飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

中国版新幹線の事故後処理映像、あり得ない蛮行?!

2011-07-25 16:41:28 | ニュース

考えられない!!
蛮行と言うほかない!!
遺体収容の最中、 事故車両を解体、『埋葬』するとは??


 到底、文明社会の所業に似つかわしくない!! 見れば見るほど、異常性が浮き彫りにされる。よって、拡散!!


【中国新幹線】 中国版新幹線の事故後処理映像。 - YouTube.flv
http://youtu.be/5qI0uzXC090


いやはや、驚いた! 早速、中国版新幹線事故とは驚いた!!

2011-07-25 15:04:39 | ニュース

テレビのテロップが流れた瞬間、
誰しも、『ついに事故った!』と思ったに違いない!!
それほど、
中国版新幹線は危惧されていた・・・・・!?


 しかも、それを直ちに埋めてしまうとは・・・・?? 中国版官僚制度の悪弊が跋扈してる中国鉄道省の面目躍如たる現象だ。東電も酷いが、中国のそれは想像を絶する。


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 これはかつての勇姿和諧号だ。しかし、張り子の勇姿だ。


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 それは、元のベースとなった日本のE2系1000番台新幹線電車に改良を加え、モーターを強化した弾丸列車だ。文字通り、弾丸列車で、人の乗り物ではない。つまらない官僚の競争意識から生まれた虚栄の「弾丸列車」だ。


 これが不幸にも的中した。


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 虚栄の産物だから、恥ずかしいことは隠したがる。これは一つ中国だけの話ではないのである。まさしく、『天網恢々、疎のして漏らさず』とは中国の諺ではないか。


 今の中国は、本来の中国ではないのである。礼節の生きる中国ではない。まさしく、我こそ良かれの我利我利亡者のはびこる急成長のひずみがこの事故を引き起こした。


 そういう中国人ばかりではない。これは広く予見されていた。


【転載開始】

王曙光の中国産業論(2)中国鉄道省は、なぜ「脱線」した?

2011/06/13(月) 12:03

  中国の高速鉄道事業に対し、高官汚職に端を発する手抜き工事などへの懸念とともに、高速鉄道の安全性能を軽視した速度追求傾向に不安を抱く者 は、国内外問わずこれまでに少なくなかった。なぜ、長い間、安全性、効率性との関係に関する検証が不十分のまま、速度だけを追求する中国鉄道部の盲進に歯 止めがかからなかったのだろうか。

■「中国の鉄道高速化・高速鉄道」写真特集

Index

  鉄道部とは、中央から地方までの鉄道部門を統括する巨大な役所で、中国の政府部門の中で異質な存在となっている。1997年以降、6回にわたる 「大提速」(スピードアップ)をもって、悲願の鉄道近代化を達成した実績が評価され、その功績は、『人民日報』の一面に何度も錦を飾らせた。そのなかで、 高速鉄道発展の推進者と賞賛されたのは、前鉄道部長の劉志軍だった。

  劉は、中国高速鉄道事業の初期において、独日仏加など諸国からの技術提携を成功させ、その後、中国独自に開発した技術を加え、商業運行の世界最 高時速記録を相次いで更新した新型高速車両の開発と配備を主導した。この頃から、劉をはじめとする鉄道部の高官たちは、高速鉄道建設のスピードと運行速度 記録更新に対し、異常なほどのエネルギーを注ぎ、「高速鉄道の急発展」という実績を誇示し続けているのである。

  しかし、中国の高速鉄道は、常に海外から「技術盗用」「模造」と非難され、技術提携パートナーの外国企業も時々、中国側が打ち出した速度更新の 決定にクレームをつけた。中でも、最高時速275キロの「はやて」を中国に技術供与した日本では、中国側の技術開発成果を否定する風潮が広がり、マスコミ は中国の高速鉄道を酷評する姿勢を貫いている。これらの非難を意識したせいか、中国鉄道部の高官たちは常に、時速の大幅更新を至上命令として、開発現場に 発破をかけている。

  北京五輪の開幕に合わせた北京・天津間で最高時速350キロを達成。世界最長と言われる武漢-広州間でも時速350キロを実現。北京-上海間の 実験走行で486キロの世界最高記録を樹立。さらに、中国南車などはすでに時速500キロ級の超高速実験車両の試作に着手している(中国鉄道部の何華武・ 総工程師は、2010年12月8日の世界高速鉄道大会分科会で筆者に語った)という。こうして、中国の高速鉄道は、相次ぐ最高時速更新の実績で世界を驚か せている。

  和諧号の製造基地・青島にある四方車両研究所(鉄道部直属)の技師である知人は、筆者にこう指摘している。「『はやて』の275キロ記録を大き く引き離すことが、開発現場を奮い立たせるスローガンになっている」。もしかしたら、意地でも外国人の口を封じようと、中国の高速鉄道関係者たちは、記録 更新の実績作りを急いでいるのかも知れない。それが事実であれば、速度追求路線を推進する鉄道部の姿勢に、大きな政治的意図が隠されていることになる。

  筆者は、中国の高速鉄道事業に先天的な「欠点」がある、と考えている。これは、経済性、効率性の研究と検証が不十分のまま、速度更新に莫大な投 資を注ぎ込んでいることである。「スピードはすべてを変える」と信じていた劉志軍・前鉄道部長らは、自らの過大宣伝を隠すために、あえて最高記録樹立を もって次々と神話を作った。しかし、海外技術と自前の改造・改善措置が完全に消化吸収できていない中国で、この一連の「努力」がもたらす速度更新の常態化 は、かえって膨れあがった「虚像」の破裂を早めてしまうのである。

  筆者は、中国の高速鉄道事業の偉大なる進歩を否定するつもりは毛頭ない。しかし、これらの進歩は、中国独特な「優位性」、例えば広大な国土で線 路にカーブが少なく、幅広の線路建設が可能、また環境規制が緩く、騒音対策がさほど厳しくない、などの好条件を生かした結果でもある。さらに、高速鉄道先 進国のメーカーは、規制や制約のため、または安全係数として、高速鉄道の運行速度に余力を設けてあるが、規制の緩い中国では、高速鉄道がこれらの余力部分 を食いつぶし、余裕のない運行高速化が強行されているのも事実である。

  最近になって、中国鉄道部の新執行部は、中国の高速鉄道の「優位性」に危険性が伴っていることにようやく気づいた。安全重視という中国鉄道部の 新路線が、中国の高速鉄道事業に良い意味での方向転換をもたらすことを祈りたい。言うまでもなく、安全重視転換の基本姿勢は、中国の高速鉄道建設がようや く健全路線に立ち戻ったことを象徴している。筆者はその姿勢変化に熱烈な拍手を送るとともに、次のことを強く主張したい。

  中国の高速鉄道事業は、そろそろ「安定期」の到来を迎えるべきだ。この安定期とは、他国から供与された技術と独自に開発された技術を、十分に消 化、吸収し、経験と教訓への整理、反省を経ながら、長期間の安定運行を通して、高速鉄道システムの安全性、効率性などを検証するのに欠かせない時期であ る。(執筆者:王曙光 拓殖大学教授)【転載終了】


 これは一つ鉄道だけには限られた話ではない。随所にその矛盾は現れている。それは、まるで砂上に楼閣を建てるように儚い経済成長の夢を追っている。


 その夢は、所詮夢であることをいずれ気付くことがあるだろう。その時まで、中国の真の発展はあるまい。


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 きりがないから、この位にしておこう。  まあ、枚挙に暇がないという事だ!!