YAMAの自転車時々RUN

ロードバイクとマラソンの2足のワラジの挑戦記

ロックスターと死

2010年12月24日 | ROCK
今日、仕事から帰ってTVをつけると
マイケルジャクソンの追悼映画”This is it”をやっていた。

しばらく見ていたが
なぜこの映画がそんなに人気が高かったのか私には理解できなかった。
亡くなる直前の秘蔵画像という点では
ファンにはたまらないものなかもしれないが
80年代のピーク時しか知らず、ファンでもない私にとっては
ガリガリに痩せこけ、迫力もなにもないリハーサル映像からは
何ら感動するものはなかった。


やはり本番のライブでないと感動せんよ!



そもそも、
亡くなる前の数年間、
整形失敗や幼児虐待など奇行ばかりが話題にされ
”お化け”とか”変態”とか言われ続けいたはずなのだが
死ぬと突然”ポップスの帝王”とか”天才”とか美化される。

これはロックスターの早死にはよくある現象だが
ここまで生前と死後の周囲の変貌ぶりには驚かされるばかりだ。


昔ならジミヘンやジャニス、マークボラン、
シドビシャスやフレディマーキュリーなども死後カリスマ化されているのではないかと思う。
フレディなんかミュージックライフという音楽雑誌の漫画でオカマオカマと散々こけにされていた。(事実死因はHIVを原因とすいるカリニ肺炎だった)
生前に奇行や薬物、波乱万丈の多いスターほど死後もてはやされる。
最近ならカートコバーン(最近ちゃうか)
日本なら尾崎豊がいい例だろう。
例外は、生前からカリスマだったジョンレノンぐらいか。


いずれにせよ
死んでからリハーサル映画なんか見て喜んだり
思い出したかのように礼賛するのではなく
生きている間にライブを見に行き
生きている間に胸を張って称賛しよう、と思う。



すみません、イブに毒づいて。




コメント (2)
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