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いくつになっても人生これから

アメリカンドラマに見るアドラー心理学実践

2014-12-20 07:33:54 | TV番組

 

まあ、私はほっとけば一日中TVを見ている訳ですが

そのなかでも、一番楽しみにしているドラマは

「メジャークライムー重大犯罪課」というアメリカンドラマです。

 

なにが好きって、重大犯罪課の一癖ある面々を

束ねる女性警部がかっこいい。

若くも美人でもない人ですが、魅力があって

吹き替えの声がまたステキなのです。

シャロンといいます。

 

再放送で、2度目の視聴ですが、やっぱり

この人好きだな。

シャロンの言葉は理論的で、ところどころで

アドラー心理学の影響があるのでは?と思われるのです。

それくらい、アドラー心理学は普通なのかもしれませんが。

 

たとえば・・・ちょっと長くなりますが状況説明から

シャロンは、裁判の重要参考人としてラスティという18歳の少年を

自宅に保護しています。少年は裁判で証言する代わりに、失踪した

母を探すという交換条件を出しています。捜査の結果、母を見つけ

母が旅費とした請求した5千ドルという法外なお金も送金しました。

そして、母親の乗っているはずの長距離バスの駅にラスティは

迎えに行きますが、母親は途中の駅で、お金をもって男と

逃げてしまっていました。

 

帰ってきたラスティに

シャロン 「私たちは、おかあさんにチャンスをあげた。そのチャンスを

ふいにしたのはおかあさんよ、あなたのせいじゃない」

ラスティ  「自分が愛されていなかったことを認めるのはつらい」

シャロン  「去った人を想うのはもっとつらい」

 

こんなどうしようもない場面で、こんなこと言える大人っているのかな。

(↑  ドラマです。のめりこみ過ぎ)

ぐずぐずと慰めるわけでもなく、かわいそうにと抱きしめるわけでもない

でも、的確にラスティの心を救っていると思います。

アドラー心理学の「課題の分離」というところではないかなと思います。

その行動の結果を誰が受け止めるのかということを

基準にして物事を考えるということと理解しています。

 

ラスティはこの後、散々渋っていたシャロンの勧める学校への

転入書類に自ら記入を始めます。

 

アドラー心理学の目標である、自らの力で問題に向かうという事を

ラスティーはできるようになって行きます。

 

シャロンとラスティの話は、サイドストーリーなのですが、

私は、どちらかというとこちらを中心に見ています。

ラスティと暮らしながら、毎回事件を解決していく

シャロンを見ているという風です。

 

DLIFEで、毎日午後8時からの放送です。