鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

猿ケ城渓谷(2)

2016-06-30 | 水辺の風景

猿ケ城渓谷のトレッキングの続きです。

 

左岸の遊歩道を上流へ行くと、鉄山吊り橋があります。

 

鉄山吊り橋から本城川上流を望む。

 

右岸に渡り上流へ行くと、支流になめりの床があります。

 

本城川本流にある三姉妹の滝です。

 

さらに上流へ行くと、はじらいの滝があります。落差8mです。

名づけられたときは水量が少なく、ちょろちょろとしか落ちていなかったので、この名がついたそうです。

 

下は広い渕になっています。

 

河床にある大きな岩の猿の踊り場です。

 

河床の岩では、この渓谷最大で、上部の平坦面は30畳ほどの広さがあります。

ここには猿もいるため、岩の上で猿が躍ることを連想して名付けられました。

 

白磁の床です。花崗岩の一枚岩が浸食で磨かれ、すべすべしています。

 

転石が回転して岩を削ってできた甌穴です。

 

白磁の床の下流にある渕。

これより上流は行き止まりのため、来た道を引き返しました。1時間半のトレッキングでした。

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猿ケ城渓谷(1)

2016-06-28 | 水辺の風景

垂水市の猿ケ城渓谷にトレッキングに行きました。

 

キャンプ場の駐車場から川へ下りて行くと、吊り橋があります。その上流が、ばくちケ渕です。

 

右岸から見た、ばくち吊り橋。この橋を渡って上流へ行きます。

 

吊り橋から上流を望む。川は本城川で、下がばくちケ渕です。

 

河床のばくちケ渕に下りました。花崗岩の大きな岩がごろごろしています。

 

下流のばくち吊り橋を望む。

 

吊り橋を渡って左岸の階段を登ります。階段の上から見たばくち吊り橋です。

 

左岸の遊歩道を上流へ行きます。

 

ますケ渕に着きました。マスがいるようです。

 

ロープが下がっています。よく、テレビでロープから飛び降りる映像が出ますが、ここと思われます。

 

上流から見たますケ淵。

 

ますケ淵から上流を望む。花崗岩の転石です。

さらに上流へ行きます。

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牛根麓稲荷神社の埋没鳥居

2016-06-26 | 史跡

桜島黒神地区の埋没鳥居は有名ですが、大隅半島の垂水牛根麓にも埋没鳥居があります。

 

国道220号から少し上ると駐車場があり、埋没鳥居への登り口です。

 

整備された道を登っていきます。

 

展望台があります。

 

展望台から牛根麓の集落と桜島を望む。少しかすんでいました。

左に見えるアーチ橋は牛根大橋で、桜島と大隅半島を結ぶ橋です。

 

展望台の少し上に、稲荷神社の埋没鳥居があります。

 

この鳥居は、大正3年の桜島大爆発の降灰で埋まりました。現在は1.45mまで掘り出しています。

 

噴火の影響で鳥居がずれています。ずれても離れない鳥居で、良縁、夫婦円満にご利益があるそうです。

 

稲荷神社。小さな祠です。

 

寛政6年(1794年)寄進の石灯籠。

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八房川河口の石堤防

2016-06-24 | 水辺の風景

いちき串木野市市来の、八房川河口左岸にある石堤防を紹介します。

 

八房川河口を望む。左が石堤防で、その左が港です。

 

河口の近景。

 

港と石堤防。その向こうが八房川です。

 

左が港ですが、舟は八房川にもつながれています。

 

近景。石は、灰色や赤いものなど様々です。

 

堤防の先端側から見た石堤防と港。

 

反対側。左が八房川です。

 

先端部は、堤防の大きさや石の材質が異なっています。

 

先端部の石は、黒っぽいです。

 

堤防から、八房川上流を望む。

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市来の菅原神社跡

2016-06-23 | 史跡

いちき串木野市市来の、八房川河口にある菅原神社跡を紹介します。

 

八房川河口の左岸にある菅原神社跡。菅原神社は、今は市来神社に合祀されています。

 

右の狛犬。左の狛犬は新しいです。

 

祠があり、その横に碑や像が残されています。右のものから見ていきます。

 

庚申供養塔。

 

庚申供養塔。

 

青面金剛像。

 

仁王像は破壊されて、頭部と両腕がありません。

 

境内のアコウの木。

 

アコウの実。幹に直接付きます。

 

神社跡から八房川河口を望む。江戸時代、ここに船の出入りを監視する川口番所がありました。左に石堤防がありますが、次回紹介します。

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幸田の棚田

2016-06-22 | 風景

湧水町の三日月池のノハナショウブを見た後、幸田の棚田へ行きました。

湧水町栗野から西へ行き、幸田小学校を過ぎて、さらに山のほうへ行くとあります。

 

山あいにある幸田の棚田です。日本の棚田百選に選ばれています。

 

「日本の棚田百選 幸田の棚田碑」があります。

 

お城を思わせる石垣。他の棚田では見られない「武者返し」という上が反り返った石垣です。

 

この棚田は、江戸中期に造られたそうです。

 

田植えが終わったばかりでした。

 

農作業をする人がいました。苗が欠けたところに追加で植えているのでしょうか。

 

ここの米は、幸せの田んぼで育った「幸田の棚田米」として販売されているそうです。

 

過疎化や高齢化が進み、棚田の景観を維持するのは大変でしょう。

 

上から見た棚田。

 

これは、湧水町川添地区で見かけた田植え風景です。

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三日月池のノハナショウブ

2016-06-20 | 植物

湧水町の三日月池にあるノハナショウブを紹介します。

 

道路脇に三日月池があり、ここにノハナショウブがあります。

 

東屋があり、向こうが三日月池です。

 

椋鳩十文学碑があります。椋鳩十の動物物語「大造爺さんと雁」の舞台になったところです。

 感動は人生の窓をひらく  椋鳩十

 

三日月池です。この時は、池ではなく湿地状態でした。

 

ここにノハナショウブがあります。ハナショウブは改良された園芸種で、ここのものは自生するノハナショウブだそうです。

 

ノハナショウブは、アジア大陸東北部と日本だけに自生するもので、ここは自生南限地です。

 

昭和13年、国指定文化財(天然記念物)に指定されました。

 

濃い青紫の花です。

 

中心に、黄色い模様があります。

 

園芸種のハナショウブに比べて、やや小ぶりです。

 

花は5月中旬から6月中旬に咲きます。

(撮影日:6月18日)

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江口蓬莱館

2016-06-18 | 食べ物

日置市東市来町の江口蓬莱館へ行きました。

 

江口蓬莱館です。

 

内部。鮮魚や農産物などが販売されています。

 

近くに江口漁港があり、そこで水揚げされた新鮮な魚がたくさんあります。これは真鯛。

 

ヒラメです。

 

首折れサバ。血抜きをしたサバで、刺身にするとおいしいです。

 

黒米がありました。老化や発ガン抑制に関する抗酸化作用が認められる米だそうです。

 

館内にあるレストラン。いつ来ても客が多いです。

 

魚料理が多いです。寿司定食(1080円)をいただきました。

 

食後、海岸を散策しました。江口浜海浜公園です。

 

江口蓬莱館の隣は、きれいなビーチがあり海水浴場になっています。

 

道路脇には、シラスの崖が続いています。

 

釣り人がいました。ある人は、鯛を狙っていました。

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近津神社のモミ

2016-06-16 | 巨樹・古木

前回紹介した錦江町田代の花瀬自然公園から、雄川(花瀬川)を上流へ少し行くと、左岸に近津神社があります。

 

近津神社です。

 

参道の階段を登ります。

 

階段を登ると、参道にうっそうとした森があります。モミ、タブ、イスなどですが、特にモミの巨木が6本あります。

 

モミの間を通って神社へ行きます。モミは、幹周り4m程度のものが2本あります。

 

モミの上部。

 

苔むしたモミの下部。

 

タブの巨木です。

 

石灯籠が二つあり、向こうに近津神社社殿があります。

 

近津神社社殿。

 

社殿側から見た参道とモミです。

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雨の花瀬自然公園

2016-06-14 | 水辺の風景

錦江町田代の花瀬自然公園を訪れました。

 

公園にある橋から下流を望む。川は雄川(花瀬川)で、赤いアーチ橋は花瀬大橋。

後ろに山が見えるのですが、この日は雨で、全体にかすんだ写真になりました。

 

橋から上流を望む。河床には2kmに渡って溶結凝灰岩が石畳状に露出し、千畳敷と言われます。

 

右岸の展望台から河床の千畳敷を望む。本当に石畳を敷いたようです。橋は、上の写真を撮った橋です。

 

河床から上流を望む。4月に、この河床で花瀬公園祭りが行われます。

 

右岸の河床から見た千畳敷。

 

橋の下から下流を望む。子供たちが、Tシャツに願いを書いて下げています。

 

右岸の道路脇にあるお茶亭跡。島津氏はたびたびここを訪れ、島津斉彬公は1853年11月、ここで休みました。

 

14個の釜で湯を沸かし、お茶や煮炊きに使用しました。

 

右岸にある「島津斉彬公御手植松」の碑。

 

橋の左岸の木に、ツルバラが咲いていました。

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