雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

世界一飛龍窯灯ろう祭り

2009-02-17 04:24:24 | 樋渡啓祐さんのこと
にほんブログ村 シニア日記ブログへお手数ですが、ちょっとクリックして頂けますか


昨日の武雄市長物語のテーマは、『世界一飛龍窯灯ろう祭り』であった。





綺麗な写真と1000本の灯ろうが出ている。
写真も綺麗なのは確かだが、『世界一』とは何ゆえにと調べてみた。

いろいろブログなどにも出ていたが、何故世界一なのか?
それに時事ドットコムが答えてくれている。


『飛龍窯』とは、1996年に建設された登り窯のことのようである。
『登り窯』とは、斜面の地形を利用して、燃焼を効率化させた大量生産向きの窯。

全長は23メートルに達し、同種の窯で『世界最大級』で、それ故に『世界一』と称しているらしい。

何故『世界一なのか』は、よく解ったが、その担当部門は、武雄市観光課・『佐賀のがばいばあちゃん課』までとある。
まだ、『がばいばあちゃん課は残っていて、『世界一の飛龍窯』も担当しているようである。


また、こんな記述も出てきた。

『2005年の福岡沖地震や老朽化で損傷し、全面改修された武雄市武内町の飛龍窯で9日、火入れ式があり、登り窯では世界最大とされる窯が2年ぶりに復活した。

 火入れ式は「第11回TAKEO・世界一飛龍窯祭り」の開幕行事で、市内の小中学生12人らが6つある窯のたき口に竹のたいまつを入れて点火。窯には一般公募の作品など約5000点が入っており、約4日間、夜を徹して窯たきされる。

 飛龍窯は1996年の「世界〓博」に合わせ、武雄市が造った。高さ3.4メートル、幅8.9メートル、全体の長さは23メートル。容積は345立方メートルで、大型バス4台分に相当する4つの焼成室があり、湯飲みなら一度に12万個を焼ける。昨年、同市が約3400万円かけて全面改修した。

 窯たきの期間中、まきをくべる体験ができる。窯の内部の温度は約1250度にもなり、日が落ちると窯の周辺は幻想的な雰囲気を醸し出す。


(写真は武雄市長物語からお借りしました)


現物はどんなものか、よく解らぬが『世界一』は凄いなと思った。

三木にも世界一の地震の実験設備『Eディフェンス』が防災公園にあったりするが、これはお国が何百億もの大きな金をかけて造ったものである。
3400万円の改修費も少ない金ではないが、『世界一』といえるのは凄い。

どうも、時系列によく解らぬが、樋渡さんになってからの、改修なのかどうか?
兎に角、先人の残した遺産は、潰したりせずに大事に保全する方向が正しいのだと思っている。

1996年だからそんなに旧い話ではないが、先人が作られたものをその志をついで更に立派なものに育てていこうということは、この炎や灯しびと同じように美しいと思うのである。

90年前に造られた、三木鉄道もその線路だけは、ちゃんと残っているのである。
金をかけて散歩道などには、して欲しくないと思っている。
コメント (5)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする