飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

誰も気づかないプーチン戦略

2015-01-07 09:48:54 | 国際・政治

プーチンロシアが困窮している??!
てなわけは無い!
西側メディアは、
殊更に新冷戦を煽るのみであるのは、
笑わせる・・・?!

 

まあ、それが目的であるので仕方はないが、

KGB出身のプーチンが一枚も二枚も上手の様子である。

KGB出身を良い事に、プーチンを悪役に仕立てるのは、

常套手段であるが、ウクライナで当初の目的を達成できずにいる腹いせで、

通貨危機を演出しているようであるが、

ほとんどは空振りで大山鳴動して鼠一匹と言う感じである。


 

それよりも、

通貨不安のドルを忌避して、金現物をため込んでいるのはさすがはプーチンだ。

確かに原油高騰をチャンスに経済を立て直したプーチンだが、

安定化資金として留保していたのもプーチンである。

返す刀で、オルガルヒ(ロシア新興財閥)をエネルギー産業界から追い出したのもプーチンである。


これも、

プーチンは見抜いていたのであろう。

情報は、何よりも優先する。



勝負は最初から見えていたのである。

そして、ロシア制裁があろうことも計算の上で、

対外交易の場を、アジアその他に軸足を求めていることも周知のことで、

制裁によるリアクションが大きいのは寧ろEU各国の方に出ている。

 

それに加えて、

金の大量買収となると、その備えは盤石である。

新冷戦を画策しようが、何をしようが、

戦いは勝負であるが、もはや、初戦において負けているのは制裁側の西欧、

並びに米国であろう。


<MH17便(?)にミサイルを放つウクライナ軍機?!>

 

スノーデンをロシアに引き込んだ時点から、

手の内は見えていたのではなかろうか?!

西欧・米国と言えども、その真の支配者は金融資本グループである。

それくらい読めなければ、スノーデンを引き込む意味がない。

 

ドルは、覇権国家アメリカが潰えるとき潰える。

今は、基軸通貨を保っているが、いくらでも刷れば事足りるからである。

背景は、軍事力であるから、軍票と何ら変わりがない。

かつて、日本軍でも、敗戦間際までは軍票は普通に流通していたものと考えられる。

 

問題は、覇権国家を為している元は軍産複合体にある。

アメリカの国家を牛耳っている民間金融資本と産業軍事の複合体である事は、

プーチンにはよく知っている事なのであるから、

これを解体すれば、覇権国家アメリカは消滅する。

そう考えているはずだ。


そうでなければ、スノーデンを引き込んだ理由はない。

情報に知悉すれば、なんとでもなる・・・。と考えている様子がうかがえる。

あくまでもピペット(繰り人形)を演じなければならないオバマ大統領に、

そっと手を背中に当てる仕草が、

『なあ、君も実は分かっているだろう?』と、

囁きかけているようである。



ドルを含めて、

RV(通貨価値見直し)は必ず実行される。

その時、真価を発揮するのは、

実体経済と金の価値であろう。

軍産複合体の解体と、新秩序(NWOではない)が構築されるとき、

軍事が本来の国際警察機能として再構築される。


覇権主義は、もうそろそろ終わりに近づいたようである。

残るは、中共の覇権主義であるが、

それは、稿を改めて・・・。

 

 



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【翻訳開始】
プーチン大統領は、「経済戦争の準備をする」Q3の金のなんと55トンの買収

プーチン政権は、過去10年間の周りに1150トンに倍の株式を持つ、金の膨大な量を買いだめすると理解される。これらの引当金は、試してみて、ルーブルの急激な減少を相殺する重要な火力とクレムリンを提供することができます。

     

    米国と欧州の制裁と立ち下がり、原油価格が経済を傷つけるために始めて以来、ロシアの通貨は強い圧力の下に来ています。約45pcロシア政府の予算収入のための石油とガスアカウントの販売からの収益。

     

    合計では、世界各国の中央銀行はそれをネット購入の第15回四半期連続をマークし、第三四半期に貴金属の93トンを買った。その報告書では、ワールド·ゴールド·カウンシルは、これは離れて、米ドルから、その準備金を多様化するために国の地政学的緊張と試みの組み合わせにダウンしていたと述べた。

     

    今年の年末までに、中央銀行はアリスター·ヒューイット、ワールドゴールドカウンシルでの市場情報のヘッドによれば、最新の購買呪文の間に金の500トンにまで取得しています。

     

    「中央銀行は一貫して2009年以来の金保有に追加された、"ミスター·ヒューイットはテレグラフ紙に語った。【翻訳終了】

 

【元記事転載】Putin "Prepares For Economic War", Buys Whopping 55 Tonnes Of Gold In Q3

Tyler Durden's picture
 
 

Vladimir Putin's government is understood to be hoarding vast quantities of gold, having tripled stocks to around 1,150 tonnes in the last decade. These reserves could provide the Kremlin with vital firepower to try and offset the sharp declines in the rouble.

 

Russia's currency has come under intense pressure since US and European sanctions and falling oil prices started to hurt the economy. Revenues from the sale of oil and gas account for about 45pc of the Russian government's budget receipts.

 

In total, central banks around the world bought 93 tonnes of the precious metal in the third quarter, marking it the 15th consecutive quarter of net purchases. In its report, the World Gold Council said this was down to a combination of geopolitical tensions and attempts by countries to diversify their reserves away from the US dollar.

 

By the end of the year, central banks will have acquired up to 500 tonnes of gold during the latest buying spell, according to Alistair Hewitt, head of market intelligence at the World Gold Council.

 

"Central banks have been consistently adding to their gold holdings since 2009," Mr Hewitt told the Telegraph.

【元記事転載終了】