雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

SPA直入物語ー4 昔話ー43

2007-03-20 06:15:37 | M/Cレース
SPA直入物語ー4

事業部内のコンセンサスは問題なかったが、財産物件に関するマターなので本社の了解が必要なのは当然のことである。

ひと昔前なら難しかったと思うが、経営危機を乗り越えて事業の将来性にも目途が立ち社内の単車事業を観る目が変わっていたので至極スムースに本社の協力が得られたのである。

とはいうものの、いろんな方に応援をして貰った。特に本社企画の阿二さんにはスタートの頃から一緒に岡山や四国のサーキット視察から付き合ってもらい本社サイドの説得を一手に引き受けてくれた。

財産の桑畑部長以下にも、建設会社の選択、当方の予算に合わせた工事内容の検討などお世話になった。
工事を担当してくれた三井不動産もサーキット工事は始めてであったが、岩崎君などと一緒にいわば素人が指示するサーキットの仕様に全面的に協力してくれた。

その結果、3ヵ月後の7月には、当方の要求どおり380百万円で概算見積もりが出たのである。

9月8日には社長以下の経営会議で正式に社内承認がとれて、次は大分県の開発申請の認可を得る手続きに入ったのである。


このようなプロジェクトははじめての経験であったが、いろいろと許認可か必要で時間が掛かるものであるのがよく解った。

ただ、このときは直入町が積極的に応援をしてくれたので県庁関係も本当にスムースであった。
年が明けて2月の県庁への説明には、岩屋直入町長に一緒についていって頂いた。

開発申請も無事認可になり、
3月29日、工事着工。
4月14日、起工式。
といよいよ工事が具体的に開始の運びとなったのである。

最初に「サーキット」という発想をしてから、ほぼ1年で工事着工に漕ぎつけられたのは、本当に早かったと思う。

その蔭には、いろんな人たちの協力が合ったと思う。
特に、表面には出ていないが直入町の役場や町の方たちにはお世話になったし、励ましていただいたと思っている。

コメント
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