飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

戦争の目的-破壊のための破壊・混沌、只それだけ-

2007-11-18 19:15:03 | インポート

イラク戦争目的は、テロ防衛・石油資源・ドル防衛にあらず

 イラクで石油を獲得した。では何故、石油が高騰するのか。イラク原油取引は、ユーロからドルに戻った。中東原油も全てそれに倣った。では何故、ドルがさらに下がり、ユーロが上がるのか。(参考:ドルの自滅 http://tanakanews.com/e1126dollar.htm
 石油が目的なら、何故、戦争を終息し、混乱を収め安定を促進しないのか。テロが一層増幅するのは何故か。テロ増幅に何故、米軍(CIA)が荷担するの何故か。(参考:(イラク人は「自爆」を米国の仕業と考えている)http://homepage.mac.com/ehara_gen1/jealous_gay/patrick_cockburn.html
 イラク戦争は、一層泥沼化し、戦費は増大の一途である。従って、ドルは流出し、双子の赤字は増大する。ドルは増刷され価値は低下の一途。
 どう考えても、戦争目的に反する。只、破壊のための破壊・混沌のための混沌を推し進めているとしか見えない。

 普通、ケンカにも理由があり、目的がある。ブラフは威嚇し、優位を保つための所作。戦争は目的達成の最終手段。
 この戦争は、何が目的だろう。普通ではない。
 
 普通ではない事を、『気違いじみた』事という。破壊のための破壊・混沌のための混沌を推し進めることが、この戦争の目的ならば、その又目的はさらなる戦争以外にない。さらなる戦争は、次の結論を導く。
 さらなるテロの拡大。石油資源の破壊。ドルの崩壊。そして、アメリカの崩壊。この為の戦争である。アメリカは破壊的自殺行為を推進しているのである。颯爽と世界を羽ばたく鷲のアメリカ。世界の警察官を自認するアメリカ。この時代を意図的に終焉させることが目的なのだ。

 これは常人の考えることではない。常人の考えでない以上、サタニスト(常人でない=悪魔)に成り代わって考えなければならない。彼らの計画は、 これからが戦争の初めなのである。そう言えば、ブッシュはテロとの戦いを10年、20年と続くと云っていた。間違いなく、もっともっと大きな戦いを計画し ている。イランであり、トルコであり、中央アジアである。中東はさらに燃える。
 アメリカ本土までもが、その恐るべき破壊の計画の裡に在る。と云うことは、キッシンジャーの云うように、国連軍がアメリカ本土の治安出動するための布石なのかも知れない。
 
 事実、1992年5月21日、フランスのEvianで開かれたビルダーバーグ会議で、前の国務長官Henry Kissingerが演説した。
 「もし国連軍が秩序を回復するためにロスアンジェルスに入れば、今日アメリカ人は憤慨するだろう。しかし明日になれば彼らは感謝するだろう。
 もし海外から我々の存在そのものを脅かす脅威があるとアメリカ人が教えられていたら、これは間違いなくそうなる。世界中の民族が、この脅威から自分たちを救出してほしいと世界のリーダーに懇願するのはこのときである。すべての人が恐れるのは未知のものである。
 このシナリオを提示されると、世界政府がかなえてくれる幸福のために人々は喜んで自分の権利を放棄するであろう。」
 
 何という事であろう。そのための戦争が始まり、これから、拡大しようとしている。読み間違えてはならない。日本は。中国は。間違いなく、対岸の火事であろう筈はない。

 泰平の夢から、目覚める日が近い。

【アルバート・パイクの書簡】
<彼が1871年に、イタリア建国の父であるジュゼッペ・マッチーニに送った書簡(手紙)には、予言ともいえる恐るべき「未来計画」が書かれていた。
 それによると、まず、「世界を統一するために今後3回の世界大戦が必要だ」と書いてあり、「1回目はロシアを倒すために、2回目はドイツを倒す ために。3回目はシオニストとイスラム教徒がお互いに滅し合い、いずれ世界の国々もこの戦争に巻き込まれ、それが最終戦争に結びつくだろう」>
※ アルバート・パイク (1809~1891年)掲載写真右
弁護士、詩人、多作な作家として活躍していた南部連邦の将軍、アルバート・パイクは、1857年に秘密結社イルミナティの最高幹部(最高位33階級)にまで登り詰め、「黒い教皇」と呼ばれるようになった。(彼は「KKK」の創始者でもある)。