鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

多賀山公園

2021-12-30 | 風景

鹿児島市清水町の多賀山公園へ行きました。

 

東郷平八郎の像です。

 

明治38年の日露戦争(日本海海戦)で、連合艦隊司令長官としてロシアのバルチック艦隊に勝利しました。

 

東郷が見つめているのは、錦江湾と鹿児島港です。

 

左に目を移すと桜島が見えます。

 

多賀神社。御祭神はイザナギノミコトです。

 

狛犬。

 

スダジイの古木があります。

 

根元。

 

鹿児島市保存樹のアコウです。

 幹周り:4.77m

 樹高:14m

 樹齢:約160年(看板は平成10年)

 

根元。

 

上町付近を望む。昔の鹿児島の中心地です。

 

東福寺城跡へ行きます。

 

島津氏は最初、出水に城を構えましたが、1341年、東福寺城を攻め落とし鹿児島を治める根拠地としました。その後、清水城、内城、鶴丸城へ移りました。

 

城跡です。

 

石灯籠。

今年の記事は終わりです。来年もよろしくお願いいたします。

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ザビエル上陸記念碑と我は海の子の歌碑

2021-12-28 | 史跡

鹿児島市祇園之洲にあるザビエル上陸記念碑と我は海の子の歌碑を紹介します。

 

稲荷川河口付近の左岸にザビエル上陸記念碑があります。

 

正面より見る。

 

リスボンを出港したイエズス会のフランシスコ・ザビエルは、苦難の末、1549年鹿児島に上陸しました。

 

案内したのは、マラッカで一行に加わった鹿児島出身のヤジローです。

 

藩主島津貴久の歓迎を受け、布教の許可を得ました。

 

隣のレリーフです。

 

記念碑の後ろから多賀山公園を望む。

 

海側に、我は海の子の歌碑があります。

 

桜島をバックにした歌碑。作詞者の宮原晃一郎は、明治15年鹿児島市加治屋町に生まれました。10歳の時、父の転勤で北海道へ移住しました。

 

小樽新聞社の記者であった明治41年、幼い日の思い出の天保山海岸を偲んで作詞した歌が、文部省唱歌の募集に入選しました。

現在まで多くの人に愛されている歌です。

 

歌碑から桜島を望む。

次回は、多賀山公園へ行きます。

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一丁台場と新波止

2021-12-26 | 史跡

鹿児島港の一丁台場と新波止を紹介します。

 

明治5年に建造された石積み堤防の一丁台場です。海側は埋め立てられて北埠頭になっています。

 

反対側を望む。右奥が鹿児島水族館です。

 

北埠頭側の石積み。

 

石には、石工をあらわす文字や記号のようなものが彫られています。

 

この水路で、水族館のイルカの遊泳が行われます(現在休止中)。

 

イルカが出入りする水門です。

 

一丁台場から斜めに延びる石積みが、幕末に築かれた新波止です。薩英戦争の砲台がありました。

 

水族館です。

 

「明治天皇行幸所船形臺場」の碑。

 

隣は桜島フェリー乗り場です。

 

入港する桜島フェリー。

 

自航式有人潜水艇「はくよう」です。1971年に建造され、2013年まで運航されました。鹿児島湾にも潜水しました。

 

前部。物をつかむアームがあります。

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大橋他

2021-12-24 | 石橋

日置市の石橋を3つ紹介します。

 

東市来町の大橋を右岸から見たものです。

 

下流の橋より見る。ツタに覆われてアーチが見えません。川は江口川です。

 

上流右岸より見る。左岸のアーチが少し見えます。

 

河床の上流側から見たものです。

 橋長:8.5m

 幅員:4.6m

 架設年代:明治28年

 

右岸側。

 

大橋の下流にある野元橋を左岸から見たものです。

 

下流より見る。これもツタに覆われています。

 橋長:12.7m

 幅員:3.8m

 架設年代:明治13年

 

右岸のアーチが少し見えます。

 

上流より見る。

 

大里川に架かる姶良河(いらこ)橋を左岸から見たものです。

 

上流より見る。桁橋です。

 

右岸にある姶良河橋の碑。

 

隣の水神碑です。

 

下流に滝があり、滝の上から滝つぼを見たものです。

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漢字の難しさ

2021-12-22 | エッセイ

日本語の難しさの要因はいろいろあるが、最大の要因は漢字であろう。

まず、漢字は幾通りもの読みがある。

女という字は1字では「おんな」と読む。男女は「だんじょ」であり「じょ」と読む。

ところがこれに老若が付くと「ろうにゃくなんにょ」となり「にょ」と読む。乙女は「おとめ」であり「め」と読む。

「十一月三日は日曜日で祝日で、めでたい日です」

この中に日という漢字が5回出てくるが、順に「か、にち、び、じつ、ひ」と読む。

 

これだけではない。漢字はどう読んでもいいのである。

植物のサルスベリは、樹皮がすべすべしており、猿が滑るという意味だから「猿滑」という漢字を当てるのが妥当であるが、「百日紅」と書き、紅い花が長く咲くという全く別の意味の漢字を当てている。

最近はやりのキラキラネームでは、海と書いて「まりん」、天音と書いて「そぷら」と読ませるなど、その漢字本来の読みでないものが多く、かなを振らないと読めない。

ある文字に幾通りもの読みがある、どう読んでもいいなどというのは、世界広しといえども日本語だけであろう。

 

同音異義語が多いのも漢字の特徴である。

「こうてん」には好転、後天、交点、公転、光点、高点、好天、荒天などがあるが、いい天気(好天)、荒れた天気(荒天)と正反対の意味なのに、どちらも「こうてん」とはまぎらわしい。

好天と荒天なら「好天に恵まれ」のように前後の文脈で見当が付くが、私立と市立などは耳で聞いただけでは区別がつかず、文字を見ないとわからない。

 

新字と旧字の問題もある。

桜井という姓は、旧字の櫻井と書く人も多い。

「さいとう」は、斉藤、斎藤 齋藤、齎藤など実に多く、「さいとう」さんと聞いただけではどの漢字かわからない。

日本の漢字は、世界の言語の中でガラパゴス化しており、日本語を学ぶ外国人の苦労は想像に難くない。

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照島

2021-12-20 | 水辺の風景

いちき串木野市の照島へ行きました。

 

照島神社の参道です。

 

島に架かる照島橋。

 

石造り鳥居です。

 

薩摩焼開祖着船上陸記念碑。

秀吉の朝鮮出兵で連れて来られた陶工が上陸したところです。近くに薩摩焼の郷、美山があります。

 

参道の階段を進みます。

 

照島神社社殿。

 

中に、飾りを付けた馬があります。

 

この島には、猫が住み着いています。

 

重なりあった岩。

 

串木野の海岸を望む。浜競馬が行われます。

 

トベラの実です。

 

淵が二つあります。これは小さな雌淵。

 

大きな雄淵。

 

奥を望む。

 

驪龍巖(りりょうがん)の文字が刻まれた岩。

島津斉宣が雄淵、雌淵を見て「玉を抱いてうずくまる龍の姿である」といい、この文字を彫らせました。

 

徐福が秦の始皇帝の命を受け、不老不死の薬を求めて上陸したと伝わる地です。

 

上陸地から、徐福が訪れたとされる冠岳を望む。

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秋葉神社の桁橋

2021-12-18 | 石橋

いちき串木野市下名の秋葉神社を紹介します。八房川に架かる八房橋(国道3号)の上流右岸にあります。

 

対の仁王像があります。

 

阿像。

 

吽像。

 

鳥居に善隣教と書かれており、隣に善隣教串木野支教会があります。

善隣教とは初めて聞きますが、福岡県筑紫野市に本部を持つ新興宗教のようです。

 

対の石灯籠があります。

 

秋葉神社です。

 

前に桁橋があります。

 

右側です。

 

左側。

 

洞窟の中に祠があります。

 

岩山に掘られた穴に仏像などがあります。

 

前の写真の左下の金毘羅大権現。

 

右上の岩穴の中の仏像です。

 

近くにケイトウが咲いていました。(写真は11月)

 

ゴクラクチョウカ。

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明ヶ窪湧水

2021-12-16 | 水辺の風景

鹿児島市伊敷台の明ヶ窪湧水を紹介します。

 

伊勢神社の近くに湧水と水汲み場があります。名前の通り窪地になっているので、地下水が集まるのでしょう。

 

正面から見た水汲み場。

 

水汲み場の中。奥が湧水箇所のタンクです。

 

タンクの湧水がパイプで手前に引かれています。

 

タンクから落ちる水。

 

奥に水神碑があります。

 

4か所から水が落ちており、自由に汲むことができます。利用料100円が必要です。

 

汲む人が絶えることがありません。昔から地域の人たちに利用され、大切にされてきた湧水です。

 

隣の水源地です。

 

水源地のタンク。

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護国神社

2021-12-14 | 史跡

鹿児島市草牟田の護国神社を紹介します。明治元年、鳥羽伏見の戦いの戦死者を祀るために創建された靖献霊社が始まりです。

 

緑の山をバックにした護国神社。

 

メタセコイアの紅葉。

 

キンモクセイの巨木です。

 

紅葉が少し残っていました。

 

参道を進みます。

 

立派な社殿です。戦争など国事に殉じた英霊を祀っています。

 

マスクをした狛犬。

 

母の像。出兵兵士の妻子でしょうか。

 

子供の撮影が行われていました。ここは七五三参りも盛んです。

 

拓魂の碑。国策の満蒙開拓で大陸に渡った鹿児島県出身者は六千余名で、現地で殉じた人を鎮魂する碑です。

 

ここにもモミジの紅葉があります。

 

満開のサザンカ。

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家庭菜園

2021-12-12 | 食べ物

初冬の庭の家庭菜園です。

 

春菊。冬は鍋物に重宝します。

 

サラダ菜。毎日のようにサラダにしています。

 

パクチー。これもサラダにします。

 

ニンジン。煮物、炒め物、サラダのほか、葉はジュースになります。

 

ピーマンは夏からずっと実がなり続け、今もなっています。野菜炒め、チンジャオロースなどにしています。

シシトウも夏から初冬まで実を付けます。

 

スナップエンドウ。今年の春は大豊作だったので、来年が楽しみです。

 

オカワカメは春からずっと葉が茂っています。新芽をジュースや炒め物に利用できます。

 

10月、畑にトマトの芽が7~8本出ました。落ちた種が芽を出したのです。

冬に向かって育たないだろうと思いましたが、1本だけ鉢植えしました。

 

ちゃんと花が咲き・・・

 

実がなりました。収穫できるでしょうか。

 

パイナップルを植えていますが、育つでしょうか。

庭に家庭菜園があると、好きな時に新鮮な野菜が食べられるので重宝します。

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