かなちゃんは順調に回復とのことでほっとした
大変だからな
入院中は行かない方がいいと言われたが
なんかなあ
娘がかわいそうで
娘を見舞ってやりたい思いに駆られる
そう考えてたら
母を思い出した
我が家は娘が肝が据わっている人間で
なかなか大したもんだなあ
あのこ
と思ってたが
武蔵に似たなと思ってた
眼科の先生もあなたの娘じゃないんじゃないの?と
肝の小さい私をからかった
私は子供のころ(じゃないか若者のころ)自分の行く末に対応しきれず半狂乱だったが
わたしと似た父(違った逆か)はそれに輪をかけて半狂乱になるので
参ってしまって
私は逃げて家出した
ああいううるさいのがいないところでじっくり考えないとやってけない!と思ったのだ
そのことにまた父は半狂乱になって大騒ぎ
その父を母はたしなめたそうだ
自分の娘が信じられないのか!大丈夫だ あの子は
信じてやりなさい!と
叱り飛ばしたそうで
今改めて母の偉大な愛を思い出して
また
泣いてるんだよ
ホント
なんちゅうバカだ 私
家族にいろいろ問題が起きる
ということがないということはたぶん
そんなことはないだろうけど
そういう時に
人間には肝の座ってるのと座ってないのと
二種類あるんだな と思った
でも考えてみると
肝が据わってないのって知ってる人で私とおやじだけだ
なんだ!私と親父さんだけがアホかいな
わたしと父は一人っ子という共通項もある
それでか?
ま
ともかく かなちゃん よかった
かなちゃんが大きくなってここ田舎にきて
虫だのカナヘビだのと
猫みたいに遊べるようになるまで
私も元気でいないとな
ともかく
お庭に出なくても我が家はトカゲや
バッタが横行してるよ
無残なのは押し入れや茣蓙の下で
息絶えてる子たちがいっぱいなのだ
鳥さんも いろいろいるよ