飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

部下に覆いかぶさり背中に噴石直撃…死亡陸曹長

2018-01-28 23:37:49 | 日本

まさに災難は突然やってくる・・・!
本白根山噴火はそうだった
訓練中の自衛隊員がその直撃を受けた
陸曹長は部下を守り殉職した・・・!

 

果敢な行動を銘記したい。

心ないデマも流布されたが、

為にする風説は冒涜に他ならないので無視したい。

しかし、

この事は明記されるべきことだろう。

 

人の生死は紙一重だが、

死に際は生き様を顕す。

過酷な状況で部下を気遣って自らを省みなかった。

侍である。

演習中とはいえ、

その魂に生きた自衛官を誇りとしたい。

 

盛大な葬儀が執り行われた様である。

こうした一コマを報道しないマスコミは、

何を意図しているのだろう。

噴火直後の救助隊の様子も動画では垣間見られる。

本当に過酷な状況に、

果敢に立ち向かう人達もいるのだ。

 

幸い一度の噴火で収まってよかった。

いかに自然の前に

人の存在の小さなものか思い知らされる。

噴火の瞬間、

偶然にも一部始終を捉えた高画質動画は圧巻である。

又、

不幸にして直撃を受けた

自衛隊員たちの様子も捉えられている・・・!

白根山噴火・様々な迫真映像・ロープウェイのTVクルーが撮影した噴火の瞬間、乗客撮影、山頂客撮影、自衛隊員被災 とくダネ
 

 

【転載開始】

1/25(木) 20:06配信

読売新聞

 今回の噴火で死亡した陸上自衛隊第12旅団第12ヘリコプター隊の伊沢隆行陸曹長(49)(死亡後、3等陸尉に特別昇任)が、部下の隊員をかばい、噴石の直撃を受けていたことが25日、関係者への取材でわかった。

 一方、陸自と群馬県は同日、「遺族の了承を得られた」として伊沢さんの氏名を公表した。

 陸自や関係者によると、伊沢さんは23日午前9時50分頃、他の隊員7人と共に山頂から滑降を始めた。約10分後、スキー場北側の本白根山から轟音(ごうおん)が響き、噴石が降ってきた。すぐに隊員らはコース脇の雑木林に避難したが、林の中にも噴石が降り注ぎ、隊員らは次々と倒れていった。伊沢さんは、近くにいた部下を守るように覆いかぶさった。その背中を噴石が直撃したという。

 噴石がやんだ午前10時10分頃、隊員の一人が携帯電話で救助を要請。救助が到着するまでの間、伊沢さんのおかげで軽傷で済んだ部下らが、動けない隊員たちに声をかけ続け、伊沢さんは「肺が痛い」と話していたという。伊沢さんは麓に運ばれて救急車に乗せられたが、車内で心肺停止となり、午後0時半頃、搬送先の病院で死亡が確認された。【転載終了】