鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

出水麓(2)

2016-08-31 | 史跡

出水麓の続きです。竹添邸を後にして歩きます。

 

玉石の三原小路。

 

武家門の家を見ながら歩きます。

 

少し下がったところに、立派な石垣がありました。

 

諏訪神社です。

 

境内に、イチョウの古木があります。

 幹周り:8.4m

 樹高:15m

 

根元はかなり傷んでいます。

 

諏訪神社社殿。

 

子宝犬です。

 

武家門の家。

 

大きな木に囲まれた武家門がありました。玉石も立派です。

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出水麓(1)

2016-08-30 | 史跡

出水麓(武家屋敷跡)を散策しました。

鹿児島の武家屋敷は知覧が有名ですが、規模は出水のほうが大きいです。

 

五万石溝。米ノ津川から導水した延長20kmの用水路です。石橋(桁橋)が架かっています。

 

出水小学校の御仮屋門です。

 

この門は、姶良市帖佐にあった島津義弘の居館の門を移築したものです。

 

玉石とイヌマキの通りを歩きます。

 

護国神社です。

 

護国神社社殿。

 

境内に、観光牛車がありました。土日祝日営業で、料金は大人1000円です。

 

竹添邸です。大河ドラマ「篤姫」のロケ地になりました。

 

庭から見た竹添邸。見学は無料です。

 

庭にある野太刀自顕流(じげんりゅう)の稽古場。相手を一撃で倒す剣術の流派です。

 

竹添邸の内部。ガイドの方に、詳しく説明していただきました。武家屋敷ならではのしきたりがいろいろあったそうです。

 

立派な梁の天井。

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伊唐大橋と伊唐島

2016-08-28 | 水辺の風景

長島の行人岳に行った後、伊唐島に渡りました。

 

長島側に伊唐大橋公園があり、そこから見た伊唐大橋と伊唐島です。

 

長さ675mの斜長橋です。平成8年に完成しました。

 

通る車は、ほとんどありません。完成当時は、税金の無駄遣いとの声もありましたが、島の人の暮らしはずいぶん便利になったでしょう。

 

橋から南東を望む。左が伊唐島。

 

橋から北西を望む。長島の薄井漁港です。

 

伊唐島の港の風景です。

 

蛸漁が盛んなのか、蛸壺がありました。

 

反対側の入り江の風景です。

 

島に観光施設などはなく、のどかな畑の風景が広がっているだけです。

 

畑は赤い色をしています。ジャガイモ栽培が盛んで、赤土馬鈴薯の産地です。

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行人岳

2016-08-26 | 風景

長島の行人岳を紹介します。

 

長島と黒之瀬戸。橋は黒之瀬戸大橋です。

 

行人岳(393.6m)の山頂近くの駐車場。歌碑は、昭和53年の宮中歌会始め入選作です。

 花嫁の母とよばれて拍手わく中に花束うけつつゐたり 波戸内美佐保

 

駐車場からの眺め。八代海と天草の島々です。

 

手前の島は伊唐島、その向こうは獅子島、その右奥は御所浦島です。

このあと、伊唐島に渡りました。

 

右に目を移した風景で、八代海の向こうは出水や熊本県です。

 

駐車場から少し登った所に、石灯籠と不動明王があります。行人岳は山岳信仰の山で、修験道の聖地です。

 

前の写真の不動明王。憤怒の形相です。

 

石灯籠の道を山頂へ行きます。

 

鐘楼。

 

聖観音像。

 

山頂に石が積まれ、行人岳の看板があります。

次回は、伊唐島を紹介します。

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忠元神社

2016-08-24 | 史跡

伊佐市大口の忠元神社を紹介します。

 

忠元神社社殿。島津家の家臣、新納忠元(にいろただもと)を祀る神社です。地頭として大口を治めました。

 

境内の狭野杉。宮崎の狭野神社から奉納されました。

文禄慶長の役の際、島津義弘が、新納忠元を狭野神社に遣わして、杉を植栽させたという縁があります。

 

忠元神社創建時(1844年)の本殿鬼瓦です。

 

創建時に、薩摩藩家老、調所笑左衛門が奉納した手水鉢です。

 

石灯籠が二つあります。島津家の家紋、丸に十の字が二重になっています。

 

反対側が少し変わっています。こちらは満月です。

 

もう一つは三日月です。何かいわれがあるのでしょうか。

 

忠元公が定めた「二才咄格式定目」。

青少年が守るべき決まりを定めたもので、一番は「まず武道を修練せよ」です。

 

隣にある忠元公園の桜。鹿児島の桜の名所です。

 

隣はサッカー場です。熟年カップルが木陰でくつろいでいました。

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夏のフラワーパークかごしま

2016-08-22 | 植物

指宿市山川のフラワーパークかごしまは、年間会員になっているので、定期的に訪れます。

 

入ってすぐのところにあるミスト噴水の池。

 

オオタニワタリの中に、ソテツを植えています。

 

別の池には、ハスの花が残っていました。

 

鯉に餌やりをしました。

 

花を見ながら歩きます。これはベンガルヤハズカズラ。インド原産です。

 

屋内庭園に入りました。噴水とブーゲンビレア。

 

クワズイモの実がなっていました。同じサトイモ科なので、マムシグサの実に似ています。

 

地湧金蓮(チユウキンレン) バショウ科。中国雲南省からインドシナ半島の高山に自生ます。

 

ブラックキャット。猫の顔に似ているそうです。

 

蝶の館のオオゴマダラ。さなぎは金色です。

 

展望回廊のサンゴのアーチの中の竹山。

 

展望台から見た伏目海岸と竹山。

 

ジャカランダ(ノウゼンカズラ科)。アルゼンチン原産です。

暑かったですが、きれいな花と風景に癒されました。

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湧水町の日本一のタブ

2016-08-20 | 巨樹・古木

湧水町吉松の国道268号を走っていたら、「日本一のタブの原生林」の案内板があったので、観に行きました。

案内板に従って行ってもタブがわからないので、湧水町役場吉松庁舎に行って聞きました。

役場の方が、上床牧場(アンの家)のご主人に電話してくれてわかりました。

 

案内板に従って、国道から沢原高原へ進むと、このような三差路があります。

 

前の写真の看板。これに従って左へ行きます。

 

しばらく進むと、このような三差路があります。右は上床牧場、左は自衛隊演習場へ行く道です。

 

三差路のところにある案内板。

 

三差路から100mほど戻り(三差路は向こう側)、電柱の反対側から斜面を登ります。

ここに案内板はなく、国道の案内板を見て来ても、タブに着くことはできません。案内板を設置したら最後まで案内してほしいものです。

 

広葉樹の緩やかな斜面を登ります。木に目印があるので、これに従って進みます。

 

近くには、このような巨木の株があり、この辺が巨木の森だということがわかります。

 

道路から200m位進むと、木々の向こうに、ひときわ大きな木が見えてきました。タブです。

 

さらに近づきます。

 

前の写真の右から見たものです。確かに、今まで見たことのない大きなタブです。

 幹周り:6.5m

 根回り:14.8m

 樹高:28m

 樹齢:500年

 

人と比べて大きさがわかると思います。上床牧場のご主人の話によると、この辺には多くのタブの巨木があり、これはその中で一番か二番目に大きいそうです。

 

上部。樹勢がいいです。

 

真下から見上げたものです。

 

多くの植物が寄生しています。

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沢原高原

2016-08-18 | 風景

湧水町の沢原(さわら)高原へ行きました。

 

途中にある木原展望台です。

 

展望台から吉松の町を望む。川は川内川です。右の小高いところ(山に囲まれた施設)は鹿児島刑務所。

 

向こうの高原(木のないところ)が沢原高原です。山は飯盛山。

 

栗野岳方面を望む。

正面に見えるのは木原牧場です。さらに山の上に行くと、上床牧場があります。

 

木原牧場を過ぎて行くと、このような看板があります。陸上自衛隊霧島演習場です。

上床牧場はこの先にあり、さらに進むことができます。

 

前の写真から少し進んだところからの眺め。上の道は上床牧場、下の道は自衛隊演習場に行く道です。

 

沢原高原の風景です。道は、自衛隊の演習場の道で、立ち入り禁止です。

 

九州では、阿蘇に次いで広大な草原が広がっています。

 

さらに進むと、上床牧場の「アンの家」に着きます。レストランとカフェになっており、予約すると利用できるそうですが、このときは予約していませんでした。

私は、アルプスの少女ハイジを連想しました。

 

アンの家の近くに咲いていたカノコユリ。

アンの家については、下のHPに載っています。

https://www.daiwahouse.co.jp/shinrin/kirishima/contents/topics/2009/20090901.htm

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轟橋他

2016-08-16 | 石橋

石橋を二つ紹介します。

 

伊佐市大口の轟(とどろ)橋を左岸から見たものです。

 

轟橋から上流を望む。川は川内川水系の平出水川です。

 

上流から見た轟橋。

 

 

 橋長:14.65m

 幅員:3.93m

 架設年代:嘉永末・安政頃

江戸時代の石橋ですが、大きくて立派です。コンクリート部は、その後補修したものです。

 

上流の早瀬。

 

堰です。山は鳥神岡(とがめおか)で、別名伊佐富士です。

 

出水市の馬流(まながれ)橋を左岸から見たものです。

 

上流から見た馬流橋。

 

近景。

 橋長:8.2m

 幅員:3.7m

 架設年代:明治36年

 

アーチ部。

 

馬流橋から上流を望む。

二つとも、地域の生活道路です。 

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小木原のオガタマノキ

2016-08-14 | 巨樹・古木

伊佐市大口の十曽池から少し下ったところにある、小木原のオガタマノキを紹介します。

 

小木原の道路脇にあります。伊佐市指定文化財です。

 

道路側より見る。支柱で支えられています。

 

 

オガタマノキ(招霊木、モクレン科)。

 幹周り:6.4m

 根回り:9m

 樹高:15.5m

 

上部。霊を招く木と書き、昔は神事に使用したため、神社に植えられることが多かったです。

ここには神社はありません。以前はJAがあったそうですが、今はありません。

 

下部。避けた幹が痛々しいです。

 

根元は空洞化しており、金網で保護されています。かなりの老木で、台風などで倒壊しないか心配です。

 

金網越しに見る。

 

空洞内部です。下には水が流れています。

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