YAMAの自転車時々RUN

ロードバイクとマラソンの2足のワラジの挑戦記

夢の跡

2014年11月24日 | DAILY
今日は3連休の最終日、
昨日は私の趣味に1日付き合ってもらったので本日は家族サービスデー。

最初は紅葉でも見に行こうかと話し合っていたのですが
向かったのはココ。



安土城跡です。



実は最近月9の”信長協奏曲”にハマっています。
で、滋賀で信長といえばもうここしかないです。
はい、結構ミーハーです。(笑)

自宅から車で45分、近いのもグッド!
しかも紅葉の名所ならダダ混み間違いなしなのでここならのんびりできるだろうと。



案の定、ひっそりとした佇まい。
なかなかいいところです。

入山受付で入山料を払い城跡へ登る大手道へ。
天気も抜群で最高のハイキング日和。

でも、さすがに昨日のレースの筋肉痛もあり
私だけ入山者向けに自由に使える杖を使うことに。
これありがたかったです。



ここの石階段、結構急で筋肉痛の足には堪えます。


登り始めてすぐに当時の信長の家臣達の屋敷跡が続く。



中腹には豊臣秀吉邸跡も。



当時はこんな感じだっただろうな、と思いを巡らす。



紅葉の名所ではないので多くはないがそれでもあちらこちらにモミジが紅葉しており
ここでも十分紅葉が楽しめました。



秀吉邸の斜め向かいには徳川家康邸跡もありましたが
現在は見寺境内となっており有料、かつ中学生以下見学不可だったので
見ることは断念。


(昔はここが入口だったんだろうか)

ふと振り返ると絶景、
少し登っただけでもこの高度、なかなかいい眺めです。



階段の途中途中に石仏が埋め込まれている。
これがけっこうたくさんあった。
あわや踏みそうになる、注意注意。



子供らのペースに引っ張られながらもずんずん登り
ようやく本丸へ。



結構がっしり大きな石垣がありやはりかなり大規模な城郭だったんだろうなと想像できる。



大きな本丸の石垣をくぐり抜けるといよいよ天守跡。



束石跡が建物跡かと思ったらこれは地下1階部分、
その周りの石垣部分が1階の総面積なのでやはりかなり大きい。



もちろんここが頂上なので見晴らしは抜群。
今でこそ眼下は田園地帯だがこれは大中の湖の干拓地、
昔はすぐ山裾まで湖岸があったのでそれは素晴らしい見晴らしだったのだろうな。



信長が天下を取って眺めた風景が今ここにある。
なかなか感慨深いものがあります。


天守跡で少し休憩をして下りルートへ。

信長公本廟をお参りして
少し下ると旧見寺跡へ。



ここには信長が現湖南市の長寿寺(東寺)から移築したとされる三重塔がある。
馴染みのあるお寺の三重の塔が信長によりここに移築されていたと思うとそれはそれで凄いなぁと思いました。



ここからの眺めも素晴らしい。
こちらは西ノ湖が今でもすぐ眼下に広がる。



信長の見た天下の夢、
完成後3年という僅かな期間ではかなく消えた幻の城
まさにここが夢の跡だったんですね。


安土城をあとにして近江八幡でランチして
しばし八幡掘を徒歩で散策。
こちらの紅葉バックの堀風景が美しいこと。



写真ではひっそりとして見えるが結構な観光客で賑わってました。



足が痛い痛いといいながらも結構な本日の運動量、
3連休締めくくりの今日も充実した1日でした。







コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする