雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

何でもあり

2007-03-13 06:09:10 | 樋渡啓祐さんのこと
各地方の議会が始まる時期らしい。
議員からの事前質問に対して、どこでも熱心に勉強会があるのが普通のようである。

何度もこのブログで採り上げている武雄市の樋渡市長が明日から始まる議会に望む態度をブログに書かれている。

私が何度も樋渡さんのことを採り上げるのは、考え方がそっくりで共感を覚えるからである。
ただ、その考え方やアプローチの態度は、世間一般の常識とは少なからずかけ離れていて、普通ではないことが多いのであるが。

それ故に樋渡さんの発言は、私の生き方に対する応援歌のように聞こえるのである。


然し、世の中では事前勉強会のような種類の会議や打ち合わせを何度も積み上げていく手法が一般的であり、
議会対策として事前勉強をするのが普通で、
「何でもあり」で望むのは普通一般的ではないようである。


私も現役時代、いろんな会合、会社での上級会議、デーラーミーテング、方針発表会、組合との協議会、講演会、などなど、
自分の考えや方針などを発表したり議論したりする機会は多いほうであったが、
一度も事前の打ち合わせや、演説原稿など準備したことがない。

常日頃、自分の考えとして確固としたものを持っていれば、
如何に事前勉強しなくても 「それ以上にも、それ以下にも」 ならないと割り切っている。

幸いなことに、永年上司として仕えた高橋鉄郎さんも同じような考えで、
二人で同じ会場で挨拶する機会も多かったが、お互いに「ぶっつけ本番」で打ち合わせなどしたこともない。

大体、話などは、
その場の状況、雰囲気、聞く人の反応などにあわせて展開すべきだと思っており、その時点の思いを正直に誠実に話すことが一番と思っている。

聞く人の状況も意識せず、事前に用意したもの通りに進めるので、居眠りなどされてしまうのだと思う。

若しそれで問題が起こったりもめたりすることは、もともとの考え方に問題があるのだから、それを直さずに細部の勉強をやってみても仕方がないと思うのだが。


「何でもあり」自由闊達な意見が飛び交う、楽しく夢のある議会であって欲しい。
儀式のような議会は、手続きだけで余り意味がないように思う。

武雄市議会のやりとりは議事録が出るだろうから、楽しみにしたいと思っている。
コメント (4)
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