勇姫と奥女中たち