雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

新しい時代の情報伝達

2009-10-04 04:52:17 | 発想$感想
今年最後のZ1会のゴルフの案内が届いた。
開催案内は勿論、結果報告も写真などもみんなメールで送られてくる。
カワサキの二輪部門関係のOB60人ぐらいが集まりだが、最年長者はもう80歳に近く、平均年齢は多分65歳くらいではないだろうか。

私が属しているOB会で、今でも葉書や郵便で来るのが、高校と大学の野球部のOB会の諸通知である。
高校のほうは、会員は500名を越す大所帯で、年間の郵便代が結構大きいのである。それでいて、OB総会などで集まる人数はごく僅かなのである。

『郵便など止めてみんなメールにすればいい』と思うが、パソコンが使えない大先輩の数人に遠慮して、郵送のメール化が出来ないのである。

川重のOB会の相信会は、メールと郵送の併用である。



なぜ、こんなことをと思ったかと言うと、
行政の情報発信や、情報伝達も郵送がほとんどで、
確かにホームページなどはあるのだが、個々の連絡には郵送である。

そんな地方行政の中で、
昨日の武雄市長物語は、都市ランキングのことなのだが
そのランキングの評価基準に『情報』が大きなウエイトを占めているのである。

そのブログの中で、樋渡さんは
『僕は情報政策はかなり重要視しています。youTubeも積極的に取り入れたり、武雄ブログだったりするわけですが、まだまだです。ぜひ、こういう市民サービスがオンラインでできないかなどご意見をいただければと思います。情報政策が行きとどくことによって、生活そのものが便利にまた楽しくなるようにしたいですね。』
と言われている。

『市民サービスがオンラインで』というのは具体的にはよく解らないのだが、
自治会の回覧板なども、もういい加減にメールにしてしまったらと思ったりする。
回覧板が出来るまでに、どのくらいの人件費が掛かっているのだろうか?
個人に渡るまでに何段階なのか?
時間的にはどうか?
その情報が必要な人はどれくらいいたのか?
多分そのとき言われるのが、前述のOB会と同じように、パソコンがないとか、使えない人への配慮なのだと思う。


話は変わるが、今、家内がアメリカの娘のところに遊びに行っている。
アメリカに行くには、事前にパソコンによる申請が、MUSTである。 
家内はパソコンは出来ないので、私が代わりに申請した。
旅行代理店でも、誰に頼んでもいいのだろうが、
とにかく『申請はパソコンからだけ』例外は認めないのである。
如何にもアメリカらしい発想である。

日本の『エコポイント』などの申請などはこういう制度を取り入れるチャンスだったと思う。
『パソコン申請のみ』にして、本人が仮にダメでも、代理で誰でも、販売店でもやれるのである。
それを手書き郵送と二重システムにするものだから、こんなことが起こるのである。

つい先日書類が送られてきた。『署名、捺印が抜けている』というのである。
パソコンで申請したのだから当然で、如何にも日本的で、馬鹿げていると思う。
100%オンライン申請にすれば、手間も金も意識も変わるのにと思うのである。
『そんな絶好のチャンス』を旧態依然とした発想で逃がしてしまっている。

アメリカとの『発想の差』をつい感じてしまうのである。
パソコンの普及率など、行政は果たして管轄内のデーターを持っているのだろうか。
最近は、私のような年寄りでも、郵便物による『情報伝達』は手間が掛かって面倒だと思うようになっているのである。


武雄など、ぜひ全国に先駆けて、どんどん新しいことを、おやりになればいい。
100%実施を目指して、『例外措置』を考えればいいのである。
ネット社会は世の中の趨勢である。
現状は、『例外的な人』のために、沢山の税金が無駄に使われている。



同じ事を取上げているのだが、『仕事のやり方』についてである。
仕事のやり方が変われば、効率化も図れるし、お金も節約できて、自然に『意識改革』も出来ると思うのである。

7月にスタートしたNPO法人The Good Times は、法人だが事務所もないようなものである。電話もない。
年間の経常経費は6万円ぐらいで大丈夫である。
これでも、十分何とかなる、昔は絶対に出来なかった、ネット社会のそんないい時代に生きているのである。

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