雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

廣野からのお年玉

2008-01-09 04:59:36 | みっきぃふるさとふれあい公園
廣野ゴルフ倶楽部、日本一のゴルフ場としてその評価は高い。

その景観が美しいのは当然のことである。
70年以上の歴史をもつこの名門コースは、その長い年月を経てその木々も非常に大きく立派である。

廣野の特徴は、その外周が数キロに亘って一般道路に面していることである。
少し前までは、その道路に面した部分はずっと自然のままになっていた。当然下草も生長するのである。
それは、とても綺麗といえる状況ではなかったのである。

その道を通って毎朝、何十年会社に通っていた。
正直何とかならぬものかと、何十年思い続けた。
でも、現役の頃はどうしても言い出せなかったのである。

70歳になった5年前の春に思い切って、廣野の理事長さん宛てに親展で封書をお送りした。
「ゴルフ場の外周、道路との接点は社会との接点です。企業の社会的責任が問われる今、社会的地位の高い方がメンバーに多い廣野は、それに見合う対策をーーー。」というようなことを率直に申し上げたと思う。

私の70年の人生ではじめての投書めいた外部への意見陳述であった。
非常に丁重なご返事を頂いたのを覚えている。

このことがなかったら、その2年後、三木市長メールなど出さなかったと思う。
薮本さんが「三木市のイメージ向上」のことを言われたからである。
これが私の2通目の外への意見であった。

そんなことがきっかけとなって、
「三木市のイメージ向上」というテーマに絞っての100通を越す市長メールになり、ブログに繋がり、そして今はSNS「ひょこむ」になったりしているのである。

この廣野の「ひとこと」は、私の70才以降の「生き方」を変える一事であった。
それ故に、廣野がその後毎年整備を重ねて、昨年辺りからは一部綺麗なフェアウエイが見えるまでになった時ははホントに嬉しかった。


廣野は自他共に許す、日本一のゴルフ場である。
その日本一美しい景観を、プレーに差し支えない範囲で、道行く人たちとも共有しようというような心遣いこそ、日本一といわれるゴルフ場に相応しいと思うのである。

そんな廣野に一歩近づいた2008年の幕開けであった。

今朝ヨコを通って整備が始まっているのを見かけた。
家にもう一度戻って写真を撮って、Yahooに纏めた。

廣野から私への、この上もない新春のお年玉を頂いた心境である。
コメント
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