鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

住吉池

2020-04-30 | 水辺の風景

姶良市の住吉池へ行きました。

 

住吉池の堤体部です。

 

堤体から見た住吉池。8200年前の噴火でできた火口湖ですが、下流側を堰き止めて灌漑用水として利用しています。

 

対岸にキャンプ場があり、浮桟橋が見えます。西南戦争の時、近くの洞窟に隠されていた西郷軍の弾薬が官軍に発見され、ここに投棄されました。

 

展望台から見た住吉池。

 

先ほどの堤体部です。

 

展望台から池の奥を望む。

 

湖畔のキャンプ場です。家族連れがキャンプをしていました。

 

浮桟橋です。ブラックバスが釣れるそうです。

 

浮桟橋から堤体を望む。

 

奥を望む。

 

野良猫が何匹かいます。捨てる人がいるようです。

 

湖畔で釣り人を見つめる猫。おこぼれを待っているようです。

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旧広木トンネル

2020-04-29 | 史跡

鹿児島本線は、単線から複線へ切り替えるとき、ルート変更したところがあります。伊集院駅近くのレンガトンネルがそうです。

今回は、鹿児島中央駅と広木駅の間にある旧広木トンネルを紹介します。

 

今の広木トンネルの鹿児島中央駅方坑口です。

 

左に旧広木トンネルが見えます。

 

線路跡を旧広木トンネルへ近づきます。

 

旧広木トンネルの鹿児島中央駅方坑口。レンガアーチトンネルで、坑門は石積みです。坑口は閉じられています。

 

アーチ部。

 

中央の白い看板のところが、反対側の広木駅方坑口です。

 

藪に覆われていますが、坑門の石積みとレンガアーチの坑口が見えます。

 

アーチ部。坑口は閉じられています。

 

坑口から広木駅方面を望む。この道路がかつての鹿児島本線でした。

 

向こうの道路の右に広木駅があります。

 

広木駅。新しい駅で、旧線の時はこの駅はありませんでした。

 

広木駅から広木トンネルの坑口を望む。

 

広木駅から伊集院駅方面を望む。左が旧鹿児島本線ルートで、先ほどの旧広木トンネルからここへつながっていました。右が複線化によって新設されたルートです。

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諏訪温泉

2020-04-28 | 施設

薩摩川内市入来町浦之名の諏訪温泉を紹介します。鹿児島の名湯のひとつで、300年の歴史があります。

 

諏訪温泉入口。

 

この建物に受付と売店があります。宿泊もできます。

 

受付を抜けて進むと男湯の建物があります。女湯はこの先の別棟になっています。

 

男湯の入口の前にある権現様の湯。

 

脱衣場です。この建物は、元々男湯と女湯に分かれていたものが、今は男湯だけになっています。

 

浴槽。鉄分が多く褐色をしており、温度は42度くらいの適温です。百薬の湯といわれており、リウマチ、アトピー、腰痛などに効くそうです。

壁の反対にも全く同じ造りの浴槽があり、こちらは46度くらいと熱い湯です。私は入れませんでした。

 

源泉かけ流しです。

 

露天風呂。なお、女湯には露天風呂はないそうです。

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蒲生の大クス

2020-04-26 | 巨樹・古木

姶良市蒲生町白男の芝桜を見た日、近くの蒲生八幡神社へ行きました。

 

八幡神社へ行きます。

 

前の写真の左に見えるクスノキ。これもなかなかの巨木です。

 

蒲生八幡神社社殿。

 

社殿と蒲生の大クス。

 

蒲生の大クスの全容。日本一の巨樹です。

 幹周り:24.22m 根回り:33.57m 樹高:30m 樹齢:1500年

 

下部。

 

根元。風格があります。

 

別の角度から見た根元。扉があります。

 

扉の中には、直径4.5m(約8畳敷)の空洞があるそうです。

 

苔むした根元。

 

上部。

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清水磨崖仏

2020-04-24 | 史跡

前回紹介した南九州市川辺町の岩屋公園にある、清水(きよみず)磨崖仏を紹介します。

 

万之瀬川右岸の垂直の岩壁に200基の磨崖仏があります。この写真のところは、落石の危険があるため立ち入り禁止です。

 

対岸(左岸)から見ることができます。

 

見学台があります。

 

見学台から右岸の岩壁を見る。最初に磨崖仏が彫られたのは平安時代の終わり頃で、その後、鎌倉、室町、明治時代に彫られました。

 

月輪大梵字。鎌倉時代に彫られました。5つありましたが、3つしか残っていません。

 

線刻の三大宝篋印塔(ほうきょういんとう)。

 

上流から近づきます。この先は通行止めです。

 

通行止めの手前を登ったところにある十一面観世音。明治28年に吉田知山が彫りました。

 

阿弥陀仏。これも明治28年の吉田知山の作です。

 

岩壁の祠と下の磨崖仏。

 

下流から近づきます。鎌倉時代の五輪塔。

 

この先通行止めです。

 

柵の向こうに見える室町時代の磨崖仏。水路は篠井手用水路です。

 

磨崖仏の上流側にある篠井手用水隧道です。1663年に掘られました。

 

隧道入口。

用水路は万之瀬川から取水しており、全長446mです。そのうち隧道延長は173mです。

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岩屋公園

2020-04-22 | 水辺の風景

南九州市川辺町の岩屋公園へ行きました。

 

偲ぶ橋を下流から見たものです。コンクリート橋です。

 

左岸より見る。

 

左岸側の洞窟に仏像があります。

 

偲ぶ橋から上流を望む。川は万之瀬川です。左(右岸側)の岩壁に磨崖仏がありますが、次回紹介します。

 

上流へ行くと、飛び石があります。

 

堰から落ちる滝。

 

桜の屋形です。

 

銀閣寺のような建物です。

 

池に架かる桁橋。

 

池から落ちる滝です。

 

桜の名所ですが、ほぼ終わっていました。

 

さらに上流へ行くと、平安橋があります。

 

平安橋から下流を見る。

 

上流を望む。ウォータースライダーがあります。

次回は清水磨崖仏を紹介します。

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健康の森公園のボタン

2020-04-21 | 植物

鹿児島市犬迫町の健康の森公園へボタンを見に行きました。

 

健康の森公園。正面に桜島が見えますが、かすんでいます。

 

モッコウバラ。

 

ボタン園です。

 

約30種のボタンが咲いています。

 

赤い満天紅。

 

聖代。

 

薄いピンクの天衣。

 

赤紫の陽明門。

どれも、あでやかに咲いています。

 

新緑のモミジの下を通って、自然観察園へ行きます。

 

斜面を下りたところにある自然観察園。池があります。

 

池にカワニナがたくさんいました。5月頃、カワニナを餌とする蛍がたくさん見られます。

 

スイレン池です。

 

スイレンの花。

 

竹林とタケノコです。

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蒲生の芝桜園

2020-04-20 | 植物

姶良市蒲生町白男の芝桜園「花の森かもんしらお」へ行きました。

 

下から見た芝桜園。

 

この芝桜園は、徳重次夫・キクさんご夫婦(故人)が、それぞれ79歳と82歳の時から7年の歳月をかけて育てたものだそうです。

 

満開の芝桜。無料で開放されています。

 

カエル石。

 

お歳をとってからの作業は大変だったことでしょう。

 

赤いツツジと芝桜。

 

ピンクのツツジも・・・

 

咲き誇る芝桜。

 

斜面の上から見る。

 

人形は徳重さんご夫婦と思われます。

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大浪池登山(3)花

2020-04-18 | 植物

大浪池登山で見た花のうちマンサクは前回紹介したので、それ以外の花を紹介します。

 

ツクシショウジョウバカマ(筑紫猩々袴、ユリ科)

大浪池外周登山道にたくさん咲いていました。

 

赤紫の花が多いです。北国では雪解けに咲くので、ユキノシタという異名があるそうです。

 

白と紫の花。

 

赤みがかった葉のツクシショウジョウバカマ。

 

ハルリンドウ(春竜胆、リンドウ科)

文字通り春に咲くリンドウで、秋に咲くのもあります。これも大浪池外周登山道に多いです。

 

ツルキジムシロ(蔓雉子筵、バラ科)

えびの高原など、霧島で多く見られます。

 

クサボケ(草木瓜、バラ科)

花はボケと同じですが、小さな木で、他の植物の下に咲いています。

 

ミヤマキリシマ(深山霧島、ツツジ科)はまだですが、少し咲いていました。

 

ツボスミレ(坪菫、スミレ科)

小さなスミレです。別名ニョイスミレ。

 

タチツボスミレ(立坪菫、スミレ科)

普通に見られるスミレです。

 

ナガバノモミジイチゴ(長葉紅葉苺、バラ科)

オレンジ色の実がなり、おいしいです。

 

ヤマザクラ(山桜、バラ科)

低地の山桜は終わっていますが、霧島温泉郷では満開でした。これから霧島の山の上に向かって咲いていきます。

 

ミツマタ(三椏、三又、三枝、ジンチョウゲ科)

霧島温泉郷で見られました。和紙の原料になります。

 

ミツマタのアップ。

(撮影日:4月10日)

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大浪池登山(2)マンサク

2020-04-16 | 植物

大浪池と韓国岳の間の鞍部から、大浪池外周登山道を右回りに回ります。

 

左に獅戸子岳を望む。右の木の影は新燃岳。

 

右に大浪池を眺めながら進みます。一番低いところが大浪池外周登山道のスタート地点です。

 

しばらく進むと、マンサクの群落がありました。

 

新燃岳から白い水蒸気が上がっており、火口から溶岩が流れ出して黒くなっています。右の三角の山は高千穂峰。

 

大浪池山頂から池を望む。

 

火口壁と韓国岳を望む。

 

火口壁の斜面に咲くマンサク。

 

マンサクと大浪池。

 

マンサクと遠くの山並みを望む。

 

咲きほこるマンサク(満作、万作、マンサク科)の花。

例年3月に咲くので、今回は期待していなかったのですが満開でした。同じ大浪池でも散っているところもあり、場所により違うようです。

 

リボンのようなマンサクの花。

早春に咲くから「まんず(まず)咲く」あるいは多数の花が豊作に通じることから「万年豊作」などが語源だそうです。

 

マンサクと新燃岳と高千穂峰。

 

高千穂峰(1574m)を望む。右下は御鉢。

 

火口壁の上の登山道を進みます。

 

石畳のような溶岩。

 

外周登山道のスタート地点に帰ってきました。ここから左の登山道を下ります。

 

左へ下りる登山道で鹿の親子に会いました。これは母鹿です。

次回は、大浪池登山で見た花を紹介します。

(撮影日:4月10日)

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