鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

庭の果実

2010-11-30 | 食べ物
我が家の庭で収穫した果実です。


11月始め、みかんが熟れました。
温州みかんです。


収穫です。
木で熟したおいしいみかんです。


レモンも、黄色く色づきました。
酢の物、焼き魚、焼酎などに少しづつ使用しています。


11月下旬、カリンが色づきました。


カリンの実。


収穫です。
今年は20個以上収穫しました。


カリンジュースを作りました。
カリンを切って、氷砂糖を入れます。水は入れません。
冷暗所に数ヶ月置くと、ジュースが出来ます。
のどにいいので、風邪をひいたとき飲むといいです。
左は、去年作ったカリンジュース。


今日の絵手紙。
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霧島池巡り(2)

2010-11-28 | 水辺の風景
霧島池巡りの続きです。
六観音御池を後にして進みます。


紅葉は終わりでしたが、葉を落とした木々もまた美しい。


白骨樹。
後ろの山は甑岳。


甑岳をバックにした、サルトリイバラの赤い実。


アカマツ林の中を進みます。


右手に不動池が見えてきました。


韓国岳(1700m)が正面に見えます。


不動池全景。
この池も、コバルト色をしています。
県道から見える池です。


不動池。


えびの高原。


秋の陽気に誘われたのか、ミヤマキリシマが2~3輪咲いていました。


出発地点に帰ってきました。
足湯で疲れを取るといいです。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霧島池巡り(1)

2010-11-26 | 水辺の風景
紅葉見物には遅かったのですが、11月23日、霧島の池巡りに行ってきました。


霧島温泉郷付近は、まだ紅葉がありました。


真っ赤なモミジ。


えびの高原から、池巡りコースへ出発です。
最初は、アカマツ林の緩い坂道を上ります。


最初に見えるのが白紫池です。
火口湖ですが、コンクリートで堰き止められている池です。
昔、天然スケートリンクがありました。


白紫池。


木々の向こうに、六観音御池が見えてきました。


六観音御池のところに、樹齢五百数十年の巨木杉が数本あります。
六観音参拝のとき植えられたものです。


六観音(豊受神社)。


六観音御池は、舞台から見学できるようになっています。


六観音御池全景。
湖面は酸性水のためコバルト色で、霧島の火口湖の中で最も美しいといわれています。
正面の湖岸に紅葉が見られるのですが、もう終わっていました。


六観音御池。
正面の山は韓国岳。

霧島池巡りが続きます。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安納いも

2010-11-24 | 食べ物
安納いもの本場、種子島の安納地区を訪れました。
種子島の西之表市の東海岸にある集落です。


安納地区に広がる安納いもの畑。


訪れたのは11月中旬でしたが、いもの収穫の最中でした。
種子島では、安納いもの栽培面積が増えたそうです。


収穫したばかりの安納いも。


表面はやや赤味がかった色です。
毎年、種子島の親戚から送ってきます。


食べ方は、てんぷらやお菓子に使ってもいいですが、安納いも本来の味を味わうには、やはり焼き芋です。
甘いホクホクの安納いもをどうぞ・・・
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

島の花

2010-11-22 | 植物
徳之島と種子島で見かけた植物です。
まずは、前回紹介した徳之島の犬の門蓋の海岸で見た花です。


海岸に咲き乱れるホソバワダン。


ホソバワダン(細葉わだん)キク科


オキナワギク(沖縄菊)キク科
奄美大島から沖縄の海岸の岩場に生えます。


サイヨウシャジン(細葉沙参)キキョウ科
ツリガネニンジンに似ています。


アダン(阿檀、タコノキ科)の実。
熟れたらオレンジ色になります。
奄美に移住した田中一村がよく描いた植物です。 


これは名前がわかりません。
追:いっしいさんに教えていただきました。
ハマトラノオ(浜虎の尾、ゴマノハグサ科)です。 

次は、種子島で見かけた花です。

ヒメバショウ(姫芭蕉)バショウ科
葉はバショウに似ていますが、花が違います。 


クマタケラン(熊竹蘭、ショウガ科)の実。
葉は、おにぎりや料理を包むのに用います。


道路脇にツワブキ(キク科)の花が咲き乱れていました。
春は、新芽を食べます。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

犬の門蓋

2010-11-20 | 水辺の風景
徳之島にある景勝地「犬の門蓋」(いんのじょうふた)を紹介します。
天城町の中心地から少し南の海岸にあります。


徳之島空港の近くから見た寝姿山。
人が仰向けに寝ている姿に似ています。


犬の門蓋のある海岸から南を望む。
断崖が続きます。


前の写真のアップ。
奇岩が並んでいます。


中央に犬の門蓋があります。


犬の門蓋。
眼鏡岩です。
名前の由来は、昔飢饉があったとき、犬が人畜に被害を及ぼしたため、捕まえて海中に投げ捨てたことによるそうです。


別の角度から見たもの。


海側から見たもの。


犬の門蓋から北の海岸を見たものです。
石灰岩の、凹凸に富んだ岩と断崖が続きます。

留守をするので、コメント欄閉じています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土持掘の深井戸

2010-11-18 | 史跡
鹿屋の土持にある土持掘(つっもっぼい)の深井戸を紹介します。
細山田中学校から、国道269号を鹿屋市街地へ行くと、道路に案内板があり、これに従って行きます。


井戸小屋。
この付近はシラス地帯で、水不足で苦しんでいたため、江戸時代に深井戸が何本も掘られました。


これは、最も原形をとどめているものです。
掘られたのは、文政から天保年間(1818年~1841年)と考えられています。


深さ64m、直径90cmです。
壁を石積みなどで保護していない素掘りです。
200年近くもよく崩れずに残っているものです。


井戸の上に、つるべとロープがあります。
人力で汲むのは無理なので、牛に引かせたそうです。


「県指定史蹟土持掘の深井戸」の碑。



今日のチロ。
ソファーの上で。

留守をするので、コメント欄閉じています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南薩鉄道記念館

2010-11-16 | 施設
南さつま市加世田の、南薩鉄道記念館を紹介します。
南薩鉄道は1984年に廃線となり、加世田駅の跡が鹿児島交通加世田ステーションとなっており、そこにあります。


鹿児島交通加世田ステーション。


庭に展示されている蒸気機関車。


庭には、当時使われていたさまざまな機械が展示されています。
説明看板がなく、これは何の機械かわかりません。
追:福太郎さんに教えていただきました。詳細は、下のコメント欄に書かれています。


加世田駅当時の石倉があり、これが南薩鉄道記念館となっています。


入口にある車輪。


入口は改札口になっています。


館内には、昔の駅で使われていたさまざまな機器や資料が展示されています。
昔懐かしい電話機があります。


さまざまなプレートも・・・
鉄道ファンにはたまらないでしょうね。
入館料:大人200円 小学生:100円
休館日:水曜日、年末年始(12月31日~1月1日)



今日の絵手紙。
入院している知人へ。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月窓亭

2010-11-14 | 史跡
種子島の西之表にある赤尾木城文化伝承館「月窓亭」(げっそうてい)を紹介します。
九電火力発電所の通りの坂道を上ると信号があり、これを過ぎて100mくらい行くと左にあります。


月窓亭への階段。


月窓亭の建物。
ボランティアガイドの野辺さん(女性)に詳しく説明していただきました。
この建物は、種子島家の家老職にあった羽生道潔が1793年に建てたものです。
明治になり、種子島家27代守時公を種子島へ迎え、ここを居住として以来、平成12年まで種子島家住宅として使用されました。
転居により空家となっていたのを西之表市が購入し、文化伝承館として保存することになり、平成22年4月29日開館しました。


庭のイヌマキの古木。


入口を入ると、花を生けています。


シマサルナシ(島猿梨、マタタビ科)の実も飾っていました。
キウイフルーツの仲間だそうで、野辺さんが実をとって食べさせてくれましたが、キウイの味がしました。


「山の井様」の人形。
江戸時代、将軍様から島津家に賜り、種子島家に輿入れするとき伝わったそうです。


床の間。
掛け軸の後ろの壁板は、庭のイヌマキが枯れ、その木で作ったものだそうです。


羽生道潔は、種子島の花道指南をした人で、それに関する肖像画や資料です。


屋内から見た庭園。
錦江湾の入口から奥を見た風景で、左が薩摩半島。


二階に上がると、司馬遼太郎の書がありました。


二階から見た庭園と門。

開館時間:9:00~17:00
休館日:毎月25日(7,8月は除く)
入館料:無料
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柿の木

2010-11-12 | エッセイ
「思い出のグリーングラス」の歌詞の一節に
 ♪庭にそびえる 樫の木よ 
  子供の頃にのぼった 枝もそのままよ・・・
というのがある。

子供の頃、種子島の実家の庭には多くの木があった。
夏みかん、きんかん、ぼんたん、びわ、クスノキ、肉桂の大木・・・
今、これらのほとんどは枯れてしまったが、いまだに生きている木がある。
柿の木である。

根元から二つに分かれており、一方には丸い柿が、もう一方には細い柿の実がなった。
種類の違う苗木を接木し、台木から芽が出て、このようになったものだろう。
この木にのぼって遊んだり、実をもいだりしたものだった。
渋柿であるため、焼酎で渋抜きをする、あおし柿にして食べた。

丸柿の木は枯れてしまったが、細柿の木(たぶん台木)はいまだに生きていて、毎年実をつける。
子供の頃すでに成木だったから、百年近くたっているかもしれない。
今でも実家から、あおし柿を送ってきたり、実が熟れる頃帰省したときは、自分で柿もぎをしたりする。

この柿の木は、私にとっての「思い出のグリーングラス」の木であり、子供の頃食べたのと同じ木になる柿の実は、格別な味がする。


実家の庭の柿の木。
根元からまっすぐな木が伸びていたが、枯れてしまった。


自分でもいだ柿。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする